U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

【Salone Report】 2024.11.16 お茶 de フローライフ習慣

11月16日は、サローネ「お茶 de フローライフ習慣」を開催しました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪ 


「フロー」という状態は一般的には、
最高にリラックスしていながら、意識もはっきりしていて、かつ集中して行動ができている状態」を表す言葉で、その状態の時は心と身体と脳がしっかりと連携して、そしてその状態こそが「本来の状態」というのが私たちの解釈です。
同義な言葉としては「マインドフルネス」が広く知れ渡っています。


マインドフルネス」状態に誘う手法にはヨガや瞑想、座禅などさまざまにありますが「喫茶」も有効な手段の一つです。

お茶 de フローライフ習慣」では、「喫茶」のティーとして「おひるねヨガ」ナビゲーターの鈴木 めゆさんと共同開発したオリジナル・ブレンド・ハーブティ、“飲むヨガ”こと「フローティ」をお出ししています。

集まったみなさんで交わす「おしゃべりカフェ」では、前回から今回までの間に体験したこと、から始まって、いろんな会話を交わします。


本日も先ずは「おしゃべりカフェ」から。

おしゃべりカフェ」では、アイスブレイクトークをしてから、
加藤シャンティ徳子さんの「“ハート”も含めた“私たちの仕組み”」について、リマインドシェアしました。

そして、「“自分でも認めたくない嫌な自分”との向き合い方」についても、シェアしました。



いろんな経験から得た気付きを分かち合う機会としてのお茶 de フローライフ習慣」。
次回は12月21日(土)に開催致します。

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この日の采食顕美メニューは、“根菜のミネストローネ”でした。

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2024.11.15

11月15日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2024年9月からは「オーストラリア」のワインを取り上げています。

オーストラリアは、新興国の中でも、チリと共にワイン産業を盛り上げているワイン国。
世界一大きな島であり、また世界一小さな大陸であり、世界で6番目に広いと言われる国土はヨーロッパ全体のおおよそ7割にも匹敵し、その広さゆえ地域によって気候風土に特徴が異なります。
ワイン産地は、シラーズの銘醸地として最も有名なバロッサ・ヴァレーを始めとして、東端のニュー・サウス・ウェールズ州から西端の西オーストラリア州まで3,000km超にわたって点在しています。
また、近年は世界的なトレンドや地球温暖化による影響から、タスマニアやヤラ・ヴァレーをはじめとした冷涼産地(クール・クライメイト)にも注目が集まっており、異なるテロワールを持つ各産地から、多様性豊かなワインが生み出されています。
そんなオーストラリアでは、シラーズやカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネといった多彩なブドウ品種が栽培されており、その生産量と質の両方において重要な役割を果たしています。


オーストラリア」のワインの3回目は「ヴィクトリア州のワイン」を取り上げました。

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ヴィクトリア州は、オーストラリアの南東部に位置し、オーストラリアで最も小さい州で、メルボルンを中心に広がる産地です。
国内最高級のピノ・ノワールやシャルドネを生産するヤラ・ヴァレーやジロングなどの銘醸地を始め、州全域に小・中規模の生産者が点在しています。シラーズやカベルネ・ソーヴィニヨン、リースリングなどの葡萄品種からもワインが造られており、国内のワイン産業において重要な役割を果たしています。

19世紀の終わりには、ゴールドラッシュに促されるように隆盛を極め、オーストラリアでワインの生産量が最も多く、ジョン・ブルズ・ヴァインヤードなどは英国に多量のワインを輸出していたこともあり、イギリスへの輸出も大部分を占めるなどオーストラリアの歴史的ワイン産地で、オーストラリアワインの代名詞的な存在でした。しかしフィロキセラの襲来により壊滅的状況に陥って以来、酒精強化ワインの製造に力が入れられるなど1960年代に入るまでワイン産地として復活を遂げる事が出来ず、古くも新しい産地であると言えます。

ヴィクトリア州は州全体が葡萄栽培に適しているため、他の4つの州とは異なり海岸と山地に隣接している部分だけでなく、州の南西の端から北東まで各所で、葡萄栽培が行われていている、オーストラリアでは珍しく州全域でブドウ栽培が可能な産地です。そのためオーストラリア一小さい州ながらも生産量は全土の25%を占めています。

