U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

【Live Report】 Tuesday Night Live 2024.10.29 「DUO TREMOLO」 堀 秀彰(pf.)& 馬場 孝喜(gt.)

10月29日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日は、ピアニストの堀 秀彰さんとギタリストの馬場 孝喜さんによるデュオ・ユニット「DUO TREMOLO」でした。

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ピアノとギターは、主旋律を担うこともできれば、伴奏を担うこともできる楽器。
そんな特性を持つ2つの楽器がデュオを組むと、こんな色彩豊かな演奏になるのか!
と、堀さんと馬場さんのデュオの演奏は魅せてくださいます。

堀さんと馬場さんのデュオでの演奏では、かなりなジャズ愛好家の方でも
「こんな曲を演奏するなんて・・・」
と感嘆するほど、知られざる名曲をピックアップして演奏することで、驚かれることがあるそうです。

今日は、そんな堀さんと馬場さんらしいモダンジャズの選曲が随所に感じられるセットリストでした。

昼からの雨によってグッと冷え込みが深まったこの日にぴったりな、秋のバラードも演奏されましたが、そんな外の冷気を忘れてしまうような熱く濃厚なやり取りが、この日も交わされました。

馬場さんのギターをフューチャーした歌心満載のジャズスタンダードに、ジャズの巨匠をイメージした堀さんのオリジナル曲、そこからの巨匠作のスタンダード。
と、曲の背景や作曲者のことなども紹介くださりながら、熱いセッションで愉しませてくださいました。

そして、最後の締めくくりは、「DUO TREMOLO」のライヴの定番となっている、馬場さんのオリジナル曲「J.M.」。この日は、ジャズギターの巨匠の曲の演奏の余熱からそのまま熱い共鳴が展開されました。

そして、アンコールは、カフェ・ユーでは初の演奏となる馬場さんのオリジナル曲、でした。

曲の多彩さ
演奏の色彩豊かさ
堀さんと馬場さん、二人の共鳴で生まれるサウンドは
この日も熱く、それでいて心地よい世界に誘ってくださいました。

 
本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ピアノとギターの色彩豊かなハーモニーで彩られた生演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪  

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st set>
1. Something Special
2. From Day To Day
3. Quarter man (堀さんオリジナル曲)
4. Isn't This My Sound Around Me?
5. Autumn In New York
6. My Shining Hour

<2nd set>
1. The Surrey With The Fringe On Top
2. Time And Space (堀さんオリジナル曲)
3. Lester Left Town
4. Always And Forever
5. J.M. (馬場さんオリジナル曲)

<Extra>
Look Up Into The Sky (馬場さんオリジナル曲)

【Galleria U_U】 春は花 夏は緑 秋はもみじで冬はさむい 絵は新津隆康

10月になりました。
10月から11月のガレリア・ユーの展示は、「新津隆康展 ~春は花 夏は緑 秋はもみじで冬はさむい 絵は新津隆康~」展を開催致しております。

花や木、山や川・・・そして輝く太陽。私たちの目に馴染み深い、そこここにある自然をモチーフに、シンプルでありながら力強い筆致と鮮やかな色彩で描かれた油彩画。

洋画でありながら、和の魂と生命力が滾々と湧き出ているかのように感じます。

もしかすると、心の奥底に実は密かに抱いているある種の「ほとけ」や「浄土」のようなものを形にしたら、こんな風景なのかもしれません。

力強さとポジティブさ、そこに人間らしいユニークさのエッセンスをミックスしたようにも感じる油彩画展。

ぜひご覧ください。

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作品展は11/30(土)まで開催します。
大塚店地図
東京都文京区大塚3-5-4 茗荷谷ハイツB1F
Tel/fax 03-3944-2356

東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車
2番出口を出て左折 徒歩5分


来店の折にはカフェオーダーをお願いいたします
※休館日時がございます。詳しい情報はこちらの“Event Schedule”ご覧いただきますか、
 03-3944-2356 ガレリア カフェ ユーにお電話にてご確認ください。

【Salone report】 2024.10.22 茶論トーク 英米児童文学の愉しみ

10月22日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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今回、谷口さんが取り上げました英米児童文学は、「ルイザ・メイ・オルコットの作品世界」でした。

ルイザ・メイ・オルコットと言えば「若草物語
と連想される方も大勢いらっしゃると思いますように、「若草物語」はルイザ・メイ・オルコットの代表作であることは間違いありませんし、「若草物語」を抜きにルイザ・メイ・オルコットを語ることはできないと思います。

ですが谷口さんの茶論トークでも、ルイザ・メイ・オルコットのいろんな作品を紹介してきたように、「若草物語」以外にもルイザ・メイ・オルコットのすばらしい作品があります。
今回は、そんなルイザ・メイ・オルコットの「若草物語」以外の作品にもスポットを当てての茶論トークでした。

ルイザ・メイ・オルコットは、17歳の時に文学作品を出しているように、「若草物語」の前からもさまざまな作品を執筆していました。
その作品は、「若草物語」の中で、ベア先生が「そのような作品を書いてはいけない」と苦言を呈したような作品が多かったそうです。

そんなルイザ・メイ・オルコットの最初のヒット作が「病院のスケッチ」という、ルイザが南北戦争の傷病者の手当のお手伝いをした実際の経験をまとめた作品だったそうです。
このことから、ルイザは「リアルなことが人の心を打つ」ことに気づかせました。

そして、この傷病人を手当てした経験が、ルイザに1回目のヨーロッパ旅行の付添人のチャンスをもたらします。
そして、この1回目のヨーロッパ旅行と自身の4姉妹の話から「若草物語」の1巻目が生まれます。

