7月7日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、アルトサックス奏者の ヤマカミヒトミ さんとパーカッショニストの 佐藤 直子さんです。

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アルトサックス、木製フルートプレイヤー
という域に限らず、ピアノ、そしてギター弾き語りと、表現の幅を持つヤマカミヒトミさん。

ヤマカミヒトミさんのアルトサックスそして木製フルートの演奏は、ソロで演奏されました。
「単音楽器」であるはずのサックス、そしてフルート。
しかしながら、ヤマカミヒトミさんの奏でる単音楽器はふくよかな音色、豊かな表現、そして他の楽器の音が聴こえそうな“間”が、しっかりと豊かに響きます。


そして佐藤 直子さんとのデュオ演奏パートでは、佐藤 直子さんのフットペダルもセットして、ナチュラルな音色のドラムセットが音色に加わります。

ヤマカミヒトミさんのピアノ演奏は、まるでドラマや映画のような世界を生み出し、佐藤 直子さんはそこに情感を表すようなエフェクトを音として加えるパーカッションスタイル。
時には“音”として、時には“曲”としてと、ふたつの表現を使い分けて、生演奏が繰り広げられます。

「曲を演奏する」というよりも、目には見えないけど身体では感じる“ナニカ”を音というカタチにして伝える。
その世界観は、今回のライヴの2ndステージのメドレーの冒頭“即興演奏”に表れるように、回を重ねる毎に“分かり合える二人ならではの音色の世界”がカタチとして表現されます。


佐藤 直子さんが“波”という状況を想起させた「Lugar Commun」では、まるでリオの海岸にいるかのような心地よい雰囲気でお店が満たされ、本編が幕を引いたあとにアンコールとして演奏された、ゆったりしたサンバ「Emoldurada」で、本当に心地よくココロもカラダも解きほぐされました。

繊細な音色と響き、そして表現力。
使用する楽器の枠、“ジャンル”という枠に収めることができない二人の感性、“演奏”という会話。
“鳴らす”、“聴かせる”ではなく、“在る”というナチュラルなスタイルの音に、今回も惹き込まれました。

 
本日も、来場くださいました皆さまにとともに、繊細でうつくしい感性の響きに癒されるひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 小春 (フルートソロ)
2. Rosa (フルートソロ)
3. めぐり逢い (アルトサックスソロ)
4. Vaidoso (アルトサックスソロ)
5. 空のはじまり (ピアノ&パーカッション)
6. Green Heart (ピアノ&パーカッション)
 
<2nd Set>
1. Medley
  1. Improvisation (フルート&パーカッション)
2. Letter From Home (ピアノ&パーカッション)
3. John (ピアノ&パーカッション)
4. Palhaço (ピアノ&パーカッション) 
2. Honey Bee (ギター弾き語り&パーカッション)
3. Lugar Commun (ギター弾き語り&パーカッション)

<Extra>
Emoldurada (ギター弾き語り&パーカッション)

2nd-2:コーラス by 佐藤 直子さん
1st-1,5,6:ヤマカミヒトミさんオリジナル曲