U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

北床宗太郎(ヴァイオリン)

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.3.7 『弦の友』 北床 宗太郎(vn.)& 梶原 圭恵(vn.)&角谷 奈緒子(va.) & 寺尾 陽介(wb.)

3月7日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの 北床 宗太郎 さん、ヴァイオリニストの 梶原 圭恵 さん、ヴィオラ奏者の 角谷 奈緒子 さん、ベーシストの 寺尾 陽介さんのカルテットユニット「弦の友」です。

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2台のヴァイオリンにヴィオラ
これにチェロだと、クラシックの弦楽四重奏の編成となります
が、「弦の友」はこれにベース(コントラバス)が加わる編成。

さらに、全員が「ジャズ」という言語に精通している4人。

ですので演奏が始まると、もうそれは「ジャズ」のライヴ!

それは、演奏する曲がジャズの曲だから
だけではなく、
コード進行を担う楽器がいなくても、コードの響きを4弦で奏で、
リズムを担う楽器がいなくても、全員が共通のスウィングやグルーヴの上で演奏するから、です。

1stセットは北床さんのオリジナル曲やボサ・ノーヴァの名曲を織り交ぜながら、スタンダード・ジャズの演奏。

しかし2ndセットでは
梶原さんが選曲そしてアレンジしたJ-Pop
角谷さんがSTAY HOME期間中にSNSで出会ったポルトガルのミュージシャンのオリジナル曲
さらには北床さんアレンジのJ-Popと
ジャズ演奏者がもともとジャズではない曲を演奏すると、で愉しませてくださいました。

そして、北床さんのライヴ・ワークのひとつである、「童謡のジャズアレンジ」。
今回は、「春が来た」のジャズアレンジでした。

アンコールでは、2ndセットでも織り交ぜられたジャズ・マヌーシュ系の曲が取り上げて、
室内楽のような編成でありながら、最後はモンマルトルの丘の路上へと連れ出してくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、4弦カルテットによるジャズ演奏を堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. L-O-V-E
2. Triste
3. Lullaby of Birdland
4. Seaside Walk  (北床さんオリジナル曲)
5. Fascinating Rhythm

<2nd Set>
1. おもかげ
2. Flying to L.A.
3. Minor Swing
4. 春が来た
5. POP VIRUS

<Extra>
Place du Tertre

【Live Report】 Tuesday Night Live 2022.11.8 『弦の友』 北床 宗太郎(vn.)& 梶原 圭恵(vn.)&角谷 奈緒子(va.) & 寺尾 陽介(wb.)

11月8日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの 北床 宗太郎 さん、ヴァイオリニストの 梶原 圭恵 さん、ヴィオラ奏者の 角谷 奈緒子 さん、ベーシストの 寺尾 陽介さんのカルテットユニット「弦の友」です。

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2台のヴァイオリンにヴィオラ
これにチェロだと、クラシックの弦楽四重奏の編成となります
が、「弦の友」はこれにベース(コントラバス)が加わる編成。

さらに、全員が「ジャズ」という言語に精通している4人。

演奏前の調音の状態を聴くと、今からクラシックの演奏が始まりそうな雰囲気を醸し出しますが、いざ演奏が始まると、もうそれは「ジャズ」のライヴ!

それは、演奏する曲がジャズの曲だから
だけではなく、
コード進行を担う楽器がいなくても、コードの響きを4弦で奏で、
リズムを担う楽器がいなくても、全員が共通のスウィングやグルーヴの上で演奏するから、です。

だから
4弦のユニゾンだけで奏でられた曲も、ジャズの魅力たっぷりな演奏に

また、セット・リストでは
梶原さんのアレンジのすばらしさ
角谷さんのオリジナルの魅力
そして、寺尾さんの選曲のセンス
も感じる構成になりました。


北床さんのライヴ・ワークのひとつである、「童謡のジャズアレンジ」。
今回は、「北風小僧の寒太郎」を再アレンジして、ジャズ好きの方ならご存じのハービー・ハンコックの「Cantaloupe Island」と融合させての「北風小僧の寒太郎(カンタロウ)プ・アイランド」が演奏されました。


