2月27日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユウで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによりますライヴエンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ブラジル系ヴォーカルの 布上 智子 さんとギタリストの 長澤 紀仁さんです。

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布上さんと長澤さんはブラジル音楽カルテット「ひじりびと」のメンバーとしても定期的に活動されています。
ここカフェ・ユウではデュオで出演。そして毎回生声&生音環境で演奏くださいます。

今回はブラジル音楽が好きな方にはもちろん、「ブラジル音楽初めて」という方にも愉しんでいただけるようなセットリストとなりました。
が、これは予め用意されたリストではなく、布上さんがライヴの雰囲気から曲を決め、長澤さんが伴奏するというスタイルだったとのこと。

布上ツアーコンダクターによる「ブラジル音楽の旅」、スタートは「ボサ・ノーヴァ」という音楽が始まったきっかけと言われる歌「Desafinado」から始まりました。
続けて、日本でも「黒いオルフェ」の名前で知られ、日本人ミュージシャンもカヴァーしている映画「黒いオルフェ」の主題歌「Manhã de Carnaval」。
3曲目からはメドレーのように続けて3曲、ボサ・ノーヴァの代名詞的なミュージシャン アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲、とボサ・ノーヴァ尽くし。

リオデジャネイロのイパネマ海岸の近所に住む当時10代の少女の歩く姿にインスピレーションを受けて創られ、世界でも多くカヴァーされることになった「イパネマの娘(Garota de Ipanema)」、その女性を讃えたもうひとつの歌が「Ela ê Carioca」と、歌のモデルとなったエロイーザさんゆかりの曲。

またカーニバルのイメージが強いサンバですが、じつはサンバにはとてもステキなバラードも多いと紹介がてら歌ってくださったのは「O Mundo é um Moinho」、2番は布上さんの日本語訳詩ヴァージョンでした。

ブレイク挟んで2ndセットの始まりは日本の歌謡曲「なごり雪」。
そして曲は、よりブラジルらしい曲が取り上げられました。

セットの途中では、ギタリスト長澤さんをフューチャーしてソロギター演奏も1曲。

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曲は長澤さんのオリジナル曲で、タイトルにはある方に捧げる名前が付けられた「Rio Vermelho」(日本語にすると赤い川)。
この曲は、長澤さんの別ユニット「もにじん」の発売予定CDにボーナストラックとして収録されるそうです。

ブラジル音楽はロマンティックな詩の歌がありますが、じつは軍事政権下という時代背景の時には恋人を暗に「昔の自由なブラジル」として表現しているものが多いそうです。そんな歌のひとつが「Travessia」。

かと思えば、自分の部屋から恋人が出て行く時に扉をバタンと閉めた、なんて光景をサンバにした「Batendo a Porta」があったり。
サンバは悲しみの息子であり悦びの父である(悲しみから生まれ、悦びを生む)という歌詞がある「Desde Que O Samba é Samba」に歌われるように、悲しみを歌にして、歌によって悦びを愉しむ。
ブラジルの音楽の果たす役割そのもののように、会場を悦びで満たす布上さんと長澤さんのライヴ♪
いろんな色が混ざり合ったうつくしいブラジルを、ブラジル音楽で愉しませてくださいました♪


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、さまざまな彩りのブラジル音楽のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Desafinado
2. Manhã de Carnaval
3. Você e Eu
4. Wave (2~4 Medley)
5. Triste
6. Ela ê Carioca
7. Garota de Ipanema
8. O Mundo é um Moinho
9. Batida Diferente 
 
<2nd Set>
1. なごり雪
2. O Bêbado e a equilibrista
3. O Pato
4. Rio Vermelho (長澤さんオリジナル曲)
5. Dindi
6. Desde Que O Samba é Samba
7. Batendo a Porta
8. Travessia
9. Aquarela do Brasil ~ A Voz do Morro 
 
<Extra>
Samba do Avião ~ Água de Beber

2nd-4:Guitar solo by 長澤さん
1st-4,5,2nd-2,6,7, Extra:Coro by 長澤さん