本日の授業は、製パンの実習。
これからしばらく実習は製パンが続く。

第1回目は、ピタパンとベーグル。
生徒が実際に作業をしたのはピタパン。ベーグルは講師の方のデモを見学し、出来上がり品を持ち帰った。

製パン実習の初め、ということもあり、製パンの材料に関する基礎、製パンの各工程の説明を受ける。
この学校の授業では、パン形成時に加える微温湯は「40℃にする」ということはしない。
実習の時に加えた微温湯は、十分に室温に戻した水を使用した。

40℃にすると、発酵の速度を速めることができる。授業時間内での製パンを終わらせるには手っ取り早い方法であることもきちんと説明を受けた。
しかし、本校では時間が掛かっても、イースト菌がもっとも効率よく活発に発酵作業をする「アルコール発酵」に適した温度(26?28℃)での生地発酵をさせることを第一として、講義が進められた。
※ちなみにとして、28℃以上の生地温度で実際に起っている発酵の種類とその結果どんな味のパンになるかの説明も受けた。

ピタパンは今回は鶏のひき肉と木綿豆腐の炒めたもの、それとフレンチドレッシングで和えた野菜サラダを具材としたものを作った。
またピタパンの焼きはオーブンではなくフライパンで行う方法を習った。
フライパンやホットプレートでも十分に作れるのは、とても簡便でいいなと思う。

ベーグルもホイロが無い場合、モルト液が無い場合の対処方法も合わせて説明を受けた。
またバリエーション例として、プレーン以外に、チーズをトッピングしたもの、レーズンを入れたもの、フランベリーを入れたものの分量の説明も受けた。

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