U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

認知症サポーター養成講座

【Salone report】 2017.9.8 「認知症サポーター養成講座」

本日は、スペシャルサローネ「認知症サポーター養成講座」を開催いたしました。
ご参加くださいました皆さま、ありがとうございます。

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この「認知症サポーター養成講座」は、日本全国のまちが、認知症になっても安心して暮らせる地域になることを目指して、認知症の人もそうでない人も、共にタスキをつないで日本を縦断する列島リレープロジェクト「RUN伴(ランとも)」を機に、RUN伴の開催月に開催しています。

講師は“認知症の人と家族への応援者である「認知症サポーター」の養成ができる認知症キャラバンメイト”でいらっしゃる都丸 光子さんにお願いしています。

認知症」という言葉自体は随分と市民権を得てきたように感じますが、

どういった症状を呼ぶのか?
認知症を発症された方にはどういったケアが必要なのか?
発症された方だけでなく、介護される家族の方にはどのようなケアが求められるのか?
どんな行政の対応があるのか?

といったところまでもが浸透しているかどうか。

私自身で言えば「認知症サポーター養成講座」を受けるまでは、知らないこと、誤解していたことがたくさんありました。


「こんな私でもここで暮らしていいんだ」
という“居場所があるという安心感”を与えること。
これを地域全体で創っていくことを目指す「RUN伴」。
その意味でも、まず地域全体の方が識ることが大切なのでは?と思います。


本日は、講座の後も会話に花が咲き、また講座終了後にたまたま居合わせた方も加わってのトークがあったり。
こういったことが起きるのは、手前味噌かもしれませんが「カフェ」というスペースで開催するからならではことかもしれません。
 

【Salone Report】 2018.1.27 Salone di Grazie

2017年9月に開催されました「RUN伴2017文京」をきっかけにご縁がつながった

 お茶を飲みながら、くつろいでお話できる空間を提供するガレリア カフェ ユウ。

 「認知症サポーター」の養成ができる認知症キャラバンメイト。

 認知症の方へのヨガなど、ヨガをするのが難しい方々にヨガを伝えるナビゲーター。


この4名が一緒になって、様々な立場で「ケアする・される」方の間で、「ありがとう」が交わされるように♪ との想いとともに、様々な立場での「ケアする・される」の知識、智慧、心構えを共有する場として立ち上げたのが「サローネ グラツィエ」です。


まずは認知症の予防に、介護者のケアに、そして認知症当事者の方にも有効なヨガと介護のための智慧、そして予防のための智慧をお伝えする講座としてスタートしました。
本日は夜の時間帯開催の回でした。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます。


初めに、認知症キャラバンメイトの都丸さんによる紙芝居形式の「認知症予防講座」を、ついで認知症サポーターではない方を対象とした「認知症サポーター養成講座」を行いました。

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今回参加くださいました方は「介護経験中」の方でした。
必然、講座のキーワードから、実際の経験談をシェアする座談へと展開していきました。

活きた経験をシェアし合うこと。
なかなか穏やかになれない、ということを吐露し、「そうだよねぇ」と共感しあうこと。

「そのような場をカフェだったらできるかも」
というのは、都丸さんの常に持っていた想いでもあったので、自然とこのような場になったことに、主催者の私たちも嬉しい氣持ちになりました。

そして改めて、「座談の時間」も大切なのだな、と思いました。

最後に「おひるねヨガ」を参加者みなさんで体験しました。

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おひるねヨガ」は認知症の方へのヨガ、小学校低学年のヨガ、赤ちゃんや小さな子とお母さんのヨガ、妊婦さんなど、ヨガをするのが難しい方々でもできるヨガとして、めゆさんが伝えているヨガです。
「お昼寝をしながらするヨガ」。ではなくて、「おひるねをするように、自分にいろんなことを許してあげるヨガ」です。

ほかの方をケアされている方は、「自分のケア」よりも優先してしまうケースが多いことと思います。
実は、一番ケアされたいのかもしれません。
(と、この度の小室哲哉さんの件は提唱してくれているのかもしれないなぁと思います。)

自分の身体、自分の氣持ちをただただ「あるがまま」を受け入れてあげる。
「拒絶」ではなく「受容」をすることで、いろんなことを「ただ受け止める」力を養わっていく。
ヨガはそんな「生きる智慧」を伝えるのが本質。


