U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

【Galleria U_U】 Biennially Exhibition Vol.7 in Galleria cafe U_U Ryo Fukase

4月27日からのガレリア・ユーの展示は、「Biennially Exhibition Vol.7 in Galleria cafe U_U Ryo Fukase」展を開催致しております。

2022年9月に初登場された世界で活躍中の現代芸術家 深瀬 綾 氏。
2年に一度のビエンナーレ展を、今回はカフェ・ユーにて開催となりました。

12歳の時に独自に編み出した「ミルフィーユ技法」で描かれた作品は、40層にも重ねて描かれていますが、ただ色を重ねられただけではありません。
一層一層がそれぞれ一つの作品になっており、見る角度や光の差し加減によっても見える層が異なるという。
砕かれた天然石がキラキラと幾重もの輝きを放ち、見つめているとその奥にある何かに自分が引き込まれて溶け込んでしまいそうになる、ミラクルな作品です。
これは、実際に見ると実感できるものだと思います。
ぜひ右往左往、いろんな角度からご覧ください。

作品の販売は、作家在廊の日に限らせていただきます。
在廊時間は12時~16時です。

作家“不在日”は、次の通りとなります。
5/2(金)13(火)24(土)

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作品展は5/27(火)まで開催します。
大塚店地図
東京都文京区大塚3-5-4 茗荷谷ハイツB1F
Tel/fax 03-3944-2356

東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車
2番出口を出て左折 徒歩5分


来店の折にはカフェオーダーをお願いいたします
※休館日時がございます。詳しい情報はこちらの“Event Schedule”ご覧いただきますか、
 03-3944-2356 ガレリア カフェ ユーにお電話にてご確認ください。

【Salone report】 2025.4.26 U_Uらん倶楽部

4月26日は、さまざまなカタチでカフェ・ユーに集ってくださるみなさまの交流会サローネ「U_Uらん倶楽部」を開催いたしました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪

交流を愉しみながら、カフェテーブルをみんなで囲み、世界の色々な場所の食事や飲み物を含めた“文化”を愉しむことをテーマに開催います「U_Uらん倶楽部」。
視覚的にも、聴覚的にも、雰囲気を愉しんでいただく演出を加えています。

今回は「ゴールデンウイークスペシャル」と銘打ちまして「ロシオ聖母祭」、をテーマに視覚・聴覚のセットとともに、「スペイン・アンダルシア地方」に関連するメニューを提供しました。
またスペシャルドリンクとして、スペイン アンダルシア地方の酒精強化ワイン“シェリー”を用意しました。


スペイン・ロシオ聖母祭(ロメリア デル ロシオ)は、アンダルシア地方で6月初めに行われるロシオ聖母祭で、この祭にはスペイン全土から100万人の巡礼団が参加します。トレーラーを連ね、酒や料理を楽しみ、ドニャーナ国立公園で野営したり、フラメンコ衣装で踊り興じながら聖地を巡礼する人たち。
そんな巡礼のスタイルから“100万人のフラメンコ巡礼”とも呼ばれる宗教的な祭典です。
 この宗教行事にはスペイン全土だけでなく他の国からも巡礼者が集まり、この国で人気のある宗教アンダルシアの文化と伝統の一部である祝典です。

アンダルシア地方の祭典にちなみ、今回はスペイン料理の中でも、アンダルシア地方のメニューを取り入れてご用意いたしました。

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左奥のスープはアンダルシア地方の名物“ガスパチョ”です。
その手前左は“きゅうりとトマトのヨーグルトサラダ”
右は“鶏砂肝のビネガー煮”
手前右は“そら豆の煮込み トルティーヤ添え”
そして、手前左は“生ハムとフルーツのピンチョス”です。

そして、デザートには生のイチゴを使った“スパニッシュアイスクリーム”を用意いたしました。

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今回のスペシャルドリンクは、巡礼団の中でも登場するシェリー酒のボデガの方にちなみまして、アンダルシア特産の酒精強化ワイン“シェリー”を用意しました。
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人が集まったときに作られる世界の料理を、視覚・聴覚的効果とともに雰囲気を愉しむサローネ。
今後も、いろいろ企画していきます。

【Salone Report】 2025.4.25 12星座の活用術

4月25日は、サローネ「12星座の活用術」を開催しました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪ 



今回は、「西洋星読みの成り立ち」から始まり、西洋星読みで活用しているホロスコープをご自身の生まれた時のホロスコープ(ネイタルチャート)を見ていただきながら、智慧をシェアしました。

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今回は、ホロスコープの基本的な情報について前回のおさらいをしたあと、「牡牛座の時節」の特徴と牡牛座の時期にお勧めのワークショップをお伝えしました。

そして、12星座の三区分、四区分について智慧をシェアし、ご自身のホロスコープからご自身の“性質”を読み解いていただきました。


次回は5月23日(金)に開催致します。


【Live Report】 Tuesday Night Live 2025.4.22 井出 慎二(sax)& Fuming(pf.&Vo.)

