U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

Tuesday Night Live

【Live Report】 Tuesday Night Live 2018.7.10 加納 奈実(sax.)&ハクエイ キム(pf.)

7月10日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユウで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによりますライヴエンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、サックス奏者の 加納 奈実 さんとピアニストの ハクエイ キムさんです。

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今ではカフェ・ユーでしか行われていない加納 奈実さんとハクエイさんのデュオ♫
今回は、加納 奈実さんの立ち位置を変えて行いました。
この立ち位置だと、サックスの音とピアノの音がより一層溶け合うのです。

加納 奈実さんとハクエイさんのライヴのオープニングは、ハクエイさんのピアノソロで始まります。
都会の喧噪を忘れるほどに、ゆったりとしたリズムと余韻の重なりで始まったイントロから、加納 奈実さんの落ち着いたアルトサックスの音色が加味していく、都会的な洗練されたサウンドで奏でられたのはジャズのスタンダードナンバーの「Summer Night」。

ジャズにはハードボイルドなスタンダードもあれば、スイート・ロマンティック溢れるスタンダードもありますが、加納 奈実さんとハクエイさんのライヴでは、“スイート・ロマンティック”な曲、そして演奏が展開されます。
聴いていると、心までうっとりとしてくれるような選曲、アレンジ。
ヒートアップとは対極の、カームダウンなジャズ。大人になることでその良さが分かるジャズらしさが感じられる演奏でした。

2ndのオープニングは、つい最近来日されていたミシェル・ルグラン作の「Watch What Happens」。
映画「シェルブールの雨傘」の挿入曲を、心躍るスウィングで演奏されました。


加納 奈実さんとハクエイさんのライヴではブラジル音楽もよく取り上げられます。
今や加納 奈実さんとハクエイさんのライヴのテーマソングのような存在の「Palhaço」。
演奏される毎に、表現も異なる。それもライヴの魅力のひとつ。
定点観測的に同じ曲が演奏されると、それが良く分かります。
今回の「Palhaço」はハッピーな雰囲気が音から溢れ出ていて、とても幸せな時間を過ごしたピエロの人生を観るようでした。

アントニオ・カルロス・ジョビンの「Falando de Amor」は、
「この曲にはこんなうつくしさも潜んでいたのか?!」
と驚くような、ロマンティックで耽美的な演奏でした。

また今回は、ポップス界の曲もセレクト。
スティングの「La Belle Dame Sans Regrets」をソプラノサックスで演奏されました。
マルサリス一家のブランフォードがバックバンドに加わったこともあるスティング。
ソプラノサックスの音色はブランフォード・マルサリスを彷彿とさせ、またその音色もスティングの声にも通ずるところもあって、とても親和性が良いと感じました。
途中でタンゴのニュアンスがピアノで表現されたのは、共同作曲者のドミニク・ミラーの出身地アルゼンチンの要素が成せる技、だったのでしょうか?

ステージ最後の曲は、加納 奈実さんが「何にしましょうか?」と考えているうちにハクエイさんがピアノで弾き始めてスタート。ジャズのセッションのように始まった曲は、ビバップの名曲「Anthropology」。
これもまたジャズの魅力であり、サックスの躍動する表現の世界。

そしてアンコールは、オーストラリア発祥の曲で、オーストラリアの人は誰でも知っている民謡「Waltzing Matilda」。

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ロマンティックなジャズのひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Summer Night
2. For All We Know
3. Luiza
4. Palhaço
5. In Your Own Sweet Way
 
<2nd Set>
1. Watch What Happens
2. Falando de Amor
3. The Night We Called It A Day
4. La Belle Dame Sans Regrets 
5. Anthropology 
 
<Extra>
Waltzing Matilda

1st-4, 2nd-4:soprano sax, ほか全て alto sax by 加納 奈実さん 

【Live Report】 Tuesday Night Live 2018.7.3 黒沢 綾( pf. & vo. ) & 北床 宗太郎( vn. )

7月3日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユウにて、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ピアニスト&ヴォーカルの 黒沢 綾 さんとヴァイオリニストの 北床 宗太郎さんです。

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黒沢さんのピアノと声、北床さんのベース弦が追加されている5弦ヴァイオリンにさらにループシステムも組み合わせた構成。
デュオでありながら、音の構成は厚みがあります。

本日のライヴは、演奏曲は絞っているものの、演奏する曲順はその時々の雰囲気に委ねて決まっていきました。
来場くださったお客さまも含めたその場の雰囲気が演奏曲や演奏の雰囲気に取り込まれる。
これもジャズ・ライヴのひとつの特徴です。


演奏曲は黒沢さんのオリジナル曲や北床さんのオリジナル曲、そしてジャズのスタンダード・ナンバー、その他に、黒沢さんと北床さんのライヴならではの選曲もありました。

黒沢さんのオリジナル曲は、曲が生まれた背景やエピソードがMCで語られてから演奏。
まるで、ラジオの公開放送のような流れ、ライヴ感。
またエピソードや背景を聴くことで、その歌の歌詞に込められたモノが浮き上がってきました。

