9月26日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユウで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ブラジル系ヴォーカルの TOYONO さんとラテンピアニストの 斎藤 タカヤさんです。

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ご自身もオリジナル曲を創るなど、アダルト・オリエンテッドなジャパニーズ・ブラジリアン・ミュージックを発信し続けるTOYONOさん。
本日のライヴの共演者は、「オルケスタ・デ・ラ・ルス」の現役ピアニストであり、さまざまなラテンフィールドで活躍されている斎藤 タカヤさんでした。

ブラジル meets サルサ!
によるDUOでの演奏は、また違ったTOYONOさんの魅力が引き出されたブラジリアン・ライヴでした。

セットリストに取り上げられたのは、ボサ・ノーヴァの曲。
ブラジル音楽への深いリスペクトに溢れたTOYONOさんが選んだ曲が、斎藤 タカヤさんのピアノに色を与えられ、そしてTOYONOさんの魅惑的な歌声によって、心地よいグルーヴと深みのあるサウンドになって、お店に満ち溢れました。

斎藤 タカヤさんのピアノも、ボサ調もあれば、ラテンファンクの色彩が盛り込まれたりと、TOYONOさんと斎藤 タカヤさんならではのアレンジが生まれました。

今回のライヴでは、初めての曲も2曲取り上げられました。
そのうちのひとつ「besame」は、Murilo Antunes/Flavio Venturiniの共作によるブラジル音楽。
ブラジルの公用語ポルトガル語とスペイン語は近いけれども違いも大きいそうで、「besame」 はスペイン語でポルトガル語ではまた違う言葉(Me beije)になるそうです。
この曲はTOYONOさんのアルバム「aquarela」に収録されていますが、ライヴではあまり歌われたことがないとのこと。
共演の方との組み合わせによって起きるケミストリー。それもライヴの醍醐味です。 


来場くださいました皆さまにとともに、アダルト・オリエンテッドなブラジリアン音楽のひとときをシェアできましたことに感謝致します。

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1-1 Desafinadoデサフィナード(Vinícius de Moraes/Tom Jobim) 
1-2 Só tinha de ser com vocêあなたでなければ(Aloysio de Oliveira/Tom Jobim)
1-3 Se Uma Estrela Aparecer 星に願いを(Ned Washington/Leigh Harline)
1-4 manhã de carnaval 黒いオルフェ(Antônia Maria/Luis Bonfá)
1-5 bananeiraバナネイラ(Gilberto Gil/Joao Donato)
1-6 aquelas coisa todas(Toninho Horta)
 
<2nd Set>
2-1 君は1000%(有川正沙子/和泉常寛) 
2-2 besame ベサメ(Murilo Antunes/Flavio Venturini)
2-3 inútil paisagem無意味な風景 (Aloysio de Oliveira/Tom Jobim)
2-4 A rã かえる(Caetano Veloso/Joao Donato)
2-5 Rock with you ロック・ウィズ・ユー(Rod Temperton)
2-6 água de beber おいしい水 (Vinícius de Moraes/Tom.Jobim)

<Extra>
E mas que nada マシュ・ケ・ナダ(Jorge bem jor)
 
1st-3, 2nd-1:Melodion by 斎藤 タカヤさん