U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

谷口由美子

【Salone report】 2018.6.12 茶論トーク 英米児童文学の愉しみ

本日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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本日谷口さんがご紹介くださった英米児童文学はルイザ・メイ・オルコット作の「若草物語」です。
「若草物語」は4巻ありますが、その第一巻である「Little Women」は1868年に出版されています。
つまり、今年は「Little Women」出版150周年の記念年にあたります。

ちなみに「若草物語」という書名は、矢田津世子さんによる翻訳の時、初めて使われたそうです。
この本の初版発行は1934年で、キャサリン・ヘップバーン主演による映画「若草物語」の日本公開に先がけて出版された本のタイトルです。
日本で最初に翻訳本が出版されたのは、良家の3人の女性の合作(北田秋圃はその3人の名前からそれぞれ一字をとって付けたそうです)で1906年(明治39年)に、『小婦人』の名で翻案のカタチで出ています。

「Little Women」は、19世紀後半のアメリカを舞台に、ピューリタンであるマーチ家の四人姉妹を描いた物語で、「Little Women Married, or Good Wives」、「Little Men」、「Jo's Boys」と続き、姉妹の成人・結婚やその後の生活が描かれています。

原題となっている「リトル・ウィメン」はルイザの父親が実際にルイザを含む4姉妹の娘たちを呼称するのに用いた言葉で、単なる幼い少女ではなく一人の立派な女性であるという意味合いで用いていたそうです。
このように、「若草物語」のシリーズには、ルイザが経験したさまざまな自伝的要素が散りばめられています。
ルイザ自身も4姉妹の次女で、その性格は話の中のJoに色濃く反映されています。
また、実際に若くしてなくなった3女のベスだけは話の中でも“ベス”の名前で描かれています。

ルイザは2度の渡欧経験があるのですが、その一回目は1865年、ルイザは従軍看護婦の仕事の経験もあることから、良家の娘さんが渡欧する際の付き添い看護婦として渡欧しています。

その時にスイス レマン湖のほとりで宿泊していた時にポーランド人の青年と出会っています。
その経験は、作品中で4女エイミーと結局は結婚するローリーに反映されているそうです。

谷口さんが監修された「若草物語―ルイザ・メイ・オルコットの世界」は、「若草物語」の著者ルイザ・メイ・オルコットの生涯を豊富な写真や資料で紹介しています。
その中では、ルイザの日記や手紙からの引用も含まれているのですが、ポーランド青年とのロマンスはルイザが存命の時に処分をしてしまっているために、秘されているそうです。

今年出版150周年を記念して、谷口さんの訳による「若草物語」の愛蔵版が出ることになっているそうです。


【Salone report】 茶論トーク 英米児童文学の愉しみ

本日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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本日はまず、2017年の12月に谷口さんの翻訳で出版された「大草原のローラ物語 パイオニア・ガール」に関連した動きのお話から始まりました。

出版後、今年の2月には教文館でイベントを開催されたり、新聞などで取り上げられたり、注目を集めている「大草原のローラ物語 パイオニア・ガール」。
5月には増版も決まったそうです。
そして今後も各地でイベントが開催されていくそうです。

そして、本日谷口さんがご紹介くださった英米児童文学はキャロル・ライリー・ブリンク作の「小さいママと無人島」です。
原題は「Baby Island」 、1937年に出版された本です。

この本の主人公は12歳と10歳の赤ちゃん大好きな姉妹。
この姉妹が父の居るオーストラリアへと、アメリカから乗船した船が嵐に遭遇
2歳から4ヶ月の4人の乳幼児とともに無人島に漂着するというお話。

この話は、作者のキャロル・ライリー・ブリンクさんがまだ子供だった頃は、近所の赤ちゃんを預かってあやすということが日常的だったことがベースになっています。
そして本が出版された1937年当時のアメリカでは、そのような光景が少なくなってきていたそうです。
12歳の女の子は兄弟姉妹ではない赤ちゃんの面倒をみることができる。
そんなメッセージも込められた作品なのでしょうか?