ライヴの3日の早朝は、ロシアで日本代表がすばらしいサッカーを展開した日でした。
ライヴでは、知る人ぞ知るサッカー好きな北床さんがYou tubeだけで発表していた曲「Side Attack」を、黒沢さんのピアノとヴォイスとのデュオで演奏くださいました。


今回選曲されたJ-POPは、男性デュオの「Love Song」。
歌詞にフォーカスするような黒沢さんのヴォーカルで、この歌の言葉ひとつひとつがとても物語る、そんな演奏でした。
そして北床さんのライフワークのひとつ、童謡のアレンジシリーズ。
今回は「朧月夜」でした。

夜の静寂に溶けていくような「Lawns」。
ジャズライヴのひとつのスタイル“セッション”のように演奏された「Summertime」。
などなど。
いろんな表情で演奏される黒沢さんと北床さんのデュオライヴ。
バラードも、グルーヴも心地よい黒沢さんと北床さんとのデュオライヴ♪


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ラジオの公開番組にいるようなライヴ感たっぷりのひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪
 
♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. うららか (黒沢さんオリジナル曲)
2. Blue Bossa
3. Love Song
4. Side Attack (北床さんオリジナル曲)
5. 鏡 (黒沢さんオリジナル曲)
 
<2nd Set>
1. 朧月夜
2. Aurora:アウロラ (黒沢さんオリジナル曲)
3. Lawns
4. Summertime
5. 未完の空 (黒沢さんオリジナル曲)
6. 足跡 (北床さんオリジナル曲)

<End>
Isn't She Lovely?

【Live Report】 Tuesday Night Live 2018.6.26 「もにじん」 マツモニカ(c-harm.)&長澤紀仁(gt.)

6月26日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、クロマチックハーモニカ奏者の マツモニカさん とギタリストの 長澤 紀仁さんによりますデュオ・ユニット「もにじん」です。

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小さな音の楽器の代表格、ギターとクロマチック・ハーモニカ。
その小さな音が最大限に活かされる(と言って良いと思うのですが)木質空間の中で、その繊細な音を“素のまま”に表現してくださる「もにじん」。

「もにじん」の選曲センス、そして表現に魅了されたお客さまが、“素のまま”の音での演奏を愉しみに集って下さるカフェ・ユーでのライヴ。
そんな生音環境で、本日長澤さんが手にされたギターは、「繊細でありながら音量もある素晴らしい」長野県真田町の名工 石井栄さんによる1995年製作のマヌエル・ラミレス・モデル。
いつにも増して、ステキな響きでした。

好評でした『もにじん』の1st CD「もにじん#1」の再販に伴い、リマスタリング&リミックスされた2nd editionの発売記念も兼ねた生音ライヴでは、「もにじん#1」収録曲から多めに演奏されました。

ショーロの名曲を初めとする「もにじん」お馴染みのブラジル音楽に加えて、アルバムには敢えて日本語タイトル「恋よさようなら」で表記されているバート・バカラック作の「I'll never fall in love again」や、「もにじん」名義でアルバム収録された最初の曲「Vento de Junho」などを、もにじんスタイルで演奏くださいました。


2ndセットでは、ブラジル音楽の演奏活動もされているヴァイオリニスト 五十嵐 歩美さんをゲストに、著名なボサ・ノーヴァを2曲、長澤さんのアレンジヴァージョンで演奏くださいました。

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長澤さんのギターをベースに、五十嵐さんのヴァイオリンとマツモニカさんのクロマチックハーモニカの見事な連携。さらには、五十嵐さん、マツモニカさん、長澤さんの卓越した個人技。
それはまさに、ただ勝利するだけでは不満で、美しい攻撃もが要求される「フッチボウ・アルチ(芸術サッカー)」というブラジル気質の体現のようでした。

そして、再び「もにじん」にて、切なくうつくしい日本の歌謡曲「悲しくてやりきれない」が流れ。
そしてボーナスステージとして、「もにじん#1 2nd edition」に収められたボーナス・トラック「Rio Vermelho」が演奏されました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、うつくしい曲をうつくしい演奏で堪能する音楽のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Triste
2. Ai Quem Me Dera
3. Lamentos
4. Rosa
5. Vento de Junho (長澤さんオリジナル曲)
6. 恋よさようなら
 
<2nd Set>
1. A Noite
2. Esperança No.1 (マツモニカさんオリジナル曲)
3. 旅立ちの鐘 (長澤さんオリジナル曲)
4. Garota de Ipanema
5. Samba De Uma Nota Só
6. 悲しくてやりきれない 

<Extra>
Rio Vermelho (長澤さんオリジナル曲)

