2月7日は木質空間のリヴィングルームのようなカフェで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによりますライヴエンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 山口 友生さんとピアニストの 二村 希一さんです。

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山口友生さん、二村さん、ともに文京区在住経験があり所縁のあるジャズミュージシャン。
そして、共演経験も豊富なお二人。
ですが、まったく二人だけでのデュオでのライヴは初、とのことでした。

今回は、2016年11月10日にリリースされた山口友生さんのアルバム「Scirocco(シロッコ)」のレコ発ライヴでもありました。

ジャズにとどまらず、ブラジル音楽も演奏される二村さんとのデュオ。オープニングは、A.C.Jobimの「Triste」でした。
続いては、Oscar Petersonの「When Summer Comes」。
ブラジルサウンドも、そしてピアノトリオのジャズも、山口友生さんのアコースティックギターの爪弾きと二村さんのピアノワークで、それぞれの曲想のサウンドが生み出されました。

リーダーとしてももちろんのこと、アコンパニスト(伴奏者)としてもすばらしいプレイヤーである山口友生さんと二村さん。デュオでの演奏でも、フロントからアコンパニストへのスィッチングが見事で、すばらしい連携プレーを観るようでした。

レコ発ライヴ、ということで、アルバム収録曲からもいくつかセットリストに組み込まれました。
アルバムでも二村さんとのデュオで収録されている「Quiet Dance」。
その曲が生まれたエピソードも交えて演奏くださいました。

山口友生さんといえば、「ウクレレでスウィングする稀有なジャズギタリスト」としても知られています。
今回もウクレレとピアノでのデュオ(「Days Of Wine And Roses」)、そしてウクレレソロ(「Stardust」)での演奏を聴かせてくださいました。

アフリカにオリジナルがあるブルースナンバー「Harlem Blues」、
ロンドン生まれのジャズギタリスト Ronny Jordanをイメージした山口友生さんのオリジナル曲「Like Ronny」、
そしてアルバムタイトル曲でもある山口友生さんのオリジナル曲「Scirocco」と、かっこいいジャズサウンド満載の演奏。

そしてお二人とも好きだとおっしゃるブラジル音楽「Palhaço」。
響いて欲しい音色で響いて欲しいサウンドで演奏される「Palhaço」は、本当にうつくしい演奏でした。

アンコールに応えて演奏くださいましたのは、ちょっと変わったエピソードから生まれた爽やかな山口友生さんのオリジナル曲「スクール水着の午後」でした。

来場くださいました皆さまにとともに、すばらしい生演奏のひとときをシェアできましたことに感謝致します。

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Triste
2. When Summer Comes
3. There Is No Greater Love
4. Quiet Dance (山口友生さんオリジナル曲)
5. Days Of Wine And Roses
6. Harlem Blues

<2nd Set>
1. Stardust
2. Sweet Georgie Fame
3. Like Ronny (山口友生さんオリジナル曲)
4. Palhaço
5. Scirocco (山口友生さんオリジナル曲)
 
<Extra>
スクール水着の午後 (山口友生さんオリジナル曲)

1st-5:Ukulele by 山口友生さん
2nd-1:Ukulele solo by 山口友生さん
2nd-2:Pianoforte solo by 二村希一さん