U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

Tuesday Night Live

【Live Report】 Afternoon Tea Live 2023.4.23 「アルコウ」 岸 淑香(pf.)& 佐野 まゆみ(vc.)

4月23日は、日曜日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏をお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ピアニストの岸 淑香さんとチェリストの 佐野 まゆみさんによりますデュオ・ユニット「アルコウ」です。

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チェロとピアノ
クラシックの室内楽の趣漂う編成にて、岸さん、佐野さん、それぞれの感性を活かした表現で、それぞれの経験から着想を得たオリジナル曲を、「アルコウ」では演奏されます。

本日のオープニング曲は、まさに新緑の頃に作曲された、外から見た日本をイメージして作られた岸さんのオリジナル曲「for Japanese」でした。

そして、今回も岸さん、佐野さんのオリジナル曲を中心に、曲の成り立ちやイメージなどの愉しいトークを織り交ぜながら進行しました。
オリジナル曲では、演奏するのも久しぶり、かつライヴではあまり演ったことがない、という「走らずアルコウ」も演奏されました。
「チェロでロック!」というアルコウのひとつの表現がカタチになったような曲、そして演奏でした。


「聞いたことがあるであろうクラシック曲を、アレンジを加えて紹介する」も「アルコウ」の演奏シリーズのひとつ。
本日はパッフェルベルの「カノン」として有名な曲のアレンジ。
さらには、チェロが主旋律を担う曲で、岸さんも好きだとおっしゃるクラシック曲、ブラームスの「交響曲第3番 第3楽章」のアレンジを、今回初披露してくださいました。

また最近のアルコウの演奏では、カヴァー曲を新たに1曲演奏する、という趣向も試みられていまして、本日のカヴァー曲は、キューバ音楽の「En la Orilla del Mundo」。
クラシックやジャズとはまた違う和声が魅力なキューバ音楽をピアノとチェロのハーモニーで奏でてくださいました。

さながらラジオ番組のように二人のトークを繰り広げながら、トークによって曲のイメージを伝えてくれることで、すばらしい曲とステキな演奏をさらにふくよかに愉しませてくださる「アルコウ」のお二人。
この日も、さまざまな「アルコウ」らしい音楽表現で彩られたひとときを堪能させてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、日常のさまざまな出来事が音楽になった世界を散歩し愉しむような生演奏のひとときをご一緒できまして嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. for Japanese
2. Canon(Johann Pachelbel)
3. Rays
4. En la Orilla del Mundo
5. 今日と明日のあいだ
 
<2nd Set>
1. 翠
2. Dear Förster
3. 走らずアルコウ
4. Symphony No.3 Ⅲ. “poco Allegretto”(Johannes Brahms)
5. Up to you

<Extra>
陽だまり

1st-1, 2nd-1,2, Extra:岸 淑香さん on Melodion

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.4.18 「あゆもにじん」 五十嵐 歩美(vn.)&マツモニカ(c-harm.)&長澤紀仁(gt.)

4月18日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント、「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの五十嵐 歩美さん、クロマチックハーモニカ奏者の マツモニカさん とギタリストの 長澤 紀仁さんによりますトリオ・ユニット「あゆもにじん」です。

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小さな音の楽器の代表格、アコースティックギターとクロマチック・ハーモニカ。
そして、小さいながらも大きな音が出せるヴァイオリン。
この3つの楽器がカフェ・ユーでは“完全生音”でバランスを取りつつ、
ブラジル音楽特有のリズムは長澤さんのギターで創り出し、
そのリズムにのってクロマチック・ハーモニカとヴァイオリンがメロディーを分けあったり、ハモリあったり、ソロを三人で回しあったりと、「あゆもにじん」にしかできないブラジル音楽アンサンブルを奏でます。

今回は「ブラジル音楽といえば」の代名詞的な“ボサノヴァ”はもちろんのこと、ボサノヴァよりもあとのブラジル音楽や、ボサノヴァ発祥のリオデジャネイロとはまた違った魅力のあるブラジル ミナスジェライス出身ミュージシャンの曲など、ボサノヴァに留まらないブラジル音楽の多様な魅力を、「あゆもにじん」ならではのアレンジ&演奏で愉しませてくださいました。


またブラジル音楽のテイストで創られた、マツモニカさん、長澤さん、五十嵐さんのオリジナル曲も織り交ぜつつ、さらに、日本のフォークソングの名曲を長澤さんがブラジルテイストにアレンジしたヴァージョンでの演奏も織り交ぜてくださいました。


うつくしい演奏と、愉しく和やかなトークで、たっぷりと愉しませてくれる「あゆもにじん」。
今宵も愉しき時間で満たされました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、うつくしい曲をうつくしい演奏で、それも完全生音で、堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st set>
1. Minha saudade
2. Desafinado
3. Acaso
4. Meu Passo (マツモニカさんオリジナル曲)
5. Milton Nascimento Medley
 1. Ponta de Areia
 2. Nascente
 3. Vera Cruz


<2nd set>
1. Brigas, Nunca Mais
2. Redentor
3. 悲しくてやりきれない
4. リカちゃんのジレンマゾーン (長澤 紀仁さんオリジナル曲)
5. Samba de Uma Nota Só

<Extra>
Tsugaru (五十嵐 歩美さんオリジナル曲)

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.4.11 「アリ地獄」 沖野 ゆみ(vo)& 尾崎 琢也(pf.)& 宇山 満隆(dr.)

