1月19日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪
2024年9月からは「オーストラリア」のワインを取り上げています。
今回は、ニュー・サウス・ウェールズの55%の生産量を誇るエリアでブドウ栽培とワインの生産を行っているエリアのワイナリーのワインを実際に味わって、感じていただきました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪
2024年9月からは「オーストラリア」のワインを取り上げています。
オーストラリアは、新興国の中でも、チリと共にワイン産業を盛り上げているワイン国。
世界一大きな島であり、また世界一小さな大陸であり、世界で6番目に広いと言われる国土はヨーロッパ全体のおおよそ7割にも匹敵し、その広さゆえ地域によって気候風土に特徴が異なります。
ワイン産地は、シラーズの銘醸地として最も有名なバロッサ・ヴァレーを始めとして、東端のニュー・サウス・ウェールズ州から西端の西オーストラリア州まで3,000km超にわたって点在しています。
また、近年は世界的なトレンドや地球温暖化による影響から、タスマニアやヤラ・ヴァレーをはじめとした冷涼産地(クール・クライメイト)にも注目が集まっており、異なるテロワールを持つ各産地から、多様性豊かなワインが生み出されています。
そんなオーストラリアでは、シラーズやカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネといった多彩なブドウ品種が栽培されており、その生産量と質の両方において重要な役割を果たしています。
「オーストラリア」のワインの5回目は「ニュー・サウス・ウェールズ州のワイン」を取り上げました。
ニュー・サウス・ウェールズ州は、オーストラリア南東部に位置し、国内最大の都市シドニーがある地域です。ニュー・サウス・ウェールズ州は、オーストラリアで最初にヨーロッパの植民地となった地で、ブドウの木が最初に植えられたのもこの州です。
ニュー・サウス・ウェールズ州は、オーストラリア南東部に位置し、国内最大の都市シドニーがある地域です。ニュー・サウス・ウェールズ州は、オーストラリアで最初にヨーロッパの植民地となった地で、ブドウの木が最初に植えられたのもこの州です。
同州における一大産地であり歴史もあるハンター・ヴァレーがワイン産業の中心地で、赤ワインは樹齢平均60~100年の黒葡萄シラーズ、白ワインは長期熟成に耐え国内最高峰の品質を生み出すセミヨンが、辛口から極甘口まで多様なスタイルで産出されています。また近年は質の高い葡萄が育つオレンジ、カウラ、ヒルトップスなどの地区に注目が集まっています。
多様な土壌と気候が存在し、南部の高地ではピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブラン、平地や温暖な地ではカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ、シャルドネなどの品種から個性溢れるワインが造られています。
オーストラリアワイン産業はシドニーにブドウ栽培が広がった事に始まります。
1791年に最初の植え付けに成功してから、ブドウ園はニュー・サウス・ウェールズ州の美しい場所で花開き、世界中からワイン愛好家が訪れています。ワインテイスティングはニュー・サウス・ウェールズ州を訪れる人に最も人気のアトラクションのひとつとなっています。
企画ツアーや自分で車を運転して、ワイン生産地へは簡単にアクセスできます。食とワインの道をたどり、農場の入り口やファーマーズ・マーケットで販売される新鮮な農産物を楽しむ。宿泊施設の幅広い選択肢があり、質の高いカフェやレストランも多くあります。
ニュー・サウス・ウエールズ州の生産量はオーストラリアワイン全体のおよそ30%を占めています。生産量は多いですが比較的手頃なテーブル・ワインの他、遅摘みや貴腐ブドウから作る甘口ワインの生産も盛んです。
ニュー・サウス・ウエールズ州は、北はヘイスティングス・リヴァーから南はタンバランバ、西はリヴァリーナまで及び、良質のワインから酒精強化ワインを含む濃厚な味わいのデザートワインまでの生産に、最適な気候に恵まれています。
オーストラリア大陸の東岸に位置するこの州は多様な気候に恵まれています。
シドニーの南方にあるショールへイヴン・コースト産地は海岸気候を活かしている一方、オーストラリア大分水嶺の頂上付近にあるアルパイン産地では海抜500メートル以上の地でブドウが栽培されています。
大分水嶺西側の内陸部を流れるマランビジー河やマレー河沿いには、温暖なリヴァリーナ産地やペリクータ産地、ならびにスワン・ヒル産地やマレー・ダーリング産地の北部が広がっています。
今回は、ニュー・サウス・ウェールズの55%の生産量を誇るエリアでブドウ栽培とワインの生産を行っているエリアのワイナリーのワインを実際に味わって、感じていただきました。
今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。