今日の授業は製パンの2回目。
前回は、パンを作るうえでの基本成分のみで作成する、いわゆるリーン配合と呼ばれるレシピでの製パン実習だったのだが、今回はこれに砂糖、卵、バターを加えるリッチ配合でのレシピによる製パンを実習で学んだ。

生徒が実際にこねて整形して作ったのは、テーブルロール。
400g近くの生地を2つに分け、片方はそのままプレーンで焼きに、もう片方はレーズンを生地に練りこんでレーズンパンとして焼きを入れた。

応用として先生がデモでのみ整形工程を見せてくれたのが、強力粉の代わりに全粒粉を使ったパンと、ホットドック用の縦長パン。
ホットドックのソーセージ焼き、整形は生徒の実習工程としてやらせてもらえた。
また、これに関係するレシピとして、「簡単ザワークラフト」の作り方も習う。

製パンの授業は生地発酵の時間が必要なため、1工程が終わってから次の工程に移るまで結構時間がかかる。もちろん加える水を温かいお湯にしたり温かい場所で生地発酵をさせるなど、発酵時間を短くする方法もあるがそれが好ましくないのは前回の授業で教わったとおり。

製パンの工程は生地を手でこねる時のなんともいえないふくよかな感触と、焼きあがった時に鼻腔いっぱいに感じる芳ばしい香りがたまらない。
これぞ、作り手の特権だと思う。
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