子供たちだけで無人島でどうやって暮らすのか?
それは本作を読んでいただくとして、今回のお話では「翻訳苦労話」を紹介くださいました。

「英米児童文学の愉しみ」でも何度か話題になっていますが、英米児童文学は時に原作をそのまま訳せない場合があります。 
時代背景の違いなどもあるのかもしれませんが、特に子供向け文学では「言葉の表現」が難しい場面がしばしば登場するそうです。

「知る」ことで「そうよね」と理解する人もいる一方で、「書いてあることをそのまま受け取ってしまう」人もいる。
それが懸案となって、言葉選びが慎重になってしまうことも、時には本の内容に変更が加えられることもあるそうです。

ただ、「理解する」ためにはまず「知る」ことから始まるのも事実。
たくさんの多様な文学と出会うことも、多様な世界を理解する一助になると思います。 

【翻訳家 谷口由美子の茶論トーク】 2018.4.24 お話づくりの名手キャロル・ライリー・ブリンクの新訳本です

「大草原の小さな家」シリーズをはじめ、「赤毛のアン」、「若草物語」、「サウンド・オブ・ミュージック」など、時代を超えて今なお読み継がれるあまたの英米児童文学。
その多くの英米児童文学の翻訳をされている谷口 由美子さんにお越しいただき、それぞれの作品にまつわる魅力的なエピソードをお話いただくお茶会、それが
翻訳家 谷口由美子の茶論(サロン)トーク 英米児童文学の愉しみ
です。


物語の世界と実際の原作者の生活との関係性や、
舞台化または映画化されるにあたって変更された部分やその理由などなど。
今でもその瑞々しい魅力を持ち続ける英米児童文学を、もっともっと読んでみたくなる♪
そんなお話に溢れるお茶会です。
大人の方はもちろん、これから英米児童文学に出会うお子さんにも参加して頂きたいお茶会です。


次回は、4月24日 14:00 から、「小さいママと無人島」です。

お話づくりの名手、キャロル・ライリー・ブリンクの新しい訳本「小さいママと無人島」。
無人島?
小さいママ?
どんなお話なのでしょう?
谷口さんがたっぷりとお話くださいます。

参加費 ¥2,000+カフェオーダー
U_U サポーター'sチケットご利用の方 ¥1,500+カフェオーダー

お問い合わせまたはお申し込みは、03-3944-2356 ガレリア カフェ ユウにお電話いただくか、もしくは[u_u_info]宛てにメールにて、ご一報くださいませ♪

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【Salone report】 「大草原のローラ」の音楽会

本日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」のスペシャルヴァージョン、「大草原のローラの音楽会」を開催いたしました。
来場下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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大草原のローラの話には、とうさんがバイオリンでさまざまな曲を演奏するシーンが出てきます。
その数、120曲とも言われています。
かつては演奏を耳にする機会の多い曲がいっぱいなのですが、最近ではその機会も減ったのではないでしょうか?
物語を読みながら頭の中で曲が鳴るとより物語の世界が活き活きとして愉しくなる、はず。

谷口さんはヴァイオリニストの福山 陽子さん、そしてピアニストの菅原 真理子さんとともに「大草原の風トリオ」を結成して、「大草原のローラ」の物語を耳でも愉しむ活動を行っています。

本日、ガレリア カフェ ユウでも演奏していただくことができました。

福山さんが“とうさん”、菅原さんが“かあさん”、そして谷口さんが“ローラ”となって、ルックスからもう物語の世界♪

ローラが進行役となって、出展物語と曲名を紹介して、とうさんとかあさんが演奏していきます。

「ヤンキー・ドゥードゥル」、「灰色雌馬」と曲名を聞いてはピンとこない方も、曲を聴くと「あぁ~」と気づく曲がたくさん。

「シルバーレイクの岸辺で」から選ばれた「ほうきはいかが」では、とうさんとかあさんがほうき売りとなって熱唱してくれました♪

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途中でスイーツ&ティータイムを挟みまして。
スイーツは、谷口さんが訳された「ローラのキッチンへ―ロッキーリッジの暮らしと料理」 の中のレシピから「アップル・スランプ」を創ってお出ししました。

