U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

Salone

【Salone report】 2018.8.28 茶論トーク 英米児童文学の愉しみ

本日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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本日谷口さんがご紹介くださった英米児童文学はシド・フライシュマン作の「身がわり王子と大どろぼう」です。

シド・フライシュマンはたくさんの作品を世に出しているアメリカの作家。
特に1960年以降に児童文学を書いています。
少年時代に奇術に興味を持っていたという経歴の持ち主。
実にたくさんの面白い作品を生み出している作家です。

本作「身がわり王子と大どろぼう」は1986年の作品で、1987年のニューベリー賞受賞作品となっています。
原題は「The Whipping Boy」。

この本について、「この本に書いてあることは事実ですか?」という読者の質問に対して、シド・フライシュマンは
「この本は想像で書いた物語ですが、書いてあることは事実です」
と答えています。

“Whipping”とは“ムチで叩く”という意味。
“The Whipping Boy”はこの場合は「ムチで叩かれている少年」という意味になります。

中世の頃は、王族の子息に直接体罰はできないため、代わりに体罰を受ける少年が居たそうです。
本作の主人公ジェミーもそんなひとり。
勉強にやる気のない王子、そんな勉強をしない王子への見せしめとして代わりにムチで打たれるジェミー。
ジェミーの方がどんどん吸収し、字も書けるようになってしまいます。
そんな設定がストーリーの中でとても活きる冒険物語。
ちょっと抜けたどろぼうが出てきて、冒険を通じて王子も成長していき・・・といったお話です。


ストーリーや作者の紹介とともに、今日、谷口さんがお話になったのが「翻訳者を悩ますこと」。
それは、原作の中の方言のニュアンスをどう日本語で表現するか?といったことです。

「赤毛のアン」の翻訳をされた村岡 花子さん。
原作でマシューがよく口にする言葉“well...”を村岡さんは「そうさなぁ」と訳しています。
実はこれ、村岡さんの出身地の甲府の言葉なのだそうです。

言葉のニュアンスを違う言語でも感じさせる工夫。
これは翻訳者を悩ますことでもあり、腕の見せどころでもあるそうです。

特に児童文学は、「直に読んで面白いかどうか」がとても大切な文学作品。
解説や注釈に頼らずに、面白さが伝わることが求められるそうです。

原作のある日本語文学。
それが翻訳本なのです。


【Salone report】 2018.8.22 「自分を表現する生き方術」講座

本日は、スペシャルサローネ「自分を表現する生き方術」講座を開催いたしました。
ご参加くださいました皆さま、ありがとうございます。

講師を務められたのは、芸歴42年、歌って踊って話せるマルチタレントとして、またプロ和太鼓チーム「太鼓打 魁」の主宰として活躍されている よしだもみじ さんです。

本講座でよしださんが仰るのが、
 「自分の発する言葉は「自分自身にとって表現したいもの”」のはず。
 それが伝わらないことはとてももったいない。」
です。


よしださんの講座では毎回、課題に沿って思うことを書き出す時間がとられます。
アウトプットすることでより一層思っていることを大切にするようになる、からです。
本日の講座でも、まず最初に3つ、書き出す課題が出されました。

ひとつめは「自分が幸せだと感じること/思うことをひとつ
ふたつめは「自分自身がこうしたい/こうなりたいと思うことをひとつ
そしてみっつめに「自分のできること/得意なことをひとつ
でした。

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アウトプットに関して、今回は「できなくても“できる”と思うこと」、「デフォルメをしてでも“いいこと”を書くこと」というアドバイスをいただきました。
そうすることで、アウトプットが“目標”になるから、です。


また本日の講座では、「仕事のことについて」と「自分のことについて」を教わりました。

仕事について
では、“プロ”は“最初に断ってはいけない”と教わりました。
それは「自分ですべてをやらねばならぬ」というわけではありません。
自分で調べる、できる人に託す、などなど方法を探すことをする、ということでした。

またお釈迦様が入滅される時に弟子の質問に答えた逸話を引用されて、“戒律を大切にする”の本来の意味を教えてくださいました。

自分のことについて
パワーが寄ってくる言葉、逆にパワーが離れていく言葉、の例を出して下さりながら、 自分が吐く“言葉”に意識を向けることの大切さ、を教わりました。
 