また予防講座では、「徳し人メニュー」 として「サバサンド」を実食していただきました。

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アルツハイマー病に関する調査では、DHAやEPAを豊富に含む青魚を摂取する方にはアルツハイマー病発症が少ないというデータがあります。
「DHAがなぜ脳の活性化に良いのか」というメカニズムも合わせて紹介いたしました。


「認知症をケアする自分をケアする」
ということの実践も伝えていきたいと思います。

【Salone Report】 2018.1.17 Salone di Grazie

2017年9月に開催されました「RUN伴2017文京」をきっかけにご縁がつながった

 お茶を飲みながら、くつろいでお話できる空間を提供するガレリア カフェ ユウ。

 「認知症サポーター」の養成ができる認知症キャラバンメイト。

 認知症の方へのヨガなど、ヨガをするのが難しい方々にヨガを伝えるナビゲーター。


この4名が一緒になって、様々な立場で「ケアする・される」方の間で、「ありがとう」が交わされるように♪ との想いとともに、様々な立場での「ケアする・される」の知識、智慧、心構えを共有する場として立ち上げたのが「サローネ グラツィエ」です。


まずは認知症の予防に、介護者のケアに、そして認知症当事者の方にも有効なヨガと介護のための智慧、そして予防のための智慧をお伝えする講座としてスタートしました。

参加くださいました皆さま、ありがとうございます。


初めに、認知症サポーターではない方を対象とした「認知症サポーター養成講座」を認知症キャラバンメイトの都丸さんが行いました。

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認知症サポーター」 は“特別な何かをする人”ではありません。
認知症のことを正しく理解し、偏見を持たずに、認知症の人とその家族を応援する人」です。 
介護者としてではなく、第三者としてもできることを識ることで、認知症の人、そしてその家族の方を応援することができます。

次に「おひるねヨガ」を参加者みなさんで体験しました。

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おひるねヨガ」は認知症の方へのヨガ、小学校低学年のヨガ、赤ちゃんや小さな子とお母さんのヨガ、妊婦さんなど、ヨガをするのが難しい方々でもできるヨガとして、めゆさんが伝えているヨガです。
「お昼寝をしながらするヨガ」。ではなくて、「おひるねをするように、自分にいろんなことを許してあげるヨガ」です。

「おひるねヨガ」では呼吸に意識を向けながら、身体のいろんなところを自分の脳に再認識させていきます。
人のために一生懸命の方ほど、自分のことを「ないがしろ」にして自分の外のことをやっています。
そんな「ないがしろにされている自分の身体」を、あたかも人の身体のようにいたわってあげます。

関節の動きが悪いところも、「ほぐそう」とかしないで、ただただ「あるがまま」を受け入れてあげる。
「拒絶」ではなく「受容」をすることで、いろんなことを「ただ受け止める」力が養われていきます。


最後に、認知症キャラバンメイトの都丸さんによる「認知症予防講座」 が行われました。

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「認知症」は「長生きによって現れてきた病気」とも言えます。
ですので、最近の医療では「認知症の発症を予防する」という考え方よりも「認知症の発症を寿命以上に遅らせる」という考え方がなされているそうです。

またデータによると、アルツハイマー病のような脳の萎縮が確認されているのに、日常生活において認知症の症状が見られなかった人も確認されています。
そのような方全員に共通すること。
それは、「趣味や知的活動を、たくさんの友人や仲間と、愉しく続けている」ということです。 


また予防講座では、「徳し人メニュー」 として「焼き羊羹」を実食していただきました。

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アルツハイマー病に関する調査では、ビタミンCとビタミンEを同時に摂取する方にはアルツハイマー病発症が見られないというデータがあります。
「焼き羊羹」には干し柿とクルミを混ぜ込みました。


講座の終わりに、参加くださった皆さまからコメントをいただいたりと、座談を行いました。
「認知症」を正しく知って、認知症にならないように、そしてもし認知症になった方がいても愉しく暮らせるように、そんなまち創りをたくさんの「ひと」と創っていけるように♪
たくさんの方とつながっていければと思います。

次回は1月27日 18:00から開催いたします。 

【Salone report】 2017.9.6 「認知症サポーター養成講座」

本日は、スペシャルサローネ「認知症サポーター養成講座」を開催いたしました。
ご参加くださいました皆さま、ありがとうございます。

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この「認知症サポーター養成講座」は、日本全国のまちが、認知症になっても安心して暮らせる地域になることを目指して、認知症の人もそうでない人も、共にタスキをつないで日本を縦断する列島リレープロジェクト「RUN伴(ランとも)」の文京区での取り組み「RUN伴2017文京区」の中継点として協力することを機に発起しました。
RUN伴2017文京区のサイト」 

