通っている学校で、店舗を出店したい人向けにオプションコースとして開催されるコースに受講を申し込んだ。

講師の方は、多くの出店コンサルを手がけられた会社の方。
授業では、その会社が直営されている店舗を例に、「どうやって行けばよいのか」を講義されていく。
今回、例として紹介される実際に出店されている店は、収支計算と実際の売り上げを比べると、正直に「失敗例」とおっしゃられたお店。
成功例ではなく、失敗例を題材にされることで、「どの部分の考え方が足りなかったのか」から逆説的に学べるのはとても有益なことだと思う。

第1回目は、「開発の方向性の設定の仕方」と「開発スケジュールに必要な項目と各所要日数」の概要説明があった。
開発スケジュールは、店舗の工事、メニュー立案計画、人員計画などが全て1枚の紙に収まる形で書かれており、またそうした方が良いという説明を受けた。

今まで専科で各章として学んできたものを、それぞれのリンク性と一緒に総合的に考えるやり方を教えてもらえるこの授業は、非常に有益だ。
受講してよかったと、本気で思った。