U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

助川太郎(ギター他)

【Live Report】 Tuesday Night Live 2021.5.4 助川 太郎( gt. )

5月4日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesdays Night Live」を、緊急事態措置モードにて開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 助川 太郎 さんです。

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ギターサウンドの無限の可能性を感じる助川 太郎さんのソロギター生演奏。
今回は、全曲、助川太郎さんのオリジナル曲、その新アレンジ、かつ生音。
それは、新しいアルバムに向けて手をかけた曲。

「人前で演奏することで、曲は一気に成長が進む」
一人で弾いたり、配信では得がたいものがある
とは助川 太郎さんの言葉。

かつて自分名義のグループのために、兄弟でのプロジェクトのために書いた曲が、ソロ演奏のためにアレンジされた曲として、新たな成長を始めたこの日。それはまさに「破壊と再生」。


何も介さず、直接だから話せること。
誠実で実直な助川 太郎さんらしく言葉を紡いでいくMC。
それと同じように、ギターでも音を選び、紡いでいかれます。
さらにこの日は、いつものアコースティックギターに加えて、チャランゴ、そして100年の時を経たアコースティックギターの3種類から、ギターの音色を選んでの演奏でした。


サンバやショーロなどのブラジルにとどまらず、
チャカレラやワイニョなどの南米のリズムと助川 太郎さんの感性と経験と想いが融合した数々の“オリジナル曲”。

率直に
すべてを曝け出すことを恐れずに、
ただうつくしいだけではなく、
それでいて、やはりうつくしい、
助川 太郎さんならではの音の表現。

これからの助川太郎さんのソロワールドがますます愉しみです♪


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、助川 太郎さんの新たなソロワールドのひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. マウンテン・チャイルド
2. 西へ誘う列車
3. not-yet titled(チャカレラ)
4. アマレイロ
5. 海と寺
6. 池413 破壊と再生
7. あるワイニョ
8. 希望への眠り
 
<2nd Set>
1. これ以上逃れられない東の海辺の小さな町でやっと生まれた俺たちのサンバ
2. So Wonderful
3. 春のない男
4. ソナタの彼方
5. うまくいかない一日
6. 昨日の明日

<Extra>
北へ向かうサンバ~春風~Alegría Vida

1st-1,2,6:ヴィンテージ・アコースティックギター
1st-5:チャランゴ
ほかすべて:アコースティックギター

【Live Report】 Afternoon Tea Live 2020.12.27 助川 太郎( gt. )

12月27日は、ハッピーサンデーの午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによりますライヴをお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 助川 太郎 さんです。

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2013年よりソロギターワールドと題した独奏ライブを立ち上げて、フォルクローレ、タンゴ、クラシック、口琴、即興などたくさんの要素が渾然と一体となったステージ活動も行う助川 太郎さん。
今回も助川 太郎さんならではのソロギターワールドが展開されました。

1stセットのテーマは「2020年を振り返る」。
2020年に制作したアルバムに収録した曲を中心に、今年を象徴するロングバケーション中に作ったオリジナル曲などが演奏されました。

ゆったりした曲をゆったりと弾く
これは、思った以上に難易度を要するものとのことで、ましてやそれを他のミュージシャンに理解してもらうのは本当に難しいこと
譜面に書いてある先のことをどのように伝えるか?
それを突き詰めることで、助川 太郎さん自身にフィードバックされた「ゆったりと弾く」表現。
今回は、古き良きブラジル音楽「Rosa」で、味わわせてくれました。


MCも、ただ自分の想いを言葉にするのではなく、
自分が感じていることを、どの言葉を使えば、聞いてくださる方と共感し合うことができるか
と、丁寧に言葉を紡ぐ助川 太郎さん。

ギターで放つ音も同じように、どんな音色で奏でれば、この曲のすばらしいところを共感してもらえるか?
を考え抜いた音作りをされます。

オリジナル曲「マウンテン・チャイルド」は、同じ空間で共感し合うお客さまが思い思いに放つ音を取り込んで完成する構成になっているように、助川 太郎さんのソロワールドは、助川 太郎さん“独り”の音を聴かせるのではなく、お客さまと共感し合う、そんなステージです。

アンコールでは、この日訪れてくださったパーカッショニストの見谷 聡一さんとも共演くださいました。


悲しみやと儚さをうつくしさで彩るブラジル音楽のような助川 太郎さんの音の表現。
そして表現することの先の、共感し合えることまでにも想いを馳せたソロワールドステージ。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、助川 太郎さんのソロワールドのひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Insensatez (How Insensitive)
2. 北へ向かうサンバ (助川太郎さんオリジナル曲)
3. Rosa
4. Deixa
5. João e Maria
6. So Wonderful (助川太郎さんオリジナル曲)
7. Triste
 
<2nd Set>
1. 口琴Improvisation
2. 春のない男 (助川太郎さんオリジナル曲)
3. Pannonica
4. 春風 (助川太郎さんオリジナル曲)
5. マウンテン・チャイルド (助川太郎さんオリジナル曲)
6. El dia que me quieras
7. 土の道 (助川太郎さんオリジナル曲)
8. Pop'n Morning (助川太郎さんオリジナル曲)

<Extra>
Alegría Vida (助川太郎さんオリジナル曲)

Extra:guest 見谷 聡一さん(percussions)