また、この日は、梶原さん、角谷さん、寺尾さんとともに「FIDDLASSTAR」で活動しているギタリストの鷲尾 広太さんが来場されていたこともあり、2曲、ゲスト演奏されました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、4弦カルテットによるジャズ演奏を堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. L-O-V-E
2. I Didn't Know What Time It Was
3. Seaside Walk  (北床さんオリジナル曲)
4. But Beautiful
5. Strasbourg St. Denis

<2nd Set>
1. Tricrotism
2. 青の記憶  (角谷さんオリジナル曲)
3. 北風小僧の寒太郎
4. Footprints
5. Take The 'A' Train

<Extra>
Dynamite

2nd-5,Extra:guest 鷲尾 広太さん on guitar

【Live Report】 Tuesday Night Live 2022.6.14 北床 宗太郎(vn.)& 黒沢 綾(pf., vo.) & 寺尾 陽介(b.)

6月14日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの 北床 宗太郎 さんとヴォーカルの 黒沢 綾 さんとベーシストの 寺尾 陽介さんです。

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カフェ・ユーでも、北床さんと黒沢さんのデュオ、黒沢さんと寺尾さんのデュオ(KUKKA)はありましたが、北床さん、黒沢さん、寺尾さん三人で共演は初めて、とのこと。
なので、今回のリーダーの北床さんも、三人でどんなサウンドになるか愉しみだったとのこと。

そんな、愉しみにしていた気持ちがそのまま表れたようなアンサンブルでした。

黒沢さんは時に歌のみ、時にピアノのみ、そして時に弾き語り、と曲によってスタイルを変え。
三人なのに、幾通りもの組み合わせと、それによる表現の違いが繰り広げられました。

演奏曲も、ジャズのスタンダードはもちろんのこと、
北床さん、そして黒沢さんのオリジナル曲、
さらには、北床さんと黒沢さんのデュオではお馴染みの“J-Pop”もあったり
デュオの時の特徴はそのままに、三人のアンサンブルはより厚みと幅の広い演奏で表現されました。


なお、この日は北床さんのオリジナル曲「Seaside Walk」のイメージをブレンドハーブティにしたオリジナルのブレンドハーブティのお披露目も兼ねたライヴでしたので、演奏曲目でも「Seaside Walk」を奏でてくださいました。
黒沢さんの海際にいるような波の音を模したピアノサウンドのイントロから始まるバージョンもステキでした。

また曲も“雨”をモチーフにした曲も取り入れられるなど、この季節だからこそ、むしろ愉しめる構成が組まれました。

思わずほっこりするようなMCと
心地よく重なりあうハーモニーに
すっかりリラックスさせてもらったアンサンブルでした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ヴァイオリンとベースの歌とピアノの多彩で心地よいアンサンブルを堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Tea For Two
2. Blue Bossa
3. 夜空ノムコウ
4. 傘ひとつから  (黒沢さんオリジナル曲)
5. Seaside Walk  (北床さんオリジナル曲)

<2nd Set>
1. あじさいのうたた音  (黒沢さんオリジナル曲)
2. Yesterday
3. Blue Moon
4. Walk
5. I Will Wait For You
6. Song Of Life

<Extra>
Cheek To Cheek

1st-1,3,2nd-1,2,3,Extra:vocal by 黒沢 綾さん
1st-2,5,2nd-5:pianoforte by 黒沢 綾さん
1st-4,2nd-4,6:vocal & pianoforte by 黒沢 綾さん

【Live Report】 Tuesday Night Live 2022.2.15 北床 宗太郎(vn.)&楠井 五月(b.)

2月15日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、まん延防止等重点措置モードにて開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの 北床 宗太郎 さんとベーシストの 楠井 五月さんです。

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ヴァイオリンとベース。
2つの弦楽器だけという編成。
それは、ピアノやギターのようなコードを担う伴奏役がいない
ということなのですが、そんなことを微塵も感じさせない豊かさが、北床さんと楠井さんのデュオ演奏にはあります。

さらに、
北床さんと楠井さんのデュオでは歌詞が付いているジャズ、いわゆる「歌もの」の選曲も多いのが特徴で、インストゥルメンタルだけの編成なのに、その演奏はとても歌心に溢れます。
今回はベースをフューチャーした「Yesterday」が、アレンジも、さらに演奏もステキでした♪