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 りんごは1/4カットしたカタチで使うという大胆な料理。
ローラのレシピ通りに再現を試みました。

ブレイクが明けて、まずはローラによる朗読。

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朗読箇所は「大草原の小さな町」の「第23章 また学校が始まった 第24章 学習発表会」 から抜粋。
お読みになった方はおわかりでしょうが、とってもステキな箇所です。
ぜひ、お読みになってください♪

そして、ふたたび風トリオの演奏。
プログラム終了の後には風トリオからのクリスマス・プレゼントがありました。

音で聴く大草原のローラの世界のひとときを、皆さまとシェアできましたことに感謝致します。

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プログラム

「大きな森の小さな家」から
1. ヤンキー・ドゥードゥル
2. ポンとイタチが逃げてった
3. アーカンソーの旅人

「大草原の小さな家」から
4. おおスザンナ(みんなで歌いました)

「プラム・クリークの土手で」から
5. ジョニーが帰ってくる
6. ケンタッキーのわが家
7. あの子のところへ帰りたい
8.. 安息の家

「シルバー・レイクの岸辺で」から
9. ほうきはいかが
10. バーバリー・アレン

「長い冬」から
11. 灰色雌馬

「大草原の小さな町」から
12. 行進曲

<ティーブレイク>

朗読
「大草原の小さな町」
第23章 また学校が始まった
第24章 学習発表会

「この楽しき日々」から
13. ハイランド・メアリ
14. 古きやさしき愛の歌
15. 埴生の宿(みんなで歌いました)
16. ディキシーランド

<アンコール>
White Christmas 

【翻訳家 谷口由美子の茶論トーク】 2017.12.13 大草原のローラの世界を音楽でも愉しむ音楽会です

「大草原の小さな家」シリーズをはじめ、「赤毛のアン」、「若草物語」、「サウンド・オブ・ミュージック」など、時代を超えて今なお読み継がれるあまたの英米児童文学。
その多くの英米児童文学の翻訳をされている谷口 由美子さんにお越しいただき、それぞれの作品にまつわる魅力的なエピソードをお話いただくお茶会、それが
翻訳家 谷口由美子の茶論(サロン)トーク 英米児童文学の愉しみ
です。

次回、12月13日 14:00 から開催するのはスペシャルバヴァージョン、「大草原のローラの音楽会」です。

世界中で人気の高い『大草原の小さな家』でよく知られるローラの物語にはとうさんが奏でたヴァイオリンの曲やたくさんの歌が登場します。
そんな「ローラの物語」の世界を朗読とヴァイオリンとピアノで愉しむ活動を行っている“大草原の風トリオ”の演奏会を開催します。
当時のローラ達の服装を模した衣装での演奏です♪
 
当日は演奏とともに、かあさんになりパーティでおもてなしをするのが大好きだったローラが腕をふるった様々なお料理やスイーツのレシピが掲載された『ローラのキッチンから』(谷口由美子翻訳)より、ローラのレシピのスイーツを召し上がっていただきます。
 
ローラの世界を音楽で目で舌で愉しめるコンサート♪
どうぞお愉しみに!
 
出演:
『大草原の風トリオ』
谷口由美子(構成・進行・朗読)
菅原真理子(ピアノ・作曲・編曲)
福山陽子(ヴァイオリン)
 
参加費 3,700(ローラのレシピを再現したスイーツ+ドリンク付き)
U_U サポーター'sチケットご利用の方 ¥3,200


お問い合わせまたはお申し込みは、03-3944-2356 ガレリア カフェ ユウにお電話いただくか、もしくは[u_u_info]宛てにメールにて、ご一報くださいませ♪
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