4月11日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日は、ヴォーカルの 沖野 ゆみ さんとピアニストの尾崎 琢也さん、そしてドラマーの宇山 満隆さんによるトリオ・ユニット「アリ地獄」でした。

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急な傾斜の穴の罠を作り、アリが罠にはまると、どんどん砂を投げつけ、アリジゴクから脱出しようとするのを妨害する生き物 “ありじごく”。

ひとたびステージが始まれば、そこから抜け出そうと考えすらしない魅惑のステージング。
そんな沖野さん、尾崎さん、宇山さんのヴォーカルとピアノとドラムのトリオの演奏を聞かれたお店の方が命名されたユニット名「アリ地獄」。


“プレイング・コンダクター”の沖野さんが、テンポや曲調といった味付け、さらには曲中での展開などを歌いながら指揮。
それにテンポ、曲調をサッと変えてしまう尾崎さんと宇山さん。
今宵も、来場されたお客さまをステージングで、どんどん惹き込んでいかれました。

この日はジャズのスタンダード曲であってもアレンジでがらりと雰囲気を変えて歌われたり、
ブラジルのボサ・ノーヴァの英語歌詞やアメリカのポップスなどもふんだんに取り入れたセットリストでした。

よく来てくださるお客様が4月生まれであることを覚えていらして、2ndのオープニングでは「Happy Birthday To You」のプレゼント。

「聴かせたい曲を歌うのではなく、来た方が愉しいと思ってくださる曲を歌いたい」
そんな沖野さんの気持ちを表したステージングで、今回も来場された方がお好きという曲もセットに織り込まれました。

また、ロンドンで長く暮らしていた沖野さんが選曲したロンドンの風景を歌ったジャズのスタンダード曲には、イギリスに古くからある日本でもよく知られたナーサリーライム「London Bridge Is Broken Down」をバースのように歌うなどの趣向も。

そして、「この日来たからこそ」というみなさまへの愉しみのためにと、沖野さんがこの日用意されていたパフォーマンスはなんと!

元気が出る日本アニメソングも取り入れたりと、この日も来場くださったみなさんを惹きつけてやまない「アリ地獄」のステージング。
そんなさまざまに愉しませてくださったステージのアンコールは、マイクなしでのヴォーカルでのバラードでした。
 

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、一度聴いたら虜になってしまう生演奏のステージをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪  

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st set>
1. Miss. V
2. Day In, Day Out
3. Girl Talk
4. Triste
5. Bridge Over Troubled Water
6. On The Sunny Side Of The Street
7. Time After Time

<2nd set>
1. Happy Birthday To You
2. Isn't She Lovely
3. A Foggy Day
4. Will You Still Love Me Tomorrow ?
5. A Night In Tunisia
6. Body And Soul
7. 上を向いて歩こう
8. Feel Like Makin' Love
9. 銀河鉄道999(The Galaxy Express 999)

<Extra>
Danny Boy

1st-1:Instrumental by 尾崎 琢也さん & 宇山 満隆さん
2nd-4:ピアノ弾き語り by 沖野 ゆみさん
Extra:vocal without Mic by 沖野 ゆみさん

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.4.4 黒沢 綾( pf. & vo. ) & 小林 宏衣( pf. & vo. )

4月4日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

出演くださいましたのは、ピアニスト&ヴォーカルの 黒沢 綾 さんとピアニスト&ヴォーカルの 小林 宏衣 さんです。

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黒沢さんと小林さん。ふたりの弾き語りニストによる共演。
演奏とハモリの妙に加えて、アレンジの妙をも兼ね備えるお二人ならではの選曲、アレンジ、構成で繰り広げられる生演奏。

この日はオープニング曲の「朧月夜」から始まって、童謡からジャズのスタンダード曲、日本の歌謡曲など、いろんなジャンルから「春」を連想させる曲がセレクト、演奏されました。

ほかにも、ブラック・コンテンポラリーソングにゴスペルと、アフロアメリカン色の濃ゆい演奏もあり、さらには黒沢さん、小林さん、それぞれのオリジナル曲を二人の共演で演奏したり、二人そろえばこその演奏曲も織り交ぜられました。


