U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

イタリア

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2021.11.19

10月15日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2021年1月より、「イタリア」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。

アルプス山脈の南側から地中海に張り出した細長い地形のイタリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境であるため、国土のほとんどの地域で昔からワインが造られてきました
イタリアワインの魅力はなんと言ってもその多様性500種を超えると言われる土着品種に特化したり、国際品種を上手に取り入れながら、多様な気候と相まって土地の個性を表現したワインが生み出されています。

イタリアワイン産地を巡る旅の6箇所目は「トレンティーノ・アルト・アディジェ」を取り上げました。

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トレンティーノ・アルト・アディジェ州は、イタリア最北部の州で、北はオーストリア、スイスと国境を接し、南東をヴェネト州、南西をロンバルディア州と接しています。 州の真ん中にはアディジェ川が流れ、両側にドロミーティ山塊が連なり、殆どが山岳地帯です。 

トレンティーノ・アルト・アディジェ州は、歴史的・文化的背景の違う2つの地域に分けられ、それぞれ独立した自治県です。北側のボルツァーノ自治県に属するのがアルト・アディジェ地方、南側のトレント自治県に属するのがトレンティーノ地方です。
この地域一帯は昔「南チロル」と呼ばれ、現在オーストリアに帰属する北チロル、東チロルとあわせて「チロル地方」と呼ばれていました。戦争によりオーストリアと南北に分断されてしまいましたが、誇り高きチロル人は世界情勢が変化しようとも今なお独自の「チロル文化」を大切に守り継承しています。

トレンティーノ・アルト・アディジェ州の 気候は州の南北で異なり、トレンティーノ地方は温暖な地中海性気候、アディジェ川中部の渓谷は雨が少ない大陸性気候、そしてアルト・アディジェ地方はアルプス性気候に変わります。しかし、北部でも渓谷を通り抜けるフォーンと呼ばれる温暖な南風によって寒さは和らげられ、ブドウ栽培を可能にしています。

この地方は、かつては安価でソフトな軽い赤ワインを北方の国に送り出してきましたが、近年、生産者協同組合の活発な活動が大きくワインに質的向上をもたらし、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州と双璧をなす「イタリアの白ワイン産地」として、エレガントな酸とクリアな果実の味わいのワインが造られています。

ワインの生産量は白ワインが72%と多く、名実ともにイタリアを代表する白ワインの産地です。特にドイツ系のアロマティックなブドウ品種から造られる白ワインは国内外で高い評価を得ています。

土着品種を守りその可能性を追求する生産者が多いことを鑑みると、この地方に住む人々が造るワインには、陽気なイタリア人気質というよりも、伝統を重視し勤勉で几帳面なドイツ人的な気質を感じます。


今回はトレンティーノ・アルト・アディジェで、注目のワイナリーのワインを3種取り上げました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Salone Report】 Wine Lovers Club 2021.10.15

10月15日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2021年1月より、「イタリア」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。

アルプス山脈の南側から地中海に張り出した細長い地形のイタリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境であるため、国土のほとんどの地域で昔からワインが造られてきました
イタリアワインの魅力はなんと言ってもその多様性500種を超えると言われる土着品種に特化したり、国際品種を上手に取り入れながら、多様な気候と相まって土地の個性を表現したワインが生み出されています。

イタリアワイン産地を巡る旅の5箇所目は「フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア」を取り上げました。

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フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州は、この州に含まれる2つの地方名、「フリウリ」と「ヴェネツィア・ジュリア」を結んだものです。名称に「ヴェネツィア」が含まれますが、これはローマ帝国時代の地方区分「ウェネティア・エト・ヒストリア」 (Venetia et Histria) に由来するもので、ヴェネツィア市はこの州ではなく西隣のヴェネト州に所在します。

「フリウリ」と「ヴェネツィア・ジュリア」はともに、古代ローマ時代にこの地方を治めたユリウス・カエサルの名に縁のある地名です。「フリウリ」は、ユリウス・カエサルが築いた都市Forum Iulii(「ユリウスのフォルム(広場)」を意味。現在のチヴィダーレ)に由来し、「ジュリア」はジュリア・アルプス山脈から来ていますが、その山脈の名もユリウス・カエサルに由来します。
呼称では、"Friuli V.G." あるいは "FVG" と略されことがあります。

 位置としては、イタリア北部東端となり、北はオーストリア、東はスロヴェニアと国境を接し、南はアドリア海に臨みます。アドリア海のヴェネツィア湾のもっとも奥まった部分になります。
 海や多くの隣国に接しているという土地柄から、たびたび別の国の支配下に置かれることがありました。

この地は全体的に北から吹き下ろす冷たいアルプスの空気と南から内陸へ吹き込む暖かいアドリア海の空気が混じりあい、白ワイン造りに好条件な気候が生まれます。
 1970年代には、先見の明があった生産者たちが、他の地域よりも先んじてこの地にてクリーンでフレッシュな白ワインの生産を始めました。
 意欲的・挑戦的生産者が多く、美しくよく整備された畑で造られるこの地のワインは、「フリウリスタイル」と呼ばれ、現代イタリアの「白ワインの聖地」とも呼ばれるほど、白ワインの名声をあげていった地域です。

