‘エスニック’という語で以って明確に料理の種類は定義されないそうである。
イメージとしては‘スパイシー’、‘アジアンテイスト’なものが‘エスニック’と総称されるらしい。

そこで今日はタイ料理のメニューに挑戦することとなった。

生徒が実習で作るのは以下の3品

・牛肉のハーブ炒め[パッ バイカパオ ヌア]
・トムヤンクン
・焼きビーフン[パッタイ]


これに加えて、先生がデモとして作ったのが以下の2品

・グリーンカレー
・アクアパッツァ


アクアパッツァとはイタリア料理の一つ。
通常は水だけを加えて作るのだが、トムヤンクンのベースを加える事でアジアンテイストな仕上がりができる。

最近ではタイやその他アジアの食材も本国と同じ物が手に入りやすい。
いくつかそのお店も教えてもらった。

料理は全て簡単。
とはいえ、肝心の味を決める調味料ソースの下ごしらえは担当の方が全て手配済み、ということもあるのだが。

焼きビーフンは冷めても十分に美味しかった。
こういうのはお弁当メニューには最適。

牛肉(ひき肉)のハーブ炒めは単品で給仕るのではなく、ご飯の上にプレーンオムレツを乗せ、その上に掛ける形で完成。
プレーンオムレツはなかなかに難しそうで、半熟の部分がとろぉ?っとするには鍛錬が必要なことが良く分かった。

今回はエスニックだが、オイスターソースは中国産のものを使用。タイ産のオイスターソースもあるのだが、塩分が薄めらしい。

また牛肉を炒める時に老酒を使用した。
肉の嫌な匂いを消すのには老酒が最適とのこと。

料理は全て美味しくできあがった。
先生が作成されたグリーンカレーも一人一人に分けて頂いた。
が、とにかく辛い。
嫌な辛さではないが、辛さが残る。
そこに先生からココナッツミルクで作ったアイスが配られた。
このアイスはタイ料理の締めとしては最高の味だった。

写真は自分達が作った3品に、グリーンカレー、ココナッツミルク・アイス、そしてアクアパッツァ(魚はメバルを使用)。
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