内陸から沿岸まで様々な土壌と気候が存在。多様なタイプのワインが生み出されていますが、冷涼な気候がもたらす透明感のあるエレガントな味わいが特に高く評価されています。

ヴィクトリア州はスワン・ヒルなどヴィクトリア州北西部を除き、オーストラリアの州の中でも冷涼な地域です。一部温暖な地域があるなど多彩な気候を元にカベルネ・ソーヴィニヨン からシャルドネ、ピノ・ノワール、シラーズなど多様な品種が植えられているのに加え、ユニークな酒精強化ワインが造られています。

G.I.(オーストラリアの地理的呼称)はリージョン、サブ・リージョンあわせて22にのぼり、850を超えるワイナリーと650ものセラードア(試飲などもできる直売所)を誇ります。現在も毎週のようにヴァインヤードの設立、ワイナリーの操業のニュースで活気溢れたものとなっています。

既にヤラ・ヴァレーでは世界的に優れた評価を得ている生産者もいますが、ワイン産地として復活して未だ60年しか経っておらず、ヴィクトリア州全体は発展途上の産地であると言えます。近年、温暖化の影響により冷涼地域が見直されており、ヴィクトリア州に注目が集まっています。それとともに今まで注目されていなかった地区から新たなスターが生まれてくるなど活発な動きが見られている産地です。
 
今回はヴィクトリア州のヤラ・ヴァレー地区や、近年注目を浴びている地区のワインを実際に味わって、感じていただきました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Live Report】 Tuesday Night Live 2024.11.12 助川 太郎( gt. ) & 中村 新太郎さん( wb. )

11月12日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesdays Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 助川 太郎 さんとベーシストの 中村 新太郎さんです。

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今回も、助川 太郎さんはアコースティックギターを用いて、中村 新太郎さんのベースと、ともに生音での演奏でした。

この日のオープニングは、カフェ・ユーでは初披露のジャズワルツから、でした。

助川 太郎さんと中村 新太郎さんの生音での演奏を一言で表すなら
「だけど、うつくしい」。

ボサ・ノーヴァやアルゼンチンの曲など、うつくしい旋律ながら、どこかもの悲しさや儚さ、脆さを内包しているような曲想が漂い、そんな、ただうつくしいだけじゃないものを内包しながらも「うつくしい」サウンド。
今回も、時に情熱が迸り、時に熱情を帯びながらもどこまでもやさしい音色で紡ぎ、冷静と情熱の絶妙なバランスの演奏で愉しませてくださいました。

また、
弦の響きを敢えて抑えたり、
楽器のボディを摩ったり、叩いたり
さまざまな奏法で放たれる音を取り込んで、ただうつくしく響く音だけじゃない、だけどうつくしいサウンドで、セロニアス・モンクの曲の独特なうつくしい旋律の世界を描き出されました。


回を重ねるごとに、
弾いたり、擦ったりという弦の音、
そして楽器のボディ、さらには演奏される自らのボディも使いながら
より深く、より躍動的に、より自由に、豊かな表現で愉しませてくださる助川 太郎さんと中村 新太郎さんのデュオ演奏。

秋の寂寥感を味わうのに、最高な選曲と演奏で、秋の夜長を愉しませてくださいました。



本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ギターとベースによるジャズそしてブラジル音楽で「うつくしく弾くだけじゃない けど うつくしい」デュオ演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Midnight Mood
2. Samba Em Prelúdio
3. Triste
4. In Walked Bud
5. Vuelvo al Sur
 
<2nd Set>
1. I Thought About You
2. Corcovado
3. Pannonica
4. Palhaço
5. Ever After

<Extra>
口琴ソロ by 助川 太郎さん

【Live Report】 Tuesday Night Live 2024.11.5 山口 廣和(gt.)