この日はジャズヴァイオリニストの北床 宗太郎さんがいらっしゃったのですが、2ndセットでは北床さんのヴァイオリンとのセッションが2曲。
ひとつは「聴こえなかった? 月に歌うジプシーの調べのようなあの音楽が」という歌詞があるジャズのスタンダード曲、そしてもうひとつはヴァイオリンの弦の音が実に合う日本の唱歌でセッションくださいました。

常に笑いの絶えないトークと、
ずっとずっと聴いていたいハーモニー。
黒沢さんと小林さんの演奏が醸し出す、ゆったり、まったりなひととき。

今回のアンコールでは、黒沢さんが用意した意外な日本の曲を、小林さんのヴォイス・パーカッション&ヴォイス・トランペットも織り交ぜてのジャジーな調べでご披露くださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、愉しいうちにゆったりまったりとトキが過ぎていく心地よい生演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪
 
♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 朧月夜
2. Within A Life Time
3. It doesn't matter (小林さんオリジナル曲)
4. Luck and Plack (黒沢さんオリジナル曲)
5. The Moon, The Stars And You
6. You Gotta Be

<2nd Set>
1. Skylark
2. 蘇州夜曲
3. Best Part
4. Blue Moon Blue
5. His Eye Is On The Sparrow
6. 人生の扉

<Extra>
夜桜お七

1st-1,2,3,2nd-3,4,5,Extra:小林 宏衣さん on pianoforte
1st-4,5,6,2nd-1,2,3,Extra:黒沢 綾さん on pianoforte
2nd-1,2:北床 宗太郎さん on violin

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.3.28 ヤマカミヒトミ( a-sax. ) & 佐藤 直子( perc )

3月28日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、アルトサックス奏者の ヤマカミヒトミ さんとパーカッショニストの 佐藤 直子さんです。

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ヤマカミヒトミさんは、アルトサックス、木製フルートプレイヤー
という普段の演奏楽器に加えて、カフェ・ユーのライヴではピアノ、そしてギター弾き語りと、さまざまな演奏表現を聴かせてくださいます。

ヤマカミヒトミさんのソロパートでは、ヤマカミヒトミさんのオリジナル曲に加えて、フルートソロではジャズのスタンダード曲を、そしてアルトサックスソロでは最近公開されていたイタリアの映画音楽作曲家 エンニオ・モリコーネにちなんで、日本でもよく知られたエンニオ・モリコーネの曲を演奏くださいました。

佐藤 直子さんのパーカッションとのデュオでは、フルートとデュオ、サックスとデュオ、ピアノとデュオという構成で演奏されす。

佐藤 直子さんのパーカッションセットは毎回演奏に合わせて進化していますが、今回はアフリカの打楽器とグロッケンに加えて、特注のバスドラムが組み合わせれたセットでした。

佐藤 直子さんが推奨したヨーロッパとアジアの境目の国「アルメニア」の異国情緒に溢れる民謡。
今回はフルートとパーカッションで演奏されました。

また、ブラジルの「フォホー」というリズムで造られたブラジル音楽では、ヤマカミヒトミさんのリクエストで“トライアングルだけ”での演奏。


“好き”というシンプル、だけどとても大切なヤマカミヒトミさんの想いからセレクトされた楽器の音色、曲。
そこに共演者の佐藤 直子さんのパーカッションで加わる、リズムで躍動を、そして音色で情景と情感。

繊細な音色と響き、そして表現力、二人の感性、“演奏”という会話。
この日もお店の中は、“オーガニック”なサウンドと雰囲気で満たされました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、繊細でうつくしい感性の響きに満たされるひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 小春 (フルートソロ)
2. Spring Can Really Hang You Up The Most (フルートソロ)
3. Gabriel's Oboe (アルトサックスソロ)
4. Nuovo Cinema Paradiso Tema D`amore (アルトサックスソロ)
5. Erzrumi Shoror (フルート&パーカッション)
6. Shushiki (フルート&パーカッション)
7. Forró Brasil (アルトサックス&トライアングル)
8. 空のはじまりピアノ&パーカッション)
 
<2nd Set>
3. Medley
  1. Letter From Home (ピアノ&パーカッション)
2. Nuvole Bianche (ピアノ&パーカッション)
3. not-yet titled (ピアノ&パーカッション)
  4. Milonga Gris (ピアノ&パーカッション) 
2. Desde Que O Samba É Samba (ギター弾き語り&パーカッション)
3. Honey Bee (ギター弾き語り&パーカッション)
4. Lugar Comum (ギター弾き語り&パーカッション)
5. Menior Flor (ギター弾き語り&パーカッション)

<Extra>
Desenredo (ギター弾き語り&パーカッション)

2nd-3, Extra:コーラス by 佐藤 直子さん
1st-1,8,2nd-1-3:ヤマカミヒトミさんオリジナル曲 
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