10月20日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、男女4声ジャズコーラスグループ BREEZE とピアニストの 二村 希一さんです。

201020002

ジャズを歌い続けるコーラスグループだけでも稀有な存在なのに、男女4声の編成はさらに貴重な存在。
そのBREEZEが、完全生声でライヴを行うのもとても貴重とのこと!
この日もBREEZEのすばらしいハーモニーと響きを素のままに、皆さんで味わいました♪


BREEZEのライヴの各セットは、共演者の方のソロ演奏で始まります。
1stセットは「For Carl」と「Deep In A Dream」。
2ndセットは「What Am I Here For」と「Muito A Vontade」。
二村さんらしい選曲とフレージングはいつも愉しみです。

BREEZEの今回のオープニングナンバーは、映画「シェルブールの雨傘」で何度も歌われる「Watch What Happens」。

そして1stセットはジャズのスタンダードナンバーがずらり。
日本ではあまり歌っている人がいないスタンダード「The Late Late Show」も織り交ぜながら、BREEZE定番のナンバーや、カフェ・ユーではお初のものもあったり。
センチメンタルな秋にふさわしい選曲も織り交ぜてのジャズセットでした。

2ndセットは、朝の連続テレビ小説「エール」の歌唱指導をされているBREEZEらしい、幅広いジャンルのセット。
アルファベットを歌って覚える「ABC」から始まって、メキシコでは第2の国歌としてみんなが愛する「Cielito Lindo」から続けてラテン2曲。
ニューオリンズのストリートを題材にした「Basin Street Blues」ではいつものあの方がご登場。
シカゴからロサンゼルスまでのドライブを愉しんだあとは日本にやってきました。


BREEZEが歌唱指導している「エール」の主人公は作曲家の古関 裕而さん。
その古関 裕而さんの曲のアンケートをコロンビアレコードが行ったところ第1位に輝いた曲を、今回、テノールの中村マナブさんがアレンジして初演してくださいました。
そして、BREEZEの定番、坂本九さんが歌った名曲「見上げてごらん夜の星を」に続いて、クレイジーキャッツがテーマ曲として演奏していたジャズのスタンダード「Crazy Rhythm


セットが終わってのアンコールは、
「生きにくい世の中だけど、あなたがいてくれて本当によかった」
という内容のジャズ「I'm Glad There Is You

同じ空間で発声することによって生まれる4人の声のステキなハーモニーとパフォーマンスを、和やかなMCも交えての生演奏のひととき♪
そして、その生演奏を愉しんでくださるみなさま。
しみじみと、「あなたがいてくれてうれしい」という氣持ちが響き渡りました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ステキな声のハーモニーと響きと笑顔に満ちた音楽のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. For Carl
2. Deep In A Dream
3. Watch What Happens
4. My Favorite Things
5. The Late Late Show
6. Blue And Sentimental
7. Night And Day
8. Early Autumn
9. St. Vitus Dance

<2nd Set>
1. What Am I Here For
2. Muito A Vontade
3. ABC
4. Cielito Lindo
5. Historia de un Amor
6. Basin Street Blues
7. Route 66
8. 高原列車は行く
9. 見上げてごらん夜の星を
10. Crazy Rhythm

<Extra>
I'm Glad There Is You

1st-1,2,2nd-1,2:ピアノソロ by 二村 希一さん