今日は離社後に、カフェ・スイーツ専攻科の時にコーヒーのテイスティングでお世話になった企業の担当の方と打ち合わせを行った。
打ち合わせの内容は、4/10にドリンクサーブをする時のコーヒー豆の仕入れのご相談をさせてもらうため。
市販の豆を買ってもいいのだが、専攻科の授業の中で自分としても納得しかつ1Day Cafeの時にお客さん役の方にも好評をいただいた自分のオリジナルブレンドを、どうしても淹れてサーブをしたい、そういう願いから。

取引量や営業業態としては、お話にならないくらいに小口で気も引けたのだが、思い切って相談をしてみた。
このような申し出にも快く応じていただけて、先ずは感謝を致したい。
そして、私の希望の豆種と焙煎と比率をお伝えし、1kg単位で用意をできるか、またその場合の値段はいくらになるかを、追って連絡をいただけることとなった。
単なる商談話以外にもお話はさせていただいたのだが、その中で、
「お金は取られるのですか?」と質問をされたので、
「勉強だと思って全て自前でやるのです。」
と答えたら、
「う?ん」っとおっしゃった後に、次のように続けられた。
「できたら、例え、1杯10円でも20円でもいいから取られた方がいいと思いますよ。
 飲まれる方は「無料」だったら美味しかろうが不味かろうが不満を言うことなく飲んじゃいますよ。
 お金を取られることで、そのコーヒーの味をしっかりと味わって意見をされるようになりますから。」と

自分としては、まだお金をいただけるように味のブレが少ないコーヒーサーブができるか?
という部分の自身が無いこともあり、そういう機会をいただけることへの授業料として、今回のサーブによる対価は度外視をしている。それは今でもそのつもりでいる。

ただし、「お金を取ることで初めて価格に対する満足度の意見が芽生える」というのは確かだなぁ?とは思った。
自宅でホームパーティ形式でフードとドリンクをサーブする場合も、きっと無料だったらみんな「美味しい」とおおむね満足という回答をされるのかもしれない。

ドリンクサーブのお仕事はギャラリーで展示イベントがメインでその横で来場者にドリンクをサーブするお仕事なので、そういったお手伝いであれば対価を求めることはしないで良いと自分は思う。
その代わり、後々の話として場所を借りてドリンクサーブをメインイベントとする場合には、その際には直接お客様から対価をいただこうと思う。そのためにも、そういうイベントができると思えるように早くならねば・・・。