2nd-4,5:Guest 五十嵐 歩美さん on Violin

【Live Report】 Tuesday Night Live 2018.6.19 酒井 麻生代( fl. ) & 大森 聖子( pf. )

6月19日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、フルート奏者の 酒井 麻生代さん とピアニストの 大森 聖子さんです。

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「清楚」という言葉が思い浮かぶ。
酒井さんと大森さんのデュオのオープニング曲「Casa Dolce Casa」を聴いた印象です。

夜のライヴでしたが、夜から朝に向かって暗闇がだんだんと白んでいき落ち着きのある朝に続く、そんなイントロから演奏への曲調。
酒井さんと大森さんの朗らかで明るい個性も加味されて、心を弾ませるようなサウンドで幕開けとなりました。

酒井さんのクラシックメロディーをジャズに昇華させた1stアルバム「シルバー・ペインティング」からピックアップされた「Gymnopedies」、そして「Pavane Op. 50」では、クラシック音楽の音楽的表現が随所に感じられる奏法。

そして、「Jeannine」や「Nica's Dream」で聴かせてくださったブルージーで、ハードボイルドな選曲と演奏といった、情熱も内包される酒井さんと大森さん。

エレガントな一面とパワフル、というよりも“内在する強さ=ストレングス”もしっかりと持っている、そんな個性が活かされた音楽世界でした。

大森さんの作曲センス、そして「Scarborough Fair」で見られたアレンジセンスと酒井さんのジャズアレンジセンスとの融合、その選曲センスも含めてさまざまな色合いを見せてくださる演奏でした。


アンコールでは、この日の大森さんとのデュオのために書き下ろした酒井さんの新曲が演奏されました。
この時期の雨の季節を感じさせる流れ、そして雨の日だからこそ趣を感じさせる紫陽花。
酒井さんもそのさまざまな色合いがお好きという紫陽花の別名「八仙花」というタイトルとなりました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、エレガント&パッションで紡がれた音楽のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Casa Dolce Casa
2. Gymnopedies
3. Obsesión
4. Some Other Time
5. エリザベス (大森聖子さんオリジナル曲)
6. The Man I Love
7. Jeannine
 
<2nd Set>
1. プリズム (大森聖子さんオリジナル曲)
2. I'll Be Seeing You
3. Pavane Op. 50
4. Muito À Vontade
5. Scarborough Fair
6. Nica's Dream 

<Extra>
八仙花 (酒井麻生代さんオリジナル曲)

【Live Report】 Tuesday Night Live 2018.6.12 須田 晶子( vo. ) & 中嶋 錠二( pf. )

6月12日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユウで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴォーカルの 須田 晶子さん とピアニストの 中嶋 錠二さんです。

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須田 晶子さんはカフェ・ユウでは、さまざまなミュージシャンの方とともに出演下さっていますが、中嶋 錠二さんはカフェ・ユウ初出演でした。

須田さんのヴォーカルを耳にされたことがある方はご理解くださると思いますが、須田さんの歌声は唯一無二の声、響きがあります。

ゴスペルクワイアーのような透明感、厳かさ、慈しみ・・・慈愛に満ちた声。
そして今回のライヴの告知で須田さんが「中嶋 錠二さんの、世界に音を捧げるような次元に入って私も旅をしたいと思います。」とおっしゃってた理由も、本日のライヴを聴いて納得しました。

1stセットのセットリストだけをみれば、ジャズのスタンダードを演奏したんだな、とご理解されるかと思いますが、「Waltz For Debby」にしても「I Got Rhythm」にしても、未だかつて聴いたことがないような音楽世界でした。

須田さんの歌に寄り添いながらも、ソロアレンジで一気に曲の世界を昇華させ、そしてその高みにまた須田さんの歌が乗る。
ジャズというジャンルさえも凌駕するような洗練されたサウンド。
それでいながら、根底に感じる熱気とパッション。
曲が終わるごとに、しばしの静寂の後に拍手が起きるのは、まさにその世界に引き込まれていたからではないでしょうか?

2ndセットは、須田さんならではの選曲。
“play”するよりも“pray”するような歌い方。
至上の悦びを歌うような表現で、すぅ~っと光が差し込んでくるように言葉が伝わってくる。

うつくしいものを歌に、言葉に、そして音として表現していく須田さんのヴォーカルと中嶋 錠二さんのピアノ。
まさに世界に捧げられる音の世界でした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、慈愛に満ちた音のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Skylark
2. Waters Of March
3. Little Red (須田 晶子さんオリジナル曲)
4. Waltz For Debby
5. My Bells
6. I Got Rhythm
 
<2nd Set>
1. The Kiss
2. Little B's Poem
3. Time After Time
4. No More
5. Hang Gliding (Among The Clouds)

<Extra>
One Note Samba
ガレリアカフェ ユウ憲章
営業スケジュール
今月の展示

小西淳子絵画展
テンペラ画などさまざまな手法で創られた絵画アート展
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