U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

楠井五月(ベース)

【Live Report】 Tuesday Night Live 2020.9.22 北床 宗太郎(vn.)&楠井 五月(b.)

9月22日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの 北床 宗太郎 さんとベーシストの 楠井 五月さんです。

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「デュオ特有のアンサンブル
コード楽器がいない(居たら居たで楽しいけど)
でも僕らは大丈夫、皆さん、必ず楽しめます!
何故なら2人がハーモニーだからです。
↑何を言ってるかわからない人は観にきてください(笑)」

これは、北床さんの告知文言。

ヴィオラの音域までを持つ5弦のヴァイオリンとコントラバスことベース。
クラシックの室内弦楽奏のように優雅で余韻もふくよかな演奏も可能な組み合わせ。
それは、「Over The Rainbow」にてたっぷりと愉しませてくださいました。

一方で。
北床さんの活動フィールドのひとつ、ジャズ・マヌーシュ(ジプシージャズ)の名曲「Swing 42」では、ツインギターのセッションのように、重なり合い、響き合い、掛け合いの妙をたっぷりと。

フランク・シナトラの持ち歌のひとつだった「I Get a Kick Out Of You」のように、オシャレさとスウィングの心地よさの見事なブレンド演奏もあれば、「Just The Two Of Us」のようにスウィング感とHip Hopに通ずるようなタテノリ感とが見事に融合した表現もあったり。


北床さんと楠井さん、ふたりの楽器の音域でのハーモニー。
またヴァイオリン単体でのハーモニーとベース単体でのハーモニー。
それのみならず、リズム感を生み出すカッティングやベースラインのパターンを双方が奏でたり。

アイデアの豊かさと表現の多彩さとで、奏でながら構築されていく多面な広がりを持つ演奏に、弦楽器デュオであることを忘れてしまいそうになりました。


メロディーラインは維持されながらも、北床さんと楠井さんのデュオによる「よりよい表現」の可能性を引き出すようなアレンジは、いわゆるスタンダード曲と言われる曲においても想像の域を超える表現となり、それが生演奏を行っているまさにその瞬間に生み出されているものであるところもまた、驚かされるばかりです。


歌があるスタンダード曲では、まるでヴォーカルの声が聴こえるかのような演奏。
その場にはいるはずもないヴォーカルやドラム、ピアノが北床さんと楠井さんの頭の中には存在していて、その存在がお二人が奏でる表現に織り込まれている、そんな感覚の表現でした。

北床さんが常に取り組んでいられる「童謡アレンジ」。
今回の生演奏では「赤とんぼ」のアレンジでした。
また今回は、北床さんのオリジナル曲も選曲に組み込まれました。

芝生の上で昼寝することもままならなかった2020年の過ぎ去った季節。
そんな春や夏に思いを馳せるオリジナル曲も取り入れられながらも、今の時節“9月”をもたっぷり味わう選曲リストでした。
 

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、無限の可能性に満ちた2弦楽器による“いい表現”を堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. I Get a Kick Out Of You
2. September In The Rain
3. Hide And Seek  (北床さんオリジナル曲)
4. East Of The Sun(And West Of The Moon)
5. Seaside Walk  (北床さんオリジナル曲)
 
<2nd Set>
1. Ring-A-Ding Ding
2. Over The Rainbow
3. Fly Me To The Moon
4. 赤とんぼ
5. Swing 42
6. Napping On The Grass  (北床さんオリジナル曲)
7. Just The Two Of Us

<Extra>
September

【Live Report】 Tuesday Night Live 2019.11.26 北床 宗太郎(vn.)&楠井 五月(b.)

11月26日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの 北床 宗太郎 さんとベーシストの 楠井 五月さんです。

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北床さんと楠井さんというデュオ編成の出演は、前のお店を通じても初。

ライヴ当日前に北床さんが下見も兼ねてお店に来てくださったあとのSNSの投稿で
「デュオ特有のアンサンブル
コード楽器がいない(居たら居たで楽しいけど)
でも僕らは大丈夫、皆さん、必ず楽しめます!
何故なら2人がハーモニーだからです。
↑何を言ってるかわからない人は観にきてください(笑)」
と書かれていた意味が、本当によくわかりました。

ライヴ開始、北床さんと楠井さんが揃って調弦をし始めた・・・と思っていたら北床さんのチャイム音の演奏からそのまま「If I Were A Bell」に、そのままMCもなく、北床さんと楠井さんが会話を交わすこともなく、「I'll Wait For You」、「Let's Fall In Love」と続けて演奏。

「阿吽の呼吸」、というよりも「以心伝心」のような・・・
互いに確認する必要もないくらいに、お互いに共通の意識があって、お互いの意図を感じあっているような演奏は、まったくの迷いも躊躇もなく、予め綿密な意思疎通がされているかのような流れ。

楠井さんのベースは、まるでピアニストが左手で一音ならしたリバーブの上に右手でコードを弾く、そのような奏法で、北床さんのヴァイオリンも、ベースラインで弾いた一音の余韻に主旋律の演奏を重ねて、と単音弦楽器の二重奏とは思えないような充実感。

そして、ドラムがいるかのようなストーリー展開をきちんとステキに知らせてくれるベースの演奏。

息もぴったりなユニゾンとグルーヴの共有が見事なBe Bapのブルース「Cheryl」のようなグルーヴ溢れる演奏はもとより、ジャズが知らない人でも知っていると思われるスタンダード曲「Over The Rainbow」で艶っぽい演奏。ロマンティックにも、ドラマティックにも、グルーヴ全面押し出しにも、どんな曲も如何様にも表現できる。そんな感触をお二人の演奏から感じました。

歌があるスタンダード曲では、まるでヴォーカルの声が聴こえるかのような演奏。
その場にはいるはずもないヴォーカルやドラム、ピアノが北床さんと楠井さんの頭の中には存在していて、その存在がお二人が奏でる表現に織り込まれている、そんな感覚の表現でした。

北床さんは「童謡アレンジ」という取り組みを常にされていますが、今回のライヴでは「北風小僧の寒太郎」のアレンジ。
「颯爽と現れるイケメンの寒太郎」を彷彿させるようなアレンジと演奏。

ライヴセットのラスト曲「3rd Degree」 は、コード楽器レスの単音弦楽器の二重奏であることを全く感じさせない圧巻の演奏。ふと、お客さまのご様子に目を向けると、みなさん思わず顔がほころび、身体が二人の演奏に合わせて自然と揺れている。
「いい音楽の力とはこういうことなんだなぁ」と思った瞬間でした。
 

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、いい音楽に身体を、心を揺らされるジャズのひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. If I Were A Bell
2. I'll Wait For You
3. Let's Fall In Love
4. Over The Rainbow
5. Just the two of us
6. 北風小僧の寒太郎 
 
<2nd Set>
1. I've Never Been In Love Before
2. Cook's Bay
3. Cheryl
4. Nuages
5. Softly, As In A Morning Sunrise
6. 3rd Degree

<Extra>
My Romance
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