U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

【Salone Report】馨華中国茶易経茶會

本日は、馨華(シンファ)代表の秦さんによります、中国茶品茶会、「馨華中国茶易経茶會」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

易経』は、四書五経と呼ばれる儒教の経典の一つです。「易」は、中国の哲学、自然科学、社会科学等あらゆる中国文化の祖であり、「中国医学」を生む源ともなりました。 古代では、占いは現在よりももっと重い意味を持ち、政治をも動かす重要なものでした。
その周易に記される人間や自然と繋がり秘密を解読して、お茶を楽しみながら、智慧を身につける「易経茶會」です。

今回もいろんな易経についての智慧、易経から派生したことの智慧について、秦さんから伝えていただきました。

また、今回も参加くださった方おひとりにひとつ「易経占卦」を行い、秦さんが、それぞれの方が出した易経を読み解きをしてくださいました。


そして、本日は3種類のお茶を味わいました。

本日、味わいましたお茶です。
 
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(上) 王妃の香:バラの蕾だけを集めたお茶。有機栽培で造られたバラは、中国においても基調とのこと。
(右下) 太平猴魁:猴(サル)に関する伝説が伝わる黄山で取れる最高峰緑茶のひとつ。透明に近い水色でありながら香りと味は濃厚なお茶です。
(左下) 東方美人茶:台湾で造られるお茶。完全発酵の紅茶にも近い味わいのお茶です。

【Live Report】 Tuesday Night Live 2024.5.7 山口 廣和(gt.)

5月7日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 山口 廣和 さんです。

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世界中で奏でられているギター、そしてそのルーツであり、派生した楽器。
そんな多様性を取り入れてひとつに融合するギターサウンドを奏でる山口 廣和さん。
“ソロ演奏”は、そんなギタースタイルのサウンドと音楽の探究者である山口 廣和さんの魅力をストレートに堪能できるステージングです。

山口 廣和さんのギター演奏では、さまざまな奏法にて多彩な音や響きで音を紡いでいき、ギターという楽器の可能性の広さと深さを感じます。
また、7弦ギターの音域を活かしたソロ演奏は、時折、ベースソロのように、さらにはベースとギターのデュオのように聴こえました。

本日も山口 廣和さんのオリジナル曲を軸にしつつ、ジャズのスタンダード曲では、ピアニストの巨匠の作曲の中でもメジャーではないけれどもすばらしい曲を取り上げて、ギターのソロならではのサウンドで聴かせてくださいました。


そして、山口 廣和さんといえば、リュートの演奏。

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リュートは楽器の特性上、生音での演奏に限られ、その点、カフェ・ユーの大きさと壁の質感、さらにはソロ演奏という組み合わせはリュート演奏に最適とのことで、毎回、演奏くださいます。
前回からバロック期の復元リュートでの演奏。

今回もルネサンスリュートの作曲者の曲、そしてバロック時代に活躍したリュート作曲者の曲と、時代に沿って演奏くださいました。

そして、今回は、前回初演時に公約されていたさらなる展開として、バロック時代のリュート作曲者のソナタ第2番から初演時のプレリュードとアルマンドに加えて、さらにブーレとサラマンドが加えられ、4曲演奏されました。


アンコールでは、山口 廣和さんが馬頭琴とリュートの共演のために書いたセレナーデを、即興の要素も入れた夜想曲ならぬ「馬想曲」として演奏くださいました。

今宵も、山口 廣和さんならではの、楽器も、時も、クロスオーバーするソロライブでした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ギターサウンドの多様で多彩な魅力をたっぷりと堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Hand Me Down (山口 廣和さんオリジナル曲)
2. B Minor Waltz (For Ellaine)
3. My Spoon (山口 廣和さんオリジナル曲)
4. Not All Dogs Go To Heaven (山口 廣和さんオリジナル曲)
5. Fortune (John Dowland)
6. Fantasia(Sylvius Leopold Weiss)

<2nd Set>
1. Dawn (山口 廣和さんオリジナル曲)
2. Furiko (山口 廣和さんオリジナル曲)
3. Misterioso
4. Sonatas for Lute Nos.2(Sylvius Leopold Weiss)
prélude
allemande
bourrée
sarabande
5. Lute Song (山口 廣和さんオリジナル曲)

<Extra>
馬想曲 (山口 廣和さんオリジナル曲)

1st-5,6, 2nd-4, Extra:baroque Lute by 山口 廣和さん

【Live Report】 Afternoon Tea Live 2024.5.3  北村 真紀(pf.)& 石井 信義(gt.)& 松村 拓海(fl.)

5月3日は、祝日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏をお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ピアニストの北村 真紀さん、ギタリストの 石井 信義さん、フルート奏者の 松村 拓海さんです。

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北村さんと石井さん、松村さんのトリオライヴは北村さんのオリジナル曲中心にリストが組まれます。

今日は、ジャズの巨匠たちの名曲のカヴァー演奏も織り交ぜながら組まれました。

そのうち2曲は、この日のライヴ数日前に生まれたばかりの新曲。
そのひとつ、「天藍の空に咲くオオアマナ」は、北村さんが好きな色、アオや紫からインスパイアされて生まれた曲で、タイトルもアオにちなんだ言葉が散りばめられています。
そして、曲想は、どこまでも純粋でクリアな“ブルース”と表現したくなるような曲と演奏でした。

そして2曲は、北村さんが落ち込んだ時に創った、という曲。
ゆらゆら たおたお」は、落ち込んだ気分に浸らせてくれながらも、気丈さを保たせてくれるような曲、
そして、「I Hope」は、とことん落ち込んだからこそ吹っ切れる心境を表すような曲でした。

