本日は火曜日の夜の音楽のひととき♪
第一線で活躍されているミュージシャンによりますリヴィングルームスタイルのライヴ「Tuesday Night Music Club」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴォーカル&ギター タイロン 橋本さんとピアニスト 橋本 啓一さんです。

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タイロン橋本さんと橋本 啓一さんは同い年で従兄弟同士という関係。
デュオでの演奏は今回の当店での演奏が初めて、とのことです。

タイロン橋本さんは、YMO、オルケスタ・デル・ソルでヴォーカルを務めた経歴をお持ちですが、ブルースやR&B、ソウルなど、いわゆるアフロ・アメリカン音楽の名手でもあります。
本日のセットリストは、そのアフロ・アメリカン音楽三昧。
ブルースにスピリチュアル、そしてタイロン橋本さんのオリジナル曲も、さまざまなアフロ・アメリカン音楽を演奏くださいました。

タイロン橋本さんおソウルフルなヴォーカル、そしてアフロ・アメリカンの方特有の語尾など、生粋のアフロ・アメリカンな歌声とギターで刻むリズム。
そこに加わるブルージーで、スウィングする橋本 啓一さんのピアノ。

お二人の奏でる音は、熱く心を揺すぶります。

ガンディーやマーティン・ルーサー・キング牧師と違い、黒人の人権回復運動の指導者でありながら公的な権力の座についたネルソン・マンデラ氏。マンデラ氏が自らを苦しめた人たちに報復することをしなかったことをタイロンさんは尊敬している、と語りました。
報復は報復を繰り返す。
マンデラ氏の行動は報復を無くすひとつの指針。
そのマンデラ氏を讃えるタイロンさんのオリジナル曲「Mandela」では、タイロンさんの掛け声とともにお客さまみんなで「Mandela」とコーラスしました。

予報よりは軽くすんだ風雨。
セットの最後は、「Dance In The Sunshine」でした。

風雨を気遣ってくださったタイロン橋本さんと橋本啓一さんのライヴでしたが、鳴り止まない拍手に応えて、アンコールは2曲演奏くださいました。
最後は、ダニー・ハサウェイのエピソードを語って、そのダニー・ハサウェイとロバータ・フラックが共演したジャズのスタンダード「For All We Know」。
タイロン橋本さんのソロ演奏・・・染みました。

来場くださいました皆さまにとりましても、楽しい音楽のひとときでありましたならば、幸甚に存じます。

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Hey, Look At You
2. Key To Your Heart (タイロン橋本さんオリジナル曲)
3. Blues In E
4. Woke Up This Morning
5. Bluesette
6. Feel Like Makin' Love

<2nd Set>
1. Gotta Keep On Loving You (タイロン橋本さんオリジナル曲)
2. Just The Two Of Us
3. Where Do You Go? (タイロン橋本さんオリジナル曲)
4. Mandela (タイロン橋本さんオリジナル曲)
5. Dance In The Morning

<Extra> 
1. What's Going On ?
2. For All We Know
 
E-2:タイロン橋本さんソロ