 地方品種から国際品種まで、数多い葡萄品種を使い、個性を活かした高品質なものが多く、ワインの選択肢は広範囲に及びます。多くは北に連なるオーストラリアに出荷されています。
フリウリでは、生産量の約77%が白ワインですが、固有品種やヨーロッパ系品種の黒ブドウも盛んに栽培されています。赤ワインも白ワインには及ばないものの、注目すべきものが少なくない地域です。

今回はフリウリ=ヴェネツィア ジュリアで、注目のワイナリーの国際品種ワインを取り上げました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Salone Report】 Wine Lovers Club 2021.4.16

4月16日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2021年1月より、「イタリア」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。

アルプス山脈の南側から地中海に張り出した細長い地形のイタリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境であるため、国土のほとんどの地域で昔からワインが造られてきました
イタリアワインの魅力はなんと言ってもその多様性500種を超えると言われる土着品種に特化したり、国際品種を上手に取り入れながら、多様な気候と相まって土地の個性を表現したワインが生み出されています。

イタリアワイン産地を巡る旅の4箇所目は「アブルッツォ」を取り上げました。

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アブルッツォ州は、イタリア半島中部に位置し、西にアペニン山脈を背負い、東はアドリア海に沿った比較的南北に長い州です。西はラツィオ州、南はモリーゼ州、北はマルケ州に接しています。
海あり、山ありと大自然いっぱいのアブルッツォ州はその3分の2が山岳地帯で、残りも丘陵地帯で、平地はわずか1%しかありません。
アブルッツォ州はアペニン山脈の最も険しい部分にあたり、グラン・サッソ山(2914m)やマイエッラ山(2795m)が堂々たる山容を見せています。

 アブルッツォ州は中央イタリアに位置していますが、1860年にイタリア王国に統一されるまではナポリ王国の領土であったため、歴史的にも文化的にもイタリア南部に近いと言えます。
ローマからの高速道路が整備されてからは、ウインター・スポーツを中心に観光客が訪れるようになり、ローマっ子のスキー場となっています。また、リゾートの“山派”にとっての避暑地ともなっています。

アブルッツォ州のブドウ畑は海と山に挟まれた丘陵地帯に広がっています。穏やかな気候の土地であることから、古代ローマ以前のエトルリア人によって始められたと言う古い葡萄栽培の歴史があります。DOC(G)ワインの生産は8.7%で、20州の5番目と少ないですが、だからといって、他の州よりも劣っているというわけではありません。

基本的に夏は暑く乾燥し、冬は温暖で雨が多い地中海性気候ですが、内陸部の標高の高いエリアは冷涼です。ただ、アドリア海から内陸に入るとすぐに丘陵地帯で、30〜50kmで山岳地帯となるため、ほとんどのブドウ畑は海と山の両方の影響を受けます。

アブルッツォ州はもともとブドウ栽培に適したテロワールのため、それほど努力しなくても良いブドウが栽培できました。多くはバルクワインとして州外に売りに出され、長年にわたり質より量を重視したブドウ栽培が行われてきたのです。

しかし近年は、自ら瓶詰めするドメーヌ型ワイナリーが増え、豊かな自然を背景に、テロワールを全面に打ち出したワインが造られるようになってきました。


州を代表するワインは、モンテプルチァーノ・ダブルッツォトレッビアーノ・ダブルッツォで、日本でも人気のワインです。
 アブルッツォ州のブドウ栽培面積のおよそ8割をモンテプルチャーノ種とトレッビアーノ種の2種が占めていますが、最近はペコリーノやパッセリーナといった固有品種の栽培が増えつつあり、それらから造られる単一品種のワインが注目されています。

今回はアブルッツォに滞在し、活動したドイツの現代美術家ヨーゼフ・ボイスが提唱したアブルッツォの自然を守る運動がきっかけとなってビオ、あるいはビオディナミでワイン生産を続けるワイナリーのひとつのワイン3種を取り上げました。


今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Salone Report】 Wine Lovers Club 2021.3.26

3月26日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2021年1月より、「イタリア」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。

アルプス山脈の南側から地中海に張り出した細長い地形のイタリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境であるため、国土のほとんどの地域で昔からワインが造られてきました
イタリアワインの魅力はなんと言ってもその多様性500種を超えると言われる土着品種に特化したり、国際品種を上手に取り入れながら、多様な気候と相まって土地の個性を表現したワインが生み出されています。

イタリアワイン産地を巡る旅の3箇所目は「プーリア」を取り上げました。

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プーリア州は、イタリア半島南部、イタリアの形を靴に例えると、ちょうどかかとの部分に位置し、北にアドリア海、南にイオニア海に面する長い海岸線を持つ州です。この地は、古代ローマ時代にはギリシャへの通行路に当たっていた場所で、アッピア街道の終点のプリンディジ(Brindisi)と州都・バーリ(Bari)は、ギリシァ航路の基地として発展した町であると同時に、ナポリ、パレルモと共に、南イタリアの文化の中心でもあります。また、世界遺産のアルベロベッロがあることでも有名な州です。
1950年以降、農業改革地域に指定され、山岳地帯が殆ど無い地形がゆえに、改革が大規模に進められた結果、現在では灌漑が進み、イタリアの農産物の大供給地になっています。

