6月20日は木質空間のリヴィングルームのようなカフェで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによりますライヴエンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ピアニストの 守屋 純子 さんとベーシストの 佐瀬 正さんです。

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トリオからビッグバンドまで、オリジナル曲も精力的に作曲、演奏されている守屋さん。
そして、デュオのお相手は、日本で最初に6弦ウッドベースを演奏され始めた佐瀬さん。
守屋さんと佐瀬さんは共演機会も多いそうですが、そのほとんどがビッグバンドでの共演とのこと。
今回のデュオは、ビッグバンドでは伴奏に回る守屋さんと佐瀬さんが、ビッグバンド曲のメロディーを担当する、そんな演奏となりました。

守屋さんのピアノの音色から感じる私の感想は“小粋”。
オープニングはデューク・エリントンのナンバーの「In A Mellow Tone」で、小粋なスウィングで幕開けました。
セットリストはスタンダードと守屋さんのオリジナルを交えたスタイル。

1stセットでは、小学生などの後進の育成も精力的に行っている守屋さんが七尾市でも指導をされていた時に「長谷川等伯をイメージした曲」をリクエストされたのがきっかけで創られた「長谷川等伯組曲」から2曲演奏くださいました。
ひとつは「龍虎図」を題材にした「Tiger And Dragon」。

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守屋さんはこの絵をご覧になって、「龍と虎の目がかわいくて、漫画文化の先駆けだな」と感じられたそうです。
そして創られた曲は、どこかコミカルなニュアンスが漂う曲。

もう1曲は、長谷川等伯の代名詞的作品「松林図」

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「空間の多い墨絵の屏風で、空間がある事によって風が感じられる絵」、それを表現したいと書かれた曲で、この曲はベースのアルコ弾きでベースをフューチャーして演奏くださいました。
4オクターブまで音が出る6弦ベースの特性が存分に活かされた演奏でした。

2ndセットでは、守屋さんのおばさまが復刊した「貞子と千羽鶴」に想起された「A Thousand Cranes」、そして「アルジャーノンに花束を」の読書感想曲として創られた「Flowers」。
その文学世界が音となって表現されました。
また、サックスの方とのデュオで録音された守屋さんのオリジナル曲「Gentle Breeze」は、録音ではサックスがメロディーを演奏しているそうですが、今回のデュオでは守屋さんのピアノがメロディーを演奏するヴァージョンとなりました。

スタンダードでは、1stセットの最後からお客さまのリクエストをキーワードにセレクト。
今回のライヴでは、結果として「ビル・エヴァンス」フューチャリングとなりました。

来場くださいました皆さまにとともに、スタンダードと日本人のエスプリで生まれたオリジナルジャズの生演奏のひとときをシェアできましたことに感謝致します。

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. In A Mellow Tone
2. The Dolphin
3. Departure (守屋純子さんオリジナル曲)
4. Tiger And Dragon (守屋純子さんオリジナル曲)
5. Pine Tree (守屋純子さんオリジナル曲)
6. My Romance 
 
<2nd Set>
1. Eleanor Rigby
2. You And The Night And The Music
3. A Thousand Cranes (守屋純子さんオリジナル曲)
4. Flowers (守屋純子さんオリジナル曲)
5. Gentle Breeze (守屋純子さんオリジナル曲)
6. My Foolish Heart
7. Walking Down The Nakamise Street  (守屋純子さんオリジナル曲)
 
<Extra>
Israel

2nd-1:守屋 純子さんピアノソロ