本日はイタリアン。
メニューは以下の3品。

・Penne alla Tofu
・Vongore Bianco
・五穀米のリゾット


「Penne alla Tofu」ではホイールトマトを使ったトマトソースの作り方をマスターする。
ペンネのトッピングにはモッツァレラチーズの代わりに絹ごし豆腐を使う。

トマトソースはサンマルツァーノというイタリア産トマトを使うのが基本。果肉が多く、酸味があるのがソースに都合がいいとのこと。
香り付けにはイタリアンパセリの茎やバジルの茎を煮込む際に入れることを知る。
今回は素材もシンプルに作ったが、甘味を加えたいときはタマネギなどの野菜の微塵切りを加えるといいとのこと。

トマトソースは冷蔵では3日。冷凍では1ヶ月持つとのこと。

今回実習で作ったのは「ペンネのトマトソース」だけだが、先生のデモではラタトゥイュ(イタリア語ならばカポナータ)、そしてミートソース(ボロネーゼソース)の作り方も実践してくれた。ラタトゥイュはトマトソースがあれば簡単で見た目も美しいのでいいな、と思った。さらにはソースとしての使い道も広いことを教えてもらった。

「Vongore Bianco」では、ペペロンチーノソースにアサリを加えて一手間でボンゴレソースになることを教えてもらった。
アサリを使う分面倒くさいかと思っていたのをいい意味で崩してもらった。

五穀米のリゾットでは通常の白米の代わりに五穀米を使用した。五穀米は雑穀が混じっているので生からではとても時間が掛かりすぎるので、五穀米をしっかりと炊いたものを使って作る方法を教わる。
一緒に煮込む食材には基本のタマネギに加え、ズッキーニと鶏モモ肉を使った。
リゾットのトッピングには鶏ムネ肉のソテーをあしらう。

イタリアンの調理はとにかく時間の効率の良い使い方が試される。ソースの出来上がりとパスタのゆで上がりを合わせる、具の下準備、ムネ肉のソテー・・・。3つのコンロでこの3つの料理を並列で作っていくのは、なかなかいい訓練だった。

またいろいろとイタリア料理の基本も教わる。
例えば。
・ニンニクは必ず芽の部分を取り外すこと。
・炒める時に使用するのは香りの少ないピュアオイルを、料理の仕上げでは香り豊かなバージンオイルを使うなど、オイルを使い分けること。

イタリアンは元々食べるのも作るのも好きなジャンルである。思ったよりも手が掛からず本格ものができることを改めて知り、普段の料理でもう少しちゃんとやってみようと思った。
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