本日は火曜日の夜の音楽のひととき♪
第一線で活躍されているミュージシャンによりますリヴィングルームスタイルのライヴ
Tuesday Night Music Club」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ブラジル系ヴォーカリスト 小田 雅子さんと
7弦ギタリスト 高田 泰久さんです。

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小田さんは、ヨーロッパの宮廷ダンスが元となって生まれた即興性の高い音楽スタイル「ショーロ」やボサノーヴァ以降に生まれたブラジルのポピュラー音楽を中心に歌っているヴォーカリスト。
「ショーロ」は数人の編成で演奏されることが多いスタイルなのですが、今回は7弦ギターとのデュオで演奏くださいました。

ブラジルはもともと生活していたインディオや、ポルトガルを初めとするヨーロッパからの移民、そしてアフリカから連れてこられた人々、日本からの移民など、多民族国家です。
そんないろいろな人々がひとつに集まるのに「歌う」ということが大きな役割を果たすそうです。
とにかくブラジルの人は歌うのが好きなのだそうで、インストゥルメンタルの曲にも歌詞を付けてしまうほどなのだとか。

小田さんは、曲の内容の紹介も交えながら、数々のブラジルのポピュラー音楽を歌ってくださいました。
「ポピュラー音楽」だけあって、私は初めて聴く曲ばかりだったのですが、とても耳馴染みがよくて、歌えないのですが一緒に歌いたくなるような曲ばかり。

「居酒屋でいざこざとなった二人が、一人がナイフを持って相手に対して「おまえを刺すぞ」と脅し、相手が「やめてくれ」というやり取りのリズムがサンバの起源だ」という「A História do Samba」など、サンバ・パレードで歌われるイメージが強いサンバですが、サンバはそれにとどまらずいろいろな曲があることも今回知りました。

25日日本の早朝にはサッカーの日本代表が予選リーグの最終戦を戦います。
その日本代表へのエールとして、「Desperar Jamais(決して諦めない)」を歌って下さり、お客様も一緒に歌ってくださいました。

ブラジルの音楽は実に多様性に富んでいることを、聴きながら楽しんだひとときでした。

来場くださいました皆さまにとりましても、楽しい音楽のひとときでありましたならば、幸甚に存じます。

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Tardes Cariocas
2. Orixá de Frente
3. Boca de Siri
4. Gaiolas Abertas
5. Diz Que Fui Por Aí
6. Carinhoso
7. Gosto de Você
8. Nossa Senhora do Silêncio

<2nd Set>
1. O Que Diz Meu Coração
2. Três Formas de Choro Para Uma Mágoa
3. Desde Que O Samba é Samba
4. A História do Samba
5. Profundo
6. Cai Dentro
7. Desperar Jamais
8. Muito Obrigado

<Extra>
O Bêbado e a Equilibrista

2nd-5 Guitar solo