U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

イベントレポート

【Live Report】 Tuesday Night Live 2021.11.16 堀 秀彰(pf.)&増原 巖(b.)

11月16日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ピアニストの 堀 秀彰 さんとベーシストの 増原 巖さんです。

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堀さんと増原さんのカフェ・ユーでの生演奏では、いつしか「テーマ」を決めてセットを組むことが恒例となっております。
今回のテーマは・・・
“メモリー スタンダード”、でした。

“”メモリー”、正確には“メモリースタイル”とは、
譜面を見る必要がないほどに、頭と身体にメモリーされているジャズのスタンダード曲
のことを言うそうです。

堀さんがMCでお話しくださったのが
よく「“スタンダード”っていい曲だよね」と言われますが、
「“いい曲”だからスタンダードになる」
とのこと。

そんなスタンダードの中でも、メモリースタイルのスタンダード曲ばかりを演奏されましたが、そこは堀さんと増原さんのデュオ。
ジャズセッションでお馴染みの曲以外にも、実に多彩な曲がメモリーされていました。

時には曲名を言うこともなく、イントロが始まるなど、
その場の雰囲気、流れでメモリーから引き出され、それをその場でアレンジしていく。
譜面という縛りから解き放たれた演奏は、フィーリングが存分に活かされた、これぞセッション、これぞライヴ、という感じがしました。

ジャズのまた愉しい側面を味あわせていただいた生演奏でした♪


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、「ジャズセッションの醍醐味」三昧な生演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Stella by Starlight
2. Whisper Not
3. Alice In Wonderland
4. How Deep Is the Ocean
5. Old Folks
6. I Mean You

<2nd Set>
1. My Shining Hour
2. Au Privave
3. Black Orpheus
4. You Are My Everything
5. It's Easy To Remember
6. Isfahan
7. Take the 'A' Train

<Extra>
Just In Time

【Live Report】 Tuesday Night Live 2021.11.9 山口 廣和(gt.)

11月9日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 山口 廣和 さんです。

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世界中で奏でられているギター、そしてそのルーツであり、派生した楽器。
そんな多様性を取り入れてひとつに融合するギターサウンドを奏でる山口 廣和さん。
“ソロ演奏”は、そんなギタースタイルのサウンドと音楽の探究者である山口 廣和さんの魅力をストレートに堪能できるステージングです。

山口 廣和さんのギター演奏を聴くと、ギターとは実に多彩な音や響きを奏でることが可能な楽器であることを教えてもらえます。

今回の演奏では、山口 廣和さんのオリジナル曲はもちろんのこと、
展示中の作品から着想を得た楽曲も演奏くださいました。

今月の作品の一つに、ジャズピアニストの巨匠のひとりのアルバムのオマージュ的な作品があったことから、そのオマージュとなったアルバムのギタリストの奏法を取り入れた演奏だったり、そのピアニストとギタリストの組み合わせによる別のアルバムの曲を演奏されました。

このような、場との相乗効果も取り入れるのが山口 廣和さんの生演奏の醍醐味でもあります。


そして山口 廣和さんといえば、のリュートの演奏も今回もありました。

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リュートはその楽器の特性上、演奏できる場所も限られるそうで、
カフェ・ユーの大きさとソロ演奏という組み合わせだからこそ可能なセレクトなのだそうです。

今回は、1600年代に活躍したリュートのための楽曲を多く残したジョン・ダウランドの曲、2曲に加えて、アンコールでジャズのスタンダードナンバーもリュートで演奏されました。

山口 廣和さんならではのリュート演奏の萌芽。
これからのリュートの演奏がますます愉しみです。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ギターサウンドの可能性をたっぷりと堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Rotesserie Faure (山口 廣和さんオリジナル曲)
2. Nobody is watching (山口 廣和さんオリジナル曲)
3. Lop Ear (山口 廣和さんオリジナル曲)
4. 春雷 (山口 廣和さんオリジナル曲)
5. Like Someone In Love
6. Turn Out the Stars
7. Fantasia

<2nd Set>
1. Fortune
2. Sir John Smith, His Almain
3. Lute Song (山口 廣和さんオリジナル曲)
4. Furiko (山口 廣和さんオリジナル曲)
5. Our Love Is Here To Stay
6. Norwegian Wood

<Extra>
Fly Me To The Moon

2nd-1,2,Extra:Lute by 山口 廣和さん
ほか:7-strings guitar by 山口 廣和さん

【Live Report】 Afternoon Tea Live 2021.11.3  北村 真紀(pf.)& 石井 信義(gt.)&松村 拓海(fl.)

11月3日は、祝日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏をお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ピアニストの北村 真紀さん、ギタリストの 石井 信義さん、フルート奏者の 松村 拓海さんです。

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今回は北村さん初のアルバム、『NATURE ーa collection of my fantasia』にも参加されている、フルートの松村さんも加わってのトリオでの演奏。

セットリストを決めて改めてみると、今回は“祈り”にまつわる曲が多く入っていた
と、北村さんがMCで触れられたように、今回の生演奏は全編を通して、ゴスペルのような厳かさと希望を与える力強さと、見ることは能わないけど感じることができる光の先を感じるようなサウンドとなりました。


明日へ」では、ピアノが弾いた旋律をギターが受け取り、その旋律をフルートへというように順に渡り、ピアノ、ギターは伴奏に回るといった構成で、過ぎた日がベースになって明日を迎えるように、音で紡がれていったように、タイトルと3人の演奏とのコラボレーションが本当に相まっていました。


「会えなくなる時」が訪れる。
それは誰しもに対しても訪れること。
でも、2020年から、連絡は取れても“会う”ことが難しい、という状況が訪れる・・・
そこまでは想像ができた人はいなかったのではないでしょうか?