11月5日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 山口 廣和 さんです。

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世界中で奏でられているギター、そしてそのルーツであり、派生した楽器。
そんな多様性を取り入れてひとつに融合するギターサウンドを奏でる山口 廣和さん。
“ソロ演奏”は、そんなギタースタイルのサウンドと音楽の探究者である山口 廣和さんの魅力をストレートに堪能できるステージングです。

山口 廣和さんのギター演奏では、さまざまな奏法にて多彩な音や響きで音を紡いでいき、ギターという楽器の可能性の広さと深さを感じます。
また、7弦ギターの音域を活かしたソロ演奏は、時折、ベースソロのように、さらにはベースとギターのデュオのようにも聴こえます。

本日も1stセットでは、山口 廣和さんのオリジナル曲を軸にした構成で演奏されました。
世界のさまざまな国の要素を取り入れる山口 廣和さんのオリジナル曲、今回は“レゲエ”の要素を取り入れたオリジナル曲が初披露されました。
そして、ジャズのスタンダード曲はピアニストの巨匠の有名なバラードを取り上げて、ギターソロで聴かせてくださいました。


そして、山口 廣和さんといえば、リュートの演奏。

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リュートは楽器の特性上、生音での演奏に限られ、その点、カフェ・ユーの大きさと壁の質感、さらにはソロ演奏という組み合わせはリュート演奏に最適とのことで、毎回、演奏くださいます。
使う楽器はバロック期の復元リュート。

今回は、宣言されていたとおりに、バロック時代に活躍されたリュート作曲者のソナタ組曲を、プレリュードからジーグまで完奏されました。
そして、MCをされながらルネサンス期の調弦に変更して、続けてルネサンスリュートの作曲者の曲を演奏くださいました。

リュートへの憧れを曲にした山口 廣和さんのオリジナル曲のギター演奏で締めたあと。
アンコールはふたたびバロックリュートにて、バロック時代に活躍されたリュート作曲者の曲を演奏くださいました。

この日も、山口 廣和さんならではの、楽器も、時も、クロスオーバーするソロライブでした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ギターサウンドの多様で多彩な魅力とバロックリュートの音色をたっぷりと堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Furiko (山口 廣和さんオリジナル曲)
2. 4℃ (山口 廣和さんオリジナル曲)
3. Reggae #2 (山口 廣和さんオリジナル曲)
4. 'Round Midnight
5. Dawn (山口 廣和さんオリジナル曲)

<2nd Set>
1. Sonatas for Lute Nos.2(Sylvius Leopold Weiss)
Ⅰ. Prélude
Ⅱ. Allemande
Ⅲ. Courante
Ⅳ. Bouree
Ⅴ. Sarabande
Ⅵ. Menuet
Ⅶ. Gigue
2. Lachirimae(Flow, my tears) (John Dowland)
3. Lute Song (山口 廣和さんオリジナル曲)

<Extra>
Fantasie(Sylvius Leopold Weiss)

2nd-1,2, Extra:baroque Lute by 山口 廣和さん

【Salone report】 2024.11.2 U_Uらん倶楽部

11月2日は、さまざまなカタチでカフェ・ユーに集ってくださるみなさまの交流会サローネ「U_Uらん倶楽部」を開催いたしました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪

交流の場として、に加えて、カフェテーブルをみんなで囲み、世界の色々な場所の食事や飲み物を愉しむことも目的として開催する「U_Uらん倶楽部」。
視覚的にも、世界のいろんな場所の雰囲気を愉しんでいただく演出を加えました。

今回は「文化の日スペシャル」と銘打ちまして「落語を愉しむ」、をテーマに視覚・聴覚のセットとともに、「お弁当」をイメージしたワンプレート料理を提供しました。
またスペシャルドリンクとして、日本のワイナリーが造ったドライなロゼワインを用意しました。


プレートメニュー

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柚子塩ご飯 生ハム押し寿司風
卵のココット
トマトとカブのおでん仕込み
豚バラ肉のロースト レンコンの粒胡椒炒めとともに


そして

デザート:ベイクド柿

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また、今回のスペシャルドリンクは、山梨県で代々続く家族経営ワイナリーのロゼワインを用意しました。
日本でも骨格のある辛口ロゼを造りたい」というコンセプトがしっかりと感じられるロゼワインでした。

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人が集まったときに作られる世界の料理を、視覚・聴覚的効果とともに雰囲気を愉しむサローネ。
今後も、いろいろ企画していきます。
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