RUN伴2017文京区の実行委員のお一人の都丸 光子さんが“認知症の人と家族への応援者である「認知症サポーター」の養成ができる認知症キャラバンメイト”でいらっしゃったことから、「認知症について正しく識る」機会を創っていただきました。

認知症は脳の萎縮や脳の一部の欠陥が元で起きる症状で、「脳の糖尿病」と言われるように“生活習慣病”と理解されるようになっています。ですので、「なったらどうする?」の知識も大切ですが、「ならないためにどう日常をケアする?」という予防の意識もとても大切だと思います。

認知症の症状は、病気によって脳機能の障害症状である「中核症状」と、中核症状がもとになって本人の性格や心理状態となって出てくる「行動・心理症状」の2つに分けられます。「中核症状」は現代医学では改善が見込めません、しかしながら、「行動・心理症状」は周りの方の接し方によって改善する場合もあるし、急激に進む場合もあります。
そのために家族を含めた周りの方に求められる対応は
 認知症の方を 驚かせない・急がせない・自尊心を傷つけない+否定しない
です。 

認知症の方もそうですが、介護をされている家族の方の心労にも気遣いをする、そのように第3者にもできることがあります。 


上述しましたように、認知症の方とのコミュニケーションで大切なことは、特別なことではなく、一般のコミュニケーションと同じく、「相手の自尊心を傷つけない」ことです。

「こんな私でもここで暮らしていいんだ」
という“居場所があるという安心感”を与えること。
これは認知症の方を家族に持つ方だけでなく、地域全体で創っていくものだと思います。

できることは本人にやってもらい、できないことはできる人が手助けする。
認知症の方、身障者の方、優先席対象の方、健常者の方、全ての方に共通することではないでしょうか?

もちろん、「識っている」ことと「実践する」こととは別物ですが、「識らない」ことには始まりません。
そして実践することは、私たち自身の「人間性の向上」にきっとつながります。

とても貴重で大切な学びをさせていただきました。

今、認知症サポーターは全国で 9,066,685人(2017年6月30日現在)いるそうです。
そして本講座によりまして、3日の7名に加えて新たに本日7名の新しい認知症サポーターが増えました。 

【Special Salone】 2017.9.6 認知症を正しく知り『run伴2017文京区』を応援しよう「認知症サポーター養成講座」

9月3日夜、9/6午後、茗荷谷駅最寄 ガレリア カフェ ユウにて、「認知症サポーター養成講座」を開催します。学生さんからご高齢の方まで、どなたでも参加できますので、昼・夜ご都合のよい日にぜひお気軽にご参加ください。

この講座は、ナビゲーター役が『RUN伴2017文京区(9月16日区内全域で開催)』実行委員であることをきっかけに、開催することになりました。

開催日時 9月6日 14:00
参 加 費 ¥300(資料代)+カフェオーダー
定 員 

お問い合わせまたはお申し込みは、03-3944-2356 ガレリア カフェ ユウにお電話いただくか、もしくは[u_u_info]宛てにメールにて、ご一報くださいませ♪

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役所や銀行の人がつけているのを見かけるシリコン製のオレンジリング。
これは厚生労働省がよびかけ、ここ数年地域で展開されている
「認知症サポーター」である印です。

 そもそも認知症とは何?
 認知症の人にはどのように接するのがよいの?
 実際に親や自分がなってしまったらどうしたらよいの?
自分が今何をするのがよいのかを知って行動を起こすための背中を押すのが、「認知症サポーター養成講座」の役目です。
この講座を受講終了すると「認知症サポーター」として認定されて、「オレンジリング」を持つことができます。

講座では、標準的な「認知症サポーター養成講座」カリキュラムに加えて、暮らしの中で前向きに活かすことができる“しゃべり場”にしたいと考えています。


RUN伴2017文京区についての詳細と最新情報はこちらのサイトをご参照ください。



■『RUN伴2017文京区』 
開催 9月16日(土)11時 文京総合福祉センター1階スタート (江戸川橋駅徒歩4分)
または、文京区内のルート沿道でぜひ応援お願いします!

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