ジプシージャズの第一人者 ステファン・グラッペリのアレンジでアグレッシヴ全開な演奏から、「Cook's Bay」のようにゆったりと心地よい世界に誘うバラードまで、さらにはロマンティックな「Haunted Heart」をさらに耽美な世界へと昇華する、どんなフィールドでも自在にステキなアンサンブルを繰り広げる北床さんと楠井さん。

今回はさらに、北床さんがハーモニーだけを決めた譜面で、驚かせてくださいました。
北床さんがループエフェクターを使って生み出した疾走するかのようなグルーヴにのせて、繰り広げられる北床さんと楠井さんのアンサンブル。
メロディーのないハーモニーだけが決められた譜面のアンサンブルは、それはまるで、ルールの縛りのある中で芸術の域に達するようなスポーツのゲームを観るような、筋書きのないドラマがまさに目の前で展開していくようでした。

北床さんと楠井さんのオシャレでステキでカッコいいアンサンブル。
また新たな一面と可能性を愉しませてくださいました。
 

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ヴァイオリンとベースの2弦楽器による“オシャレでカッコいい大人の音楽”を堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Let's Fall In Love
2. What Is This Thing Called Love?
3. Do You Know What It Means To Miss New Orleans?
4. Cook's Bay
5. But Not For Me

<2nd Set>
1. It's Easy To Remember
2. Haunted Heart
3. Yesterday
4. Fascinating Rhythm
5. not yet-titled  (北床さんオリジナル曲)
6. Beautiful Friendship

<Extra>
Minor Swing

【Live Report】 Tuesday Night Live 2021.9.14 北床 宗太郎(vn.)&楠井 五月(b.)

9月14日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、緊急事態措置モードにて開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの 北床 宗太郎 さんとベーシストの 楠井 五月さんです。

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時は9月
予報通りに雨が降り出したこの日
北床さんがオープニングナンバーに選ばれたのは「September In The Rain」。
その曲の演奏は、
外の雨模様も、
さらには、今の日本を取り巻く鬱々とした世情さえも晴れ上がらせてくれるような心地よいスウィングでした。

さらに、心弾ませるワルツへと続く演奏。
よい音楽、そしてよい演奏は、どんな時でも、いともたやすく人の心を明るくしてしまうものなのですね♪
ということを、北床さんと楠井さんのアンサンブルで、改めて実感しました。

一転
今回、カフェ・ユーでの北床さん、楠井さんのデュオでは初演奏となる北床さんオリジナルのブルース「Lockdown blues」。
19世紀後半にアメリカで苦しんだアフリカ系アメリカ人が生み出した音楽である“ブルース”。
当時の方々の苦しさほどではないにしても、
今なら世界中のすべての人が“ブルース”の気分を理解することができるような気がします。

いつかは開けるだろうけれども、
いつ開けるとはわからない鬱々とした状況。
それを音楽として表現するスタイルを築いた先人、
そしてそのブルースというフレームで、今の気持ちを代弁する音楽を生み出す現代のミュージシャン。
その音楽、演奏で、心が救われる。
当時もそうであったろうと偲びながら聴きました。


いつもは五弦のヴァイオリンを用いる北床さんですが、今回は4弦ヴァイオリンで、生音率の高いチューンナップで演奏。
そんな音質を余すところなく表現する曲として、ジャズバラード「That's All」をオンリスト。
女性ヴォーカルのような北床さんのヴァイオリン演奏と
時折デュエットの男性ヴォーカルのような旋律演奏も交えた楠井さんのベース演奏のハーモニー。
北床さんと楠井さんのデュオでの「歌もの」は、本当に絶品です♪


北床さんと楠井さんのステキなハーモニーで、心は晴れやかに、そして心地よく緩ませてもらえました。
 

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ヴァイオリンとベースの2弦楽器による“カッコいい大人の音楽”を堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
1. September In The Rain
2. Valse du Passé
3. I Didn't Know What Time It Was
4. Seaside Walk  (北床さんオリジナル曲)
5. Lockdown blues  (北床さんオリジナル曲)
6. Tangerine
7. That's All
8. Lotus Blossom

<Extra>
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