今日は、個別のQ&Aの時間を設けていただくなど、より理解をしっかりとできるようにも配慮くださいました。

次回は9月19日です。
「自分自身を幸せにする生き方をしたい方」、お待ちしております♪

【Salone Report】 2018.8.19 人生を愉しくする「脳のお片付け」習慣

2017年9月に開催されました「RUN伴2017文京」をきっかけにご縁がつながった

 お茶を飲みながら、くつろいでお話できる空間を提供するガレリア カフェ ユー。

 「認知症サポーター養成講座」できる認知症キャラバンメイトでもあるキャリアカウンセラー。

 子どもさんから認知症の方へのヨガなど、ヨガをするのが難しい方々にもヨガを伝えるナビゲーター。


この4名が一緒になって、「自分とつながる みんなとつながる」をモットーに立ち上げた「サローネ グラツィエ」が提供するサローネ、「人生を愉しくする「脳のお片付け」習慣」。

このサローネでは、「認知症の予防実践を体得」していただきながら、さらに参加くださった方が日常生活で自分のやりたいことに気付いたり、自分が愉しむことを実践したり、「“自分の人生も愉しむ”方法を見つけることにつながるかも?」という習慣を体験していただいています。



本日は、「リラックス」がキーワードでした。

まずは鈴木めゆさんによる「おひるねヨガ」を実際に行っていただきました。
おひるねヨガ」は認知症の方へのヨガ、小学校低学年のヨガ、赤ちゃんや小さな子とお母さんのヨガ、妊婦さんなど、ヨガをするのが難しい方々でもできるヨガとして、めゆさんが伝えているヨガで、「お昼寝をしながらするヨガ」。ではなくて、「おひるねをするように、自分にいろんなことを許してあげるヨガ」です。

本日は「リラックス」ということで、「おひるねヨガ」実践の前に、鈴木めゆさんによる「“ハウルの動く城”から観る“リラックス”とは」解説がありました。
めゆさん曰く、「リラックスとは“ありのままの自分で戻っている状態”」 、そして「“リラックス”は周りの人にも伝染る」ということです。
今一度、そんな視点で“ハウルの動く城”を観てみようと思いました。 


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写真は「おひるねヨガ」の恒例の動作のひとつです。
「リラックス」の代名詞的なものとして脳波の“アルファ波” があります。
“アルファ波”優勢にする方法はいくつかありますが、そのひとつが「目を閉じる」です。 
起きている状態で目を閉じることはなかなかないのが実情ではないでしょうか?

おひるねヨガ」では「1分間目を閉じる」ことを行います。

慣れないうちは1分が長く感じられることと思います。
 


おひるねヨガ」のあとは、食による脳のお片付け習慣「徳し人メニュー」 とともに「おしゃべりカフェ」。

本日の「徳し人メニュー」 は「アボカドのチーズケーキ」を実食していただきました。


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ビタミンEを豊富に含むアボカドは“若返りの果実”とも言われます。
リラックス”という観点から言えば、その色、「グリーン」による色彩効果です。
グリーンには鎮静作用で緊張を緩和したり、安心、安定を表しココロとカラダの疲れを癒す事によりリラックス効果があります。

おしゃべりカフェ」では、本日集まった方ならではの話に花咲きました。
「偶然は必然」という言葉はよく見聞きしますが、「おしゃべりカフェ」ではそれをよく実感します。
おひるねヨガ」で創られた「リラックス」した雰囲気の中、おしゃべりをすることでご自身にも、そして周りの方にも気付きが起きる。
おしゃべりカフェ」では毎回、そんなことを感じます。

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2018.8.17

本日は、「ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

7月からは新たに、「スペイン」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトしています。
今回からは「スペインワインの産地を巡る」と題して、スペインワインの「地域」にスポットを当てて、ワインを取り上げていきます。
その初回として取り上げました地域は、「カタルーニャ地方」です。

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カタルーニャ文化圏はスペインのカタルーニャ州とフランスのルーション地域とにまたがっています。
カタルーニャ州はスペイン北東部の地中海沿岸に位置し、地中海性気候の影響を強く受けます。
そのワインの歴史は古く、帝政ローマが支配するよりも数百年前にフェニキア人がワインの生産を導入していた物証が出土しています。

1870年にはホセ・ラベントスがペネデス地域のサン・サドゥルニ・ダ・ノヤでシャンパーニュ製法によるスパークリングワインの生産に成功しました。今ではカヴァ(Cava)と称しているスパークリングワインです。
DOカヴァの認定自治体はカタルーニャ州以外にも存在しますが、スペインで生産されるカヴァの95%がカタルーニャのペネデスで、そのペネデスで生産されるカヴァの85%がサン・サドゥルニ・ダ・ノヤで生産されています。