【Live Report】 Afternoon Tea Live 2020.2.24 助川 太郎( gt. )

2月24日は、ハッピーマンデーの午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによりますライヴをお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 助川 太郎 さんです。

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2013年よりソロギターワールドと題した独奏ライブを立ち上げて、フォルクローレ、タンゴ、クラシック、口琴、即興などたくさんの要素が渾然と一体となったステージ活動も行う助川 太郎さん。

各セットのオープニングは口琴や民族楽器を使った即興演奏から。

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何もないところから“音”を鳴らし、それがやがてリズムを持ち、曲の様相を見せ始め、そこから曲の演奏へと繋いでいく。
音楽の原点のような助川さんの即興とブラジル音楽のカヴァー曲との境目が感じられない自然な繋がり。

曲の演奏でも、民族楽器の演奏を挟んだり、弦の倍音を使ったり、ギターのボディや弦を打楽器のように使ったり。ギターひとつでこんなにもいろんな音、リズム、音色、が出せるのか?!と、その表現の多彩さに驚くとともに、その使い方に感動を覚えます。

曲もブラジル音楽のうつくしい音楽を、ショーロの語源“泣く”のごとく、ギターが泣くとはこういうこと、という音色で紡いだり、助川 太郎さんが人前でギター演奏を始めるきっかけの曲をそのエピソードとともに奏でたり。
オリジナル曲も交えて、さまざまな表情と表現とで、ソロワールドを展開くださいました。

アンコールでは、ブラジルの第二の国歌とも言われる「Asa Branca」を、自前の口琴をお持ちの方には口琴で、それ以外の方もいろんなカタチで参加を呼びかけて、みんなで「Asa Branca」の演奏を創りあげました。

助川 太郎さんのソロライヴは、助川 太郎さん“独り”の音を聴かせるのではなく、助川 太郎さんの心の中で鳴っている音までも伝え、そしてお客さまの音も取り込む。そんなステージでした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、助川 太郎さんのソロワールドのひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Improvisation
2. Insensatez (How Insensitive)
3. Reductant Bride
4. Alegría Vida (助川太郎さんオリジナル曲)
5. Etude No.5
6. João e Maria
7. Travessia
 
<2nd Set>
1. Improvisation
2. Canto de Xangô
3. 春風 (助川太郎さんオリジナル曲)
4. マウンテン・チャイルド (助川太郎さんオリジナル曲)
5. Alfonsina y El Mar
6. O Astronauta 

<Extra>
Asa Branca

【Live Report】 Tuesday Night Live 2018.11.27 「助川太郎グループ」 助川 太郎(gt.他)&山下 TOPO 洋平(quena.他.)

11月27日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ブラジルギター奏者の 助川 太郎さん とケーナ/サンポーニャ奏者の 山下 TOPO 洋平さんによりますデュオ・ユニット「助川太郎グループ」です。

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助川太郎グループ」は助川 太郎さんが、南米音楽のエッセンスを抽出した助川さんのオリジナル曲を中心に、人生の喜びと悲しみを歌うために、阿部 篤志さん(ピアノ)、山下 Topo 洋平さん(ケーナ、サンポーニャ、ギター、ボイス)と結成した助川 太郎さん初のリーダーバンドです。
カフェ・ユーでは、太郎さんとTOPOさんのデュオでの出演となりました。

使う楽器は、太郎さんがギターのほかにカバキーニョを、TOPOさんはケーナ、サンポーニャを、と南米発祥の楽器。音楽のスタイルも、アルゼンチンのサンバ(Zamba)やボリビアのワイニョ(Huayño)など、ブラジル音楽以外の南米音楽がベースになっていたり。
そんな南米音楽のテイストを、見事なまでに太郎さんの感性と融合させたオリジナル音楽として昇華させた音楽を聴かせてくださいました。

TOPOさんの過去のカフェ・ユーでのライヴでは聴くことがなかったギター演奏、そして弾き語りが、「助川太郎グループ」では重要なファクターとなっていました。

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太郎さん、TOPOさんの描く音楽世界は変わらずに「うつくしい」ものでした。
それも「ただうつくしい」を賛美するのではなく、葛藤や悲しみといったものを内包しつつも「それでもうつくしい」、そんな深みのある「うつくしい」ものでした。


「ひとつひとつのライヴがスペシャル」
そんな魂がこもった太郎さんとTOPOさんのライヴ。
それは、まるでライヴペイントを観るかのような即興性もふんだんに織り交ぜられた「池 413 破壊と再生」のように、その日、その時だけの演奏を大切にしているから、なのでしょうか?
だからこそ、心震わされ、魅了される方も多いのだと、思いました。


「言葉」にできない「コトバ」が音となって、歌となって、語られる「助川太郎グループ」の音楽の数々。

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、南米音楽のエッセンスを抽出したオリジナル音楽のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 春風
2. 土の道
3. 北へ向かうサンバ Zamba al norte
4. 池 413 破壊と再生
5. Festa Aniversario
6. Huayño Quebrado
 
<2nd Set>
1. 流星群
2. 白壁の夕暮れ
3. これ以上逃れられない東の海辺の小さな町でやっと生まれた俺たちのサンバ
4. The Way To ?
5. Alegria Vida
 
<Extra>
Wating Rejoicing Spring

2nd-1,4:TOPOさんオリジナル曲
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