また「オレンジ色の空を見上げて」は、北村さんの息子さんとの自転車二人乗りの時のエピソードから生まれた曲。
それと合わせて、北村さんの息子さんが生まれ出る一足先に生まれた石井さんのオリジナル曲「Hibiki」も取り入れられました。

そして、前回のライヴのための新曲として創られた、北村さんのお父さまのエピソードから生まれた曲は「息吹」とタイトルが付けられました。


北村さんが感じたことが曲になったものを、
北村さんのピアノ、石井さんのギター、松村さんのフルートで音楽になることで
私たちにも感じるカタチになって伝わるトリオのライヴ。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、心に寄り添うやさしい灯火の音色が重なり合って音楽になる生演奏のひとときをご一緒できまして嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 息吹 (北村さんオリジナル曲)
2. My Song
3. 展藍の空に咲くオオアマナ (北村さんオリジナル曲)
4. Hibiki (石井さんオリジナル曲)
5. I Hope (北村さんオリジナル曲)
 
<2nd Set>
1. Tell Me A Bedtime Story
2. ゆらゆら たおたお (北村さんオリジナル曲)
3. 兆し (北村さんオリジナル曲)
4. Something Special
5. オレンジ色の空を見上げて (北村さんオリジナル曲)

<Extra>
Blackbird

2nd-1, 2:alto flute by 松村 拓海さん
ほかすべて:flute by 松村 拓海さん

【Live Report】 Tuesday Night Live 2024.4.30 「あゆもにじん」 五十嵐 歩美(vn.)&マツモニカ(c-harm.)&長澤紀仁(gt.)

4月30日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント、「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの五十嵐 歩美さん、クロマチックハーモニカ奏者の マツモニカさん とギタリストの 長澤 紀仁さんによりますトリオ・ユニット「あゆもにじん」です。

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小さな音の楽器の代表格、アコースティックギターとクロマチック・ハーモニカ。
そして、小さいながらも大きな音が出せるヴァイオリン。
この3つの楽器がカフェ・ユーでは“完全生音”でバランスを取りつつ、
ブラジル音楽特有のリズムは長澤さんのギターで創り出し、
そのリズムにのってクロマチック・ハーモニカとヴァイオリンがメロディーを分けあったり、ハモリあったり、ソロを三人で回しあったりと、「あゆもにじん」にしかできないブラジル音楽アンサンブルを奏でます。


あゆもにじん」は、ブラジル音楽のみならず、ビートルズやバート・バカラックに、フォーククルセダーズなど、さまざまなうつくしい曲をアンサンブルするユニットでもありますが、この日は“ブラジル音楽オンリー”の演奏となりました。

しかも、ブラジル音楽の代名詞的な“ボサ・ノーヴァ”以外の曲、さらにブラジルのミュージシャンの曲を取り上げてのライヴでした。

ボサ・ノーヴァの以前からあるスタイルから近年のブラジルポピューラーミュージック、さらにはジャズ寄りのブラジルミュージシャンの曲などと、
ブラジルは国土も広く、そして音楽の歴史も長い、
そんなことを、「あゆもにじん」の演奏を通じて教えてもらいました。

2ndセットでは、「あゆもにじん」それぞれのブラジル音楽をベースにしたオリジナル曲も取り入れての演奏。
五十嵐さんのオリジナル曲のアドリブでは、いろんな人が駆け抜けていく演出までありました。


メロディーのうつくしい曲をさらにうつくしくする演奏と、愉しく和やかなトークで、たっぷりと愉しませてくれる「あゆもにじん」。
今宵もうつくしさを堪能し、愉しき時間で満たされました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、うつくしい曲をうつくしい演奏で、それも完全生音で、堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st set>
1. Muito À Vontade
2. Pro Zé
3. Choro Pro Zé
4. April Child
5. Ponteio

<2nd set>
1. Se Todos Fossem Iguais A Você
2. Esperança No.1 (マツモニカさんオリジナル曲)
3. Acaso
4. Voz de Pão (五十嵐 歩美さんオリジナル曲)
5. Porta Bandeira (長澤 紀仁さんオリジナル曲)

<Extra>
Samba de Uma Nota Só

【Salone report】 2024.4.27 U_Uらん倶楽部

本日は、さまざまなカタチでカフェ・ユーに集ってくださるみなさまの交流会サローネ「U_Uらん倶楽部」を開催いたしました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪

交流の場として、に加えて、カフェテーブルをみんなで囲み、世界の色々な場所の食事や飲み物を愉しむことも目的として開催する「U_Uらん倶楽部」。
視覚的にも、世界のいろんな場所の雰囲気を愉しんでいただく演出を加えました。

今回はプロローグ編として、フランス・スペイン・イタリアの料理提供しました。

お食事ガレット + シードルまたはアップルサイダー (フランス)

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ガレットはフランス・ブルターニュ地方の郷土料理。
もともとはハレの日に出されていた食事ですが、パリ市民にも愛されるメニューとなっています。
今回は野菜のチーズグリルをフィリングにしました。


パエリア (スペイン)

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魚介類がたっぷり乗ったバルセロナのパエリアが有名ですが、もともとはバレンシアの料理で、オスマントルコ支配下のときに生まれた料理です。
パエリアも、日常的ではなく、みんなが集まった時に作られるメニューです。


マチェドニア&カントゥッチ (イタリア)
ヴィンサント (イタリア トスカーナのデザートワイン)

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カントゥッチとヴィンサントは、イタリア フィレンツェの食後の締めとして愛されている組み合わせです。


人が集まったときに作られる世界の料理や
視覚的効果とともに雰囲気を愉しむことを
これを機に、いろいろ企画していきたいと思います。
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