10月17日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユウで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 越田 太郎丸 さんとサンポーニャ/ケーナ奏者の 瀬木 貴将さんです。

171017003

ライヴのオープニングはサンポーニャの奏でる自然の音、太郎丸さんの低音域でのテーマから導入された、太郎丸さんのオリジナル曲「Sobre as Nascenças」。
「誕生について」という意味が付けられたこの曲。
太郎丸さんと瀬木さんのデュオでの演奏では、地球に生命が生まれ、幾重にも分かれ、反映していく生命の壮大なテーマのようでした。

サンポーニャの本場はボリビア、太郎丸さんの主な活動フィールドはブラジル。
ですが、太郎丸さんと瀬木さんのデュオではフォルクローレに限らず、さまざまな国のリズム、音楽、さらにはガイアの躍動、自然のサウンドに満ち溢れます。

太郎丸さんと瀬木さんのライヴは、カフェ・ユウでも数を重ねていますが、今回もまた新たな曲が演奏されました。
Pedro」 は、瀬木さんも共作されたことがあるパット・メセニー・グループのペドロ・アスナールをイメージして太郎丸さんが創った曲。ペドロ・アスナールが住むアルゼンチン・ブエノスアイレスの街の雰囲気をイメージした曲です。

太郎丸さんのニュー・アルバム「TUBASA」に収録されている曲「Structure」は、シンセサイザーでサンポーニャの音を入れていたそうで、今回はサンポーニャの実音での演奏。
サンポーニャの音をイメージされてできた曲だけに、サンポーニャの新たな魅力溢れる曲でした。

瀬木さんのオリジナルからは、砂漠だったり、アマゾンの大密林だったり、日本の伊豆半島から見える「ムーンロード」だったり。
地球というひとつの星にある、さまざまな自然の顔が風の音の楽器で演奏されました。

冒険の旅路」は瀬木さんも親交のある冒険家の方のイメージも重なる曲。
「冒険家の方はチャレンジする人を決して笑わない」
瀬木さんのMCでのメッセージ。
いろんなことに挑み続けることへの勇気を与えてくれる音楽です。


来場くださいました皆さまにとともに、さまざまな生命躍動するこの星の賛歌のような音楽のひとときをシェアできましたことに感謝致します。

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Sobre as Nascenças (越田 太郎丸さんオリジナル曲) 
2. DESERT (瀬木 貴将さんオリジナル曲)
3. Pedro (越田 太郎丸さんオリジナル曲) 
4. Guitar solo:Vals criollo、sleepers
5. Structure (越田 太郎丸さんオリジナル曲) 
 
<2nd Set>
1. El Cóndor Pasa
2. Zampoña solo:密林 (瀬木 貴将さんオリジナル曲)
3. イマージェン (越田 太郎丸さんオリジナル曲)
4. MOON ROAD (瀬木 貴将さんオリジナル曲)
5. 冒険の旅路 (瀬木 貴将さんオリジナル曲)

<Extra>
Dry Valleys (瀬木 貴将さんオリジナル曲)