またスペインのワイン法で“原産地呼称ワイン(DO:Denominacion de Origen)”の中から厳しい基準で昇格が認められる特選原産地呼称ワイン(DOCa:Denominacion de Origen Calificada)は現在2地域が承認されていますが、ひとつはリオハ、そしてもうひとつがカタルーニャ地方のプリオラートです。
あまりにも過酷な土地ゆえに、過疎化が進んでいた地域、プリオラート。
しかし1980年代後半に、この土地のポテンシャルに注目した新進気鋭の4人がこの土地を一変させました。

またカタルーニャには「キング オブ スペイン」と称される、個人所有のワイナリーとしては世界最大の生産量を誇る“ミゲル・トーレス”もこの地に本拠を置きます。

カタルーニャ地方は、スペインで初めてステンレス製発酵タンクを採用したワイン産地として、世界の高品質ワイン生産の舞台に登場したスペインワインの先鋒として立った地域でもあります。

そんなカタルーニャのワインを3種類セレクトして、テイスティングしていただきました。


今回テイスティングしたワインのノートは下記のとおりです。
 
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【Salone Report】 2018.8.4 独り寄席 小畑和彦「ギター&落語」

本日は、スペシャルサローネ“独り寄席 小畑和彦「ギター&落語」”を開催しました。

参加くださいました皆さま、ありがとうございます。 


江戸の文政末期には125軒もあったというの寄席。

今も連綿と受け継がれる寄席では落語だけではなく、講談、漫才、漫談、音曲、手品、曲芸など、バラエティーに富んだプログラムになっています。


小畑 和彦さんは、オーソドックスなジャズからブラジリアン、ワールドミュージックまで、幅広い音楽活動を続けている日本のトップギタリストの一人。
でありながら、「六弦亭 音生」の名で落語も掛けられます。
小畑さんのソロギターライヴと落語を両方いっぺんに愉しむ、題して「独り寄席」を行っていただきました。

「独り寄席」は2部構成。

1部は小畑 和彦さんのソロギターライヴです。

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ライヴが始まる前に、カフェ・ユーのメニューをご覧になられて「アリスセット」という言葉が気になられた小畑さん。
「“不思議の国のアリス”のイメージで創ったオリジナルハーブティーです。」
とお答えしたところ、オープニング曲は「Alice In Wonderland」 でした。

連日暑い日が続きますが、その暑さで疲れた心身を癒すかのような小畑さんのギターの音色。
テンポも抑え目のミドルテンポで、昼の暑い日差しが弱まり始めたビーチ際にいるような、爽やかな音色で演奏される数々の曲。

落語と同じように、音楽も同じ曲であってもその時々で演奏スタイルが変わったりします。
今回のソロギターでは、小畑さんのオリジナル曲「パリの散歩道」は、自転車で失踪しているような躍動感がありました。
そして夏を彩るブラジルのサンバ♫

ベースとメロディーとコード。このすべてを同時にループマシンを多用することなく6つの弦で音を織り成す名人技で、さまざまな国の音楽で愉しませてくださいました。


幕間を挟んでガラリ。 

六弦亭 音生さんの登壇です。

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音生さんは、古今亭 志ん生さんを敬愛されていて、志ん生さんが得意とした噺を掛けられます。
が、今回かけられたのは、三遊亭圓生さんなどが掛けられたことで知られる「死神」でした。

音生さんの前に灯されているのは「ろうそく」。
死神の噺は最後に「ろうそくの炎」が重要な役割を果たします。

店内の照明も使って、夏の暑さを忘れるようなヒヤッとする大作話を掛けてくださいました。

 

「独り寄席」では、食でも寄席の雰囲気を愉しんでいただこうと、お弁当を用意いたします。
今回は「サンドイッチ弁当」を用意いたしました。

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本日も、来場くださいました皆さまにとともに、卓越したギターソロライヴと古典落語を堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪

ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set Guitar Solo>
1. Alice In Wonderland
2. Both Sides, Now
3. パリの散歩道 (小畑さんオリジナル曲)
4. Scarborough Fair ~ Fire Dance(River Dance)
5. Sundaland (小畑さんオリジナル曲)
6. Samba do Avião
7. Samambaia
8. Regra Três

<2nd Set 落語>
死神
ガレリアカフェ ユー憲章
営業スケジュール
今月の展示

-Photos in September- たけださよ(SA-NYA)&輝血庵 展
写真を撮ること、日常の小さいけれど大切な記憶を残すことの素晴らしさを伝えたい。
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