そういう状況が訪れたからこそ、直接会って響きあうことのかけがえのなさがより一層、感じられるようになった。
北村さんと石井さんと松村さんのハーモニー、響きあいはそんな歓びに満ち溢れているようでした。


雪明かりのパレット」は、ミュージシャンの音色だけでなく、その場に居合わせるお客さまの出す“色”も載せられていくイメージの曲に、今では変わっているそうです。
そして、これからもさまざまな色の重なり合い、響きあいが行われていくことと思います。
見えないけれど、しっかりと刻まれている。それはまるで「未来の足跡」のように。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、芯から放たれる音色が重なり合う生演奏のひとときをご一緒できまして嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 蒼茫
2. 明日へ
3. The Prayer
4. Rachid
5. 蓮
 
<2nd Set>
1. ゆらゆら たおたお
2. 響
3. 静寂の夜に 
4. 未来の足跡

<Extra>
雪明かりのパレット

1st-2, 2nd-2,3:Alto Flute by 松村拓海さん
ほかすべて:flute by 松村拓海さん

【Live Report】 Tuesday Night Live 2021.10.26 萱原 恵衣(vo.)&上長根 明子(pf.)

10月26日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴォーカルの萱原 恵衣 さんとピアニストの上長根 明子さんです。

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肌寒さがひしひしと忍び寄る季節。
人との距離を縮めたい
そんな季節に呼応するかのように制限措置が緩和された東京都。

この日の生演奏は、そんな“秋らしい曲”や手と手を取り合うシチュエーションとなる“ダンス”にまつわる曲が織り込まれました。

冬が迫りつつある夜の星のうつくしい季節。
すがすがしいほどに澄み渡る季節を歩く感じに小気味よくアレンジされたスウィング。
秋の象徴でもある「枯れ葉」。
そして物悲しい恋物語。
萱原さんの歌詞の紹介語りとともに歌われることで、より、その曲の世界観を味わうことができます。


ダンス曲としては、70年代のダンスシーンから「How Deep Is Your Love」もオンリスト。
この曲、原曲をご存じの方は、サビの3人の男性ファルセットの絡み合いが特徴なのがお分かりかと思いますが、萱原さんと上長根さんのデュオでは、萱原さんのメインヴォーカルと上長根さんのピアノが見事に表現しました。

そして本日初披露、として歌われたのは、日本ではドラマやCMなどで使われた「If」。


秋には秋のすばらしい曲をセレクトされ、秋の夜長を十分に満喫できる環境でたっぷりと「秋味」を味合わせてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ステキな演奏とともに歌の歌詞の世界を堪能する生演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Waltz For Debby
2. You'd Be So Nice To Come Home To
3. So Many Stars
4. ゆふぐれ (上長根 明子さんオリジナル曲)
5. 'Tis Autumn
6. How Deep Is Your Love
7. All I Do Is Dream Of You

<2nd Set>
1. I Wish You Love
2. Autumn Leaves
3. I Want Dance
4. Black Bird
5. That's All
6. If
7. What A Wonderful World

<Extra>
Raindrops Keep Fallin' On My Head

1st-4, 2nd-4:pianoforte solo by 上長根 明子さん

【Salone report】 2021.10.26 茶論トーク 英米児童文学の愉しみ

10月26日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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今回、谷口さんが取り上げました英米児童文学は「ローズの小さな図書館」でした。

ローズの小さな図書館」は原題が「Part Of Me」、作家はキンバリー・ウィリス・ホルトで、今も存命の作家です。
谷口さんが訳された「ローズの小さな図書館」以外にも珠玉の作品を書かれている作家で、特に、児童文学作家でありながら、男の子・女の子の思春期特有の描写に優れている作家、とのことです。

ローズの小さな図書館」は、最初の主人公ローズが14歳にして移動図書館の運転手を勤めるところから始まりローズが79歳になるまで、ローズの子ども、孫、ひ孫の代の子どもが10代の頃を主人公にした“本”が重要な役割を果たすストーリーの児童文学です。


ローズの父が家を出ていったためにローズの母はローズと弟とともに生まれ故郷のルイジアナに戻ることにしました。そのルイジアナを舞台にストーリーは展開していきます。


ルイジアナは「ケイジャン訛り」という独特の訛りがあり、原書にはそれが現われています。
訳本の常なる問題として、この英語圏の訛りをどう日本語で表現するか、というのがあります。
映像も音声も使えない“本”では「文字」として視覚で表現しなければなりません。またあまりに訛りの表現の個性が強すぎることで、肝心のストーリーへの集中を阻害しては元も子とありません。
谷口さんが「ローズの小さな図書館」でどのように訳したか、
はぜひ、手に取ってお読みください。

原書から訳本にするうえで、谷口さんが工夫したもうひとつは、ローズなど登場人物の呼び方です。
原書では名前で呼び合っているものを、“おかあさん”とか“おばあちゃん”といった呼称に谷口さんが意図的に変えているところがあるそうです。この児童文学は世代が進んでいく話でもあるので、ローズが今、主人公から見てどの位置にいる親族なのかがわかりやすくなっているのは、とても助かる部分です。

また訳本の特典として、谷口さんが作家ホルトさんにお願いしていただいた「日本の読者のみなさんへ」のあいさつ文が掲載されています。

原題は「Part Of Me」ですが、その意味するところは物語の最終章を読むとわかる、そうです。
後々も名作として語り継がれるかもしれない、現代の英米児童文学。
本がお好きな方にはたまらない内容のストーリーです。
気になる方はぜひ、お手に取ってみてください♪
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