予想はしていたものの、やはり各メディアでお見掛けする層々たるシェフが実際に目の前で実演講習してくださるのはすごいことでした。

フランス料理のあくなき「美味しさ」を追求する姿勢、イタリアンの「食べ飽きない」美味しさ、それぞれに学ぶべきことが盛りだくさんで、そして、学ぶことによって「自分が目指したいもの、方向性」がよりクリアになってきました。
とは言っても、私が軸に据えるのは「ドリンク」なので、フードも扱うようになるのはいつのことになるか・・・ではありますが。

このマスターコースで学んだことは数知れずありますが、各シェフから様々な形で何度も学ばせていただいたのは「熱」という調味料の使い方だったように思います。
「火加減」こそは「塩加減」と同じくらいに料理の「美味しさ」を決める重要なものであり、そして難しいものであることを学びました。

「火加減」はそれこそ厨房設備と調理器具との組み合わせによってもベスト条件が変わるもの。なので、覚えるべきは「コンロの火の大きさ」ではなく、鍋やフライパンの中の食材の発する音や香り。
だから音や香りといったことが学べない「レシピ本」では知りえないことを学べたと思います。

レシピの数はもちろん、各工程の処理など、いっぱいの引き出しが増えたとも思います。
これからいろいろと応用をしていければと、そう思う今日この頃です。