この1ヶ月。
振り返ってみると、イタリアン、フレンチ、スパニッシュ、と西洋料理の有名どころを習った。
最近でこそ和カフェやカフェ飯で韓国ご飯物などアジアンなメニューも見かけるようになったが、やはり一般に「カフェ」というと西洋スタイルな感じがする。
西洋料理の実習で講師の方に言われて、「おぉ!」と気付いたこと。
それは、「西洋料理では調味料に砂糖を使うことはほとんどないんですね。」
確かに。塩と胡椒以外を使ったことがない。
じゃぁ、西洋料理は「甘み」を使わないかと言うとそうではない。
その甘みをどこから取るかというと、砂糖として加えるのではなく、野菜から引き出すのである。
玉ねぎをアメ色になるまで炒めると甘くなる、ということは一般によく知られている。
それと同じで、ほとんどの野菜はじっくりと火を通すことで甘みが強まる、そうだ。
さらにこれをジュースとして鍋やフライパンの中に出すには、「塩」を使うと効果的、とのこと。
なので、西洋料理では良く塩を使う。
下味付けとしての塩、味を調えるための仕上げとしての塩は知っていたが、炒めたり煮込む際に野菜を加えると同時に軽く振る「中味付けとしての塩」という存在を、この実習講義を通して初めて知った。
新しく野菜を入れるたびに、その野菜からの甘みを出すために軽く塩を振る・・・。
カポナータなどはこの典型。
例えば、ある調理メニューに「トータル3gの塩」と書いてある場合は、最後にどっと3gの塩を入れるのではなく、中味付けに使いつつ本当に全体で3gを使う配分となる。
中味付けの塩で気をつけなくてはならないのは入れすぎないこと!
スープなど、ブイヨンや水で味の濃さを調整できるもの以外は、一度入れた塩を除くことはできない。
「塩‘加減’」と言っても、実際には‘減’はできないのである。
だから、最後の味付けで整える時に適切な塩を加えればいいので、中味付けの塩はほんのパラパラッ と加えるのがポイント。
ちょっとしたことではあるが、これが旨味の深さとして違いが出るポイントであることは確かである。
振り返ってみると、イタリアン、フレンチ、スパニッシュ、と西洋料理の有名どころを習った。
最近でこそ和カフェやカフェ飯で韓国ご飯物などアジアンなメニューも見かけるようになったが、やはり一般に「カフェ」というと西洋スタイルな感じがする。
西洋料理の実習で講師の方に言われて、「おぉ!」と気付いたこと。
それは、「西洋料理では調味料に砂糖を使うことはほとんどないんですね。」
確かに。塩と胡椒以外を使ったことがない。
じゃぁ、西洋料理は「甘み」を使わないかと言うとそうではない。
その甘みをどこから取るかというと、砂糖として加えるのではなく、野菜から引き出すのである。
玉ねぎをアメ色になるまで炒めると甘くなる、ということは一般によく知られている。
それと同じで、ほとんどの野菜はじっくりと火を通すことで甘みが強まる、そうだ。
さらにこれをジュースとして鍋やフライパンの中に出すには、「塩」を使うと効果的、とのこと。
なので、西洋料理では良く塩を使う。
下味付けとしての塩、味を調えるための仕上げとしての塩は知っていたが、炒めたり煮込む際に野菜を加えると同時に軽く振る「中味付けとしての塩」という存在を、この実習講義を通して初めて知った。
新しく野菜を入れるたびに、その野菜からの甘みを出すために軽く塩を振る・・・。
カポナータなどはこの典型。
例えば、ある調理メニューに「トータル3gの塩」と書いてある場合は、最後にどっと3gの塩を入れるのではなく、中味付けに使いつつ本当に全体で3gを使う配分となる。
中味付けの塩で気をつけなくてはならないのは入れすぎないこと!
スープなど、ブイヨンや水で味の濃さを調整できるもの以外は、一度入れた塩を除くことはできない。
「塩‘加減’」と言っても、実際には‘減’はできないのである。
だから、最後の味付けで整える時に適切な塩を加えればいいので、中味付けの塩はほんのパラパラッ と加えるのがポイント。
ちょっとしたことではあるが、これが旨味の深さとして違いが出るポイントであることは確かである。
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