4月22日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、サックス奏者の 井出 慎二 さんとピアニストの Fuming さんです。

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カフェ・ユーでの井出さんとFumingさんのライヴはバリトンサックスフューチャーをしての、バリトンサックスナイトとして開催されます。

井出さんのバリトンサックスとFumingさんの歌声とピアノで、低音を響かせてお届けする「バリトンサックスナイト」。

この日は、1stセットでは、“春”にちなんだジャズの曲を、そして初夏の気分の曲も交えて演奏くださいました。


井出さんは、いろんなサックスを所持されていますが、この日はご自分のモノではない“カーブド・ソプラノサックス”を持ち込まれ、2ndセットで井出さんのオリジナルでファンも多い曲をカーブド・ソプラノサックスヴァージョンで聴かせてくださいました。

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そして、この日も“バリトンサックスナイト”の名物コーナーとなってきた曲がたくさん演奏されました。

ひとつはFumingさんのオリジナル曲「赤ワインの歌」にちなんで用意します、イタリアのヴァッレダオスタ州の固有品種その名も“FUMIN(フミン)”で造られた赤ワインを、演奏を楽しみながらみんなで味わう「赤ワインの歌」。

ふたつめは、日本の歌謡曲をバリトンサックスで演奏するシリーズ。
今回は、ドラマの主題歌を取り上げて、演奏くださいました。

また、平和への祈念とともに演奏するビートルズの曲。

そして、今回は、1stセットも2ndセットも、「明けない夜はない」「止まない雨はない」と希望がある未来を歌った曲をFumingさんのヴォーカルとともに演奏くださいました。


そしてアンコールはやはり、「バリトンサックスナイト」のシンボル的な井出さんのオリジナル曲「貴方と夜とバリトンと」。
Fumingさん作詞が完成し、前奏での語りが加わり、バリトンサックスナイトの回を重ねるごとの進化していた曲を、今回も会場にいる方みなさんからの「コール」パートとともに演奏くださいました。



本日も、来場くださいました皆さまにとともに、低音の響きで魅了する“エンターテインメント”がたっぷり詰まった“生演奏”のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Up Jumped Spring
2. On Green Dolphin Street
3. 赤ワインの歌 (Fumingさんオリジナル曲)
4. I'll Remember April
5. On the Sunny Side Of The Street

<2nd Set>
1. カンパネルラ (井出さんオリジナル曲)
2. The Lion's Roar
3. 恋におちて-Fall in Love-
4. Let It Be
5. アフターレイン (Fumingさんオリジナル曲)

<Extra>
貴方と夜とバリトンと (井出さん作曲 Fumingさん作詞)

1st-3, 5, 2nd-5, Extra:vocal by Fumingさん
2nd-1:カーブドソプラノサックス by 井出 慎二さん
ほかすべて:バリトンサックス by 井出 慎二さん

【Salone report】 2025.4.22 茶論トーク 英米児童文学の愉しみ

4月22日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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今回、谷口さんが取り上げました英米児童文学は、「L・M・モンゴメリ 『赤毛のアン』から『パットの夢』へ」でした。

今年からアニメーションの新作も放映になる「赤毛のアン」。
その作者、L・M・モンゴメリは昨年が生誕150年でした。

谷口さんは「赤毛のアン」シリーズも含めて、モンゴメリ作品の翻訳をされているので、「赤毛のアン」以外の作品にスポットを当てて、お話しくださいました。

2月に紹介くださった、谷口さんが訳された“大人向けのモンゴメリ作品”、「青い城」と「もつれた蜘蛛の巣」に続いて、今回は、「銀の森のパット」と「パットの夢」のシリーズについてお話しくださいました。

モンゴメリ作品の翻訳において外せない村岡 花子さんは、当然、パットシリーズも訳されていらっしゃるのですが、なぜか、2作目となる「パットの夢」に当たる作品から「パットお嬢さん」として訳されました。

その理由について、そうなった事情を、谷口さんが教えてくださいました。


谷口さんは、原作の順番どおりに、「銀の森のパット」そして「パットの夢」と訳されています。

今回は、作品の章の内容を追って、その魅力をお伝えくださいました。
銀の森のパット」と「パットの夢」は、プリンスエドワード島が舞台のお話。
赤毛のアン」のアン同様、パットも自分のお気に入りの家の近くの自然に、ステキなネーミングをしています。

そして、パットもアン同様、カッとなるととんでもない行動に出てしまいます。
それは、作者モンゴメリーも同様なのだと、谷口さんが教えてくださいました。

アンシリーズ同様に、パットシリーズも、その情景が目に浮かぶようなモンゴメリーの詩的な表現が随所にあるので、とても訳しやすかった作品とのこと。

とはいえ、アイルランド訛りのお手伝いさんが居たりと、翻訳家ならではの悩みの種もあります。
アイルランド出身のお手伝いさんは、とても魅力的な人物で、主人公だけでなく脇役のひとりひとりにも大切なキャラを付けるのはモンゴメリーらしい、と谷口さんは仰います。
そんなステキなキャラが活きるように、谷口さんが工夫されたアイルランド出身のお手伝いさんのセリフは、どうぞ、翻訳本をご覧になって感じてください。

パットが作品の中で、とても仲良くなるエリザベスは「赤毛のアン」のアンとダイアナのような関係を築きます。そして、その親密な仲になる時の様子は、「青い城」にも似たシーンが描かれています。

そして、パットの周りには何人かの男性が登場し、「最終的にはどうなるんだろう?」と読者はヤキモキする展開が続くのですが・・・、読者の期待を裏切らないエンディングを描くのもまた、モンゴメリー作品のすばらしいところだと、谷口さんは仰います。

モンゴメリーらしさに溢れたパットシリーズの魅力を、モデルになった家や風景の写真も交えて、たっぷりと紹介くださいました。
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