1月31日は木質空間のリヴィングルームのようなカフェで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによりますライヴエンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ピアニストの 堀 秀彰さんとベーシストの 増原 巖さんです。

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ジャズの基本編成と言われるピアノ、ベース、ドラムスからドラムスを除いたデュオ編成で繰り広げられるジャズの演奏。
堀さんの丁寧な曲紹介は、ジャズへの道を優しく誘ってくれます。

本日のオープニングは、ジャズの発祥のひとつでもある“ブルース”のナンバーから1曲。
ジャズが好きな方にはお馴染みの曲から、ジャズを知らない人でも馴染みのある曲まで、さまざまな曲を織り込んで演奏くださいました。

「ジャズスタンダード」と言われるひとつに、元はミュージカルの曲だったものをジャズマンが取り上げて演奏し、ジャズの曲としても知られるようになったものがあります。
その場合、ミュージカルの元歌では語りから歌に移行する序章のようなパートがあり、これがジャズでは「バース」と言われるそうです。
ジャズの演奏ではしばしば省略されるバース。
本演奏では堀さんが「Over The Rainbow」をバースから演奏くださいました。

またBeBopというスタイルが流行った時代には、ある有名な曲のコード進行を元に全く違うメロディーラインを創るという手法が用いられました。
今回はジャズピアニスト マルグリュー・ミラーが「Days of Wine and Roses」のコード進行を元に創った超絶ジャズ「Promethean」を演奏&解説くださいました。

堀さんはヴォーカルの方とのデュオアルバムを、増原さんはトランペットとピアノというリーダーバンドのアルバムを1月25日の同じ日にリリースされました。
そのリリースされたアルバムの収録曲を、堀さんと増原さんのデュオ編成で演奏くださいました。

さらに、堀さんが1月20日に書いたばかりで、まだどのアルバムにも収録していない新曲も増原さんとのデュオで演奏くださいました。それは「But, She Likes Waltz」。
ちょっと意味深なタイトル。そのタイトルに隠されたエピソードもMCで語ってくださいました。

ピアノとベースの生音でのジャズへの誘い。

来場くださいました皆さまにとともに、すばらしいライヴのひとときをシェアできましたことに感謝致します。

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Frankie and Johnny
2. Waltz for Zweetie
3. That's Not Cool At All (増原さんオリジナル曲)
4. Singing To The Sky (堀さんオリジナル曲)
5. Over The Rainbow
6. Promethean

<2nd Set>
1. Miles Ahead
2. Broadway
3. But, She Likes Waltz (堀さんオリジナル曲)
4. For Pyotr (増原さんオリジナル曲)
5. Teddy
 
<Extra>
Just Friends