12月27日は、ハッピーサンデーの午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによりますライヴをお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 助川 太郎 さんです。

201227001

2013年よりソロギターワールドと題した独奏ライブを立ち上げて、フォルクローレ、タンゴ、クラシック、口琴、即興などたくさんの要素が渾然と一体となったステージ活動も行う助川 太郎さん。
今回も助川 太郎さんならではのソロギターワールドが展開されました。

1stセットのテーマは「2020年を振り返る」。
2020年に制作したアルバムに収録した曲を中心に、今年を象徴するロングバケーション中に作ったオリジナル曲などが演奏されました。

ゆったりした曲をゆったりと弾く
これは、思った以上に難易度を要するものとのことで、ましてやそれを他のミュージシャンに理解してもらうのは本当に難しいこと
譜面に書いてある先のことをどのように伝えるか?
それを突き詰めることで、助川 太郎さん自身にフィードバックされた「ゆったりと弾く」表現。
今回は、古き良きブラジル音楽「Rosa」で、味わわせてくれました。


MCも、ただ自分の想いを言葉にするのではなく、
自分が感じていることを、どの言葉を使えば、聞いてくださる方と共感し合うことができるか
と、丁寧に言葉を紡ぐ助川 太郎さん。

ギターで放つ音も同じように、どんな音色で奏でれば、この曲のすばらしいところを共感してもらえるか?
を考え抜いた音作りをされます。

オリジナル曲「マウンテン・チャイルド」は、同じ空間で共感し合うお客さまが思い思いに放つ音を取り込んで完成する構成になっているように、助川 太郎さんのソロワールドは、助川 太郎さん“独り”の音を聴かせるのではなく、お客さまと共感し合う、そんなステージです。

アンコールでは、この日訪れてくださったパーカッショニストの見谷 聡一さんとも共演くださいました。


悲しみやと儚さをうつくしさで彩るブラジル音楽のような助川 太郎さんの音の表現。
そして表現することの先の、共感し合えることまでにも想いを馳せたソロワールドステージ。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、助川 太郎さんのソロワールドのひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Insensatez (How Insensitive)
2. 北へ向かうサンバ (助川太郎さんオリジナル曲)
3. Rosa
4. Deixa
5. João e Maria
6. So Wonderful (助川太郎さんオリジナル曲)
7. Triste
 
<2nd Set>
1. 口琴Improvisation
2. 春のない男 (助川太郎さんオリジナル曲)
3. Pannonica
4. 春風 (助川太郎さんオリジナル曲)
5. マウンテン・チャイルド (助川太郎さんオリジナル曲)
6. El dia que me quieras
7. 土の道 (助川太郎さんオリジナル曲)
8. Pop'n Morning (助川太郎さんオリジナル曲)

<Extra>
Alegría Vida (助川太郎さんオリジナル曲)

Extra:guest 見谷 聡一さん(percussions)