温暖な気候というよりは暑く乾燥した地中海性気候で、山は少なく、広大な平野が広がっています。日照に恵まれたプーリア州では、ワイン用のブドウをはじめオレンジやオリーブ、穀物、野菜などの収穫量が多く、ブドウの収穫量はヴェネト州などと並んでイタリアではトップクラスです。

ワインの生産においては、州の全域でワインが造られ、シチリア、ヴェネトと並んで量産を誇っていて、ブレンド用のバルクワインを大量に輸出して「ヨーロッパワインの貯蔵庫」などと呼ばれてきました。しかし、ここ10年では生産者たちが意識改革し、品質の向上を目指すようになったことで、個性豊かでユニークなワイン造りが始まっています。

プーリア州はアリアニコやプリミティーヴォといった固有品種の宝庫であることから、たっぷりとした果実味を持つ濃密でエレガントなワインが多数生産されています。とは言え、DOCワインの生産は6%に過ぎません。D.O.C.G.は主に赤ワインとロゼワインで、タンニンが多くシルキーな味わいのものが多く生産されています。

プリミティーヴォは、イタリアの南部プーリア州を代表する主要品種として多く栽培されている品種です。
その起源はクロアチア原産のツーリエンナーク・カーステラーンスキー種というブドウが、2000年以上前にアドリア海を越えてイタリアに渡り、プーリア州を中心に南部で広く栽培され、「プリミティーヴォ」と呼ばれるようになりました。
また、19世紀初頭にハンガリー経由でアメリカにも持ち込まれ、カリフォルニアのナパやソノマで広く栽培されるようになり、アメリカでは「ジンファンデル」と呼ばれるようになりました。
このプリミティーヴォとジンファンデルは、30年近い議論の末、1990年代にDNA鑑定で同種であることが判明しました。


今回はプーリア州の生産者の中で、「サレント=安ワイン」のイメージから脱却するべく、土着品種を尊重し、高品質でエレガンスを感じる飲み飽きのこないワイン造りを目指して様々な試みを行っているワイナリーのワインを取り上げました。


今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Salone Report】 Wine Lovers Club 2021.2.20

2月20日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2021年1月より、「イタリア」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。

アルプス山脈の南側から地中海に張り出した細長い地形のイタリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境であるため、国土のほとんどの地域で昔からワインが造られてきました
イタリアワインの魅力はなんと言ってもその多様性500種を超えると言われる土着品種に特化したり、国際品種を上手に取り入れながら、多様な気候と相まって土地の個性を表現したワインが生み出されています。

イタリアワイン産地を巡る旅の2箇所目は「ウンブリア」を取り上げました。

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ウンブリア州は、イタリアのほぼ中央に位置し、アペニン山脈の西側に広がる州で「緑の心臓」とも呼ばれています。山と丘と湖の織成す美しい盆地を中心とする内陸州で、周りはマルケ州、トスカーナ州、ラッツィオ州に囲まれ、イタリアで唯一、海にも国境にも面していない州です。
ローマに通じる様々な交通路が州内を走り、エトルリア人によって築かれた街と言われている州都ペルージャを初め、2000年以上前に造られた城壁や門などの建築や中世の建造物があちこちに残されていて、今も見ることができます。

宗教的に見ても重要な州であり、アッシジにはキリスト教信者の巡礼地「聖フランチェスコ聖堂」をはじめ多くの修道院があります。 またペルージャ県のノルチャは、ベネディクト修道会創設者「聖ベネディクトゥス」の生誕地です。

ウンブリアの政治・経済面は、長らくラッツィオが支配していましたが、文化面ではトスカーナがウンブリアに大きな影響を与えていたため、ワイン造りにおいてはトスカーナとの共通点が多く見られます

湖や川も多く、自然に恵まれた豊かな土地で、また、大小多くの川が流れるウンブリア州。
緩やかな丘陵地帯という地形と気候、土壌のすべてがワイン造りに適した条件を兼ね備えています。そのため、古くからワイン造りに最適な土地として知られており、古代ローマ時代から州全域でブドウ栽培が盛んで、ローマ法王へワインを献上した歴史もありますが、丘陵地帯もトスカーナから続いていることから、ワイン造りにおいても共通点が多く、そのためトスカーナの陰に隠れてしまう印象を与えてきました。ですが、近年、近代的な醸造技術を背景に品質の向上が計られて、以前よりずっと注目を浴びる存在になってきています。
知名度は低くともウンブリア州の各地では多くのワインが生産されています。

そういった知名度の低い州であっても、ポテンシャルの高いワインを造っている。
これこそが、イタリアワインの魅力でもあります。


今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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