10月19日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、リバウンド防止措置モードにて開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、サックス奏者の 井出 慎二 さんとピアニストの Fuming さんです。

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海外の音楽学校を卒業して帰国後から、あまたのスタイルでサックスの生演奏活動を行ってきた井出さん。
そんな井出さんでさえも、「バリトンサックスオンリー」での生演奏は初!とのこと。
この日はバリトンサックスを演奏する方なら分かる珍しいバリトンサックスを用いての演奏でした。


井出さんのバリトンサックスの演奏は、バリトンサックスならではの迫力あるサウンドに加えて、たとえば、Bebop曲での圧巻の演奏など、バリトンサックスの常識を覆すような演奏&メロディアスな表現でした。


また今回の生演奏では、バリトンサックスの魅力を伝えるために、バリトンサックス奏者のジャズの巨匠 Leo Parkerの曲「The Lion's Roar」とGerry Mulliganの「Festive Minor」もセットに組み込まれていました。

井出さんとFumingさんのデュオでの演奏では、Fumingさんのヴォーカル・パフォーマンスも愉しみのひとつです。今回は、歌&スキャットのパフォーマンスに加えて、歌詞の説明でもエンターテインメントな紹介で愉しませてくださいました。


1stセットのラストに演奏されたのは、生演奏当日のまさに前夜に井出さんが夢の中で得たメロディを書き起こしたもの。もちろん、初演。ですが、Fumingさんが即興で歌詞を載せられたりと、歌唱曲に育ちそうな予兆が既に見えました。

また1stセットでは、1曲だけ、このような編成もお目見えしました。

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小学校時代に手に取って演奏したピアニカとソプラノリコーダー。
それも井出さんとFumingさんの手にかかれば、アダルティな雰囲気のジャズの楽器へと早変わり。

もちろん愉しい、だけではなく、
今のご時世のことにも想いを巡らせてのトーク&パフォーマンスもありました。
それは、2ndセットの選曲、そして演奏に載せられて奏でられました。

こんなご時世だからこそ新たに感じたこと
でも
こんなご時世であっても
生演奏を愉しんでくださる方のために、
生演奏をより愉しんでもらうために

そんな想いがカタチになって、この日集ったみなさんとともに分かち合いました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、“おもてなし”がたっぷり詰まった“生演奏”のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. In A Mellow Tone
2. Anthropology
3. All Of Me
4. Fly Me To The Moon
5. Over The Rainbow
6. 貴方と夜とバリトンと (井出さんオリジナル曲)

<2nd Set>
1. Let It Be
2. The Lion's Roar
3. Festive Minor
4. Our Love Is Here To Stay
5. Confirmation
6. What A Wonderful World

<Extra>
Beethoven: “Pathetique” Sonata, 2nd movt.

1st-4:soprano recorder by 井出 慎二さん, pianica by Fumingさん

1st-3,4,6,2nd-4:vocal by Fumingさん