若草物語」の1巻目が生まれた1868年、白人のアメリカ人の関心ごとは、自分たちのルーツである「ヨーロッパに行くこと」でした。
その中でも憧れの地とされたのが“フランス”だったそうです。

この「白人アメリカ人のフランスへの憧れ」をギュッと作品に込めたのが、谷口さんが訳された「8人のいとこ」シリーズです。

また、谷口さんの新刊「「若草物語」ルイザのヨーロッパ旅物語」のように、自身のヨーロッパ旅行を元にした作品も既知のとおりです。


また、それ以外にも、谷口さん以外の方が訳された、ルイザ、そして若草物語のマーチ一家を題材にした興味深い作品もたくさん紹介くださいました。


そして、茶論トークでは、現在テレビドラマとして放映されている「若草物語」をベースにした翻案ドラマのお話も語られました。

【Live Report】 Tuesday Night Live 2024.10.22 飯嶋 ももこ(vo.)& 武藤 勇樹(pf.)

10月22日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日は、ヴォーカルの 飯嶋 ももこ さんとピアニストの武藤 勇樹さん でした。

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飯嶋さんはジャズのスタンダード曲はもちろんのこと、それ以外にもビートルズやポップス、ロックなど、さまざまな曲を歌われます。
そんな飯嶋さんと武藤さんのこの日のライヴのオープニングはスペイン語の曲「Sabor A Mí」でした。

そして、飯嶋さんが別の方とのデュオで、カフェ・ユーに出演されて、お客さまのお好きな曲、として歌われてから、飯嶋さんもすっかり好きになられたディズニーソングも、武藤さんとのデュオでも歌われました。

ジャズのスタンダード曲としても歌われる「サウンドオブミュージック」のナンバーは、とあるピアニストの攻めたアレンジで、飯嶋さんのソロアルバムタイトルでもあるビートルズのナンバーはとあるベーシストのすてきなアレンジで、と、聴きなじみのある曲も、また違った魅力が感じられる歌と演奏で愉しませてくださいました。


うつくしいバラードはどこまでも清らかでうつくしく
熱い曲はどこまでも熱く
同じシンガー&同じピアニストなのか、と思うような飯嶋さんと武藤さんの演奏表現は、圧巻の一言。

その真骨頂的な「Both Sides, Now」。
今回も、一編の映画を観るような、全編を通して、壮大さなストーリー性を感じる表現でした。

バラードも、グルーヴも、“Both Sides”にすばらしい
ということをまた実感させてくれるような、ラストの選曲。

アンコールでは、飯嶋さんが実際に体験された話を絡めながら、心を救った行動をタイトルとする曲を実感込めて歌われました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、歌とピアノによるうつくしさと熱さとの“Both Sides”を堪能する演奏をご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪  

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st set>
1. Sabor A Mí
2. Alice In Wonderland
3. I'm Beginning To See The Light
4. I Want You
5. My Favorite Things
6. My Love
7. I Can't Make You Love Me

<2nd set>
1. I Wish You Love
2. I Didn't Know What Time It Was
3. Moody,s Mood for Love
4. In My Life
5. For Your Love
6. Both Sides, Now
7. The Jody Grind

<Extra>
Smile

【Live Report】 Afternoon Tea Live 2024.10.19 萱原 恵衣(vo.)&上長根 明子(pf.)

10月19日は、土曜日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏をお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴォーカルの萱原 恵衣 さんとピアニストの上長根 明子さんです。

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午後のティータイムに開催する萱原さんと上長根さんのデュオライヴは、
カフェテーブルを挟んで、トークを愉しむような・・・
そんな雰囲気で進行します。

今回も、
萱原さんが歌う曲の歌詞の内容を紹介しつつ、
そこから端を発してトークに花開き、
お客さまとのトークも愉しみながら、ライヴが展開していきました。


秋、になっても暑さがぶり返したこの日は、
「あまりにも暑過ぎて・・・」というタイトルのジャズのスタンダード曲から始まりました。

とは言っても、秋の雰囲気が漂い始めていることから、1stセットは「秋に聴きたいオムニバスアルバム」に収録されている曲を中心にセットが組まれました。
途中には、「世界が求めているモノ」が訪れることを祈念しての選曲もありました。

2ndセットはタイトルや歌詞に“秋”が入っている曲を取り上げつつ、二人で過ごすにふさわしい季節らしい曲も取り上げられました。

恒例の上長根さんのピアノソロ。
今回は2曲とも上長根さんのオリジナル曲。
ひとつは「秋は夕暮れ」に倣うようなタイトルの曲、そしてもう1曲は喜びと嬉しさが弾けるようなひとときを表現した曲でした。

今回も和やかなガールズトークとともに、数々の歌で午後のひとときを彩ってくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、午後のティータイムに、カフェでお茶しながらトークを愉しむような生演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Too Darn Hot
2. Waltz For Debby
3. What The World Needs Now Is Love
4. The Face I Love
5. ゆふぐれ (上長根明子さんオリジナル曲)
6. In The Wee Small Hours Of The Morning
7. I've Never Been To Me

<2nd Set>
1. Moon River
2. Autumn Leaves
3. That's All
4. She Told Me, She Told Me
5. How Do You Keep The Music Playing ?
6. Autumn In New York
7. Pleasant Time (上長根明子さんオリジナル曲)
8. So Far Away

<Extra>
Theme From Lupin Ⅲ

1st-5, 2nd-7:pianoforte solo by 上長根 明子さん
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