新メニューのお知らせです。
今回は「腸内フローラバランス改善」をサポートするメニューを追加致します。

昨今では「腸活」という言葉も使われるように、「腸内フローラ」の重要性が注目されています。
「腸内フローラ」のバランスを良くするためには、「腸内フローラ」バランスを改善するのに寄与する微生物を摂取する「プロバイオティクス」と、大腸に共生する有益な細菌の選択的な栄養源となり、それらの増殖を促進する食品成分を摂取する「プレバイオティクス」の2つのアプローチがあります。

今回追加しますメニューは「プレバイオティクス」の観点から開発したメニューです。
人間の体に良い働きをする善玉菌を育てるのに最適な食材は、「食物繊維」とタマネギに多く含まれる「オリゴ糖」。
その食材をたっぷり使ったメニューが「タント ベジサラダ」です。

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「タント」はイタリア語で“たくさん”を意味する言葉。
「たぁ~んと」召し上がれのダブルミーニングでもあります。

ドレッシングに使用している「テフ」はエチオピア産のスーパーフード。
日本人に不足しがちな鉄分、カルシウムを豊富に含みます。さらにグルテンフリー食材というスグレモノです。

ミネラルは体内の生体活動に不可欠ですが、体内で生成することができない栄養素。
たとえば、マグネシウムは便を軟らかくする作用を持ち、排便しやすくします。また、酵素の働きを助けます。
さらに、腸のストレス緩和にも働くと考えられています。
カルシウムやマグネシウム、鉄の吸収は大腸で行われます。これらは吸収しにくいミネラルです。そこで、その吸収を助けてくれるのが善玉菌。
善玉菌の栄養である「タント ベジサラダ」にプラスして、マグネシウムやマンガンを含む玄米を一緒に食べるとさらに理想的になります。 


また今欧米で注目されている食習慣が「フレキシタリアン」です。
「フレキシタリアン」は柔軟を意味する「フレキシブル」と、菜食主義者を意味する「ベジタリアン」を組み合わせた造語で、直訳すれば「柔軟な菜食主義者」という意味になります。
基本は野菜中心の食事ですが、日常的に乳製品や卵を摂取し、時と場合によっては魚や白い肉を食べる食習慣で、「腸内フローラ」という観点から考えるとバランスが取れている食事法であると言われています。

その食習慣にぴったりのメニューが「タント フレキシタブルサラダ」です。

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生ハム+ポーチドエッグ+ゴーダチーズ」と「自家製ハーブ塩鶏」の2種類から選べます。

2つの新メニューを、どうぞお試しください。


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腸内フローラ」とは、まるでお花畑のように腸内細菌が生息している様子のことを言います。そして腸内に生息している細菌の種類は、一人一人みんな異なります。また腸内フローラの状態は、そのときどきの生活習慣や年齢、ストレスなどによっても影響を受け変化しています。
 
腸内細菌の働きには、主に
 ①腸内細菌は病原体の体内侵入に際して、それを排除するように働きます。
 ②私たちの体は食物繊維などを消化する能力はありませんが、腸内細菌がそれを消化してくれます。
 ③ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンKなどのビタミン類も腸内細菌が作ってくれています。
 ④腸内細菌は幸せ物質であるドーパミンやセロトニンを合成し、その前駆体を脳に送っています。
 ⑤免疫力のおよそ70%が腸内細菌と腸粘膜細胞との共同作業で作られていると言います。
  の5つの働きがあると言われています。