9月20日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

4月からは新たに、「フランス」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。
7月からフランスの“ワイン産地”にフォーカスして、さまざまなフランスワインの産地を巡っていきたいと思います。

フランスワイン産地を巡る旅の第三回目は「アルザス」に注目して、ワインを3種類セレクトしました。

190920004

フランスの国土から見れば辺境に位置するアルザスは、ライン川という交通手段のおかげで、古くから交易で栄えてきた地域。麦も採れることからビールの名醸地でありながら、ワイン産地としても秀逸で、かつ石炭や鉄鉱石にも恵まれ、交通の要所でもある。
そんな立地条件から、しばしばフランスとドイツが互いに領土に併合しようと争った場所です。

アルザスは複雑な土壌に恵まれ、西のヴォージュ山脈の恩恵から雨量が少なく、かつ夏の日照量が多いというテロワールに恵まれたワイン産地です。

アルザスはその独特の瓶の形状、さらには「ブドウ品種」をしっかりと明示したラベル(エチケット)が特徴です。
アルザスで産するワインの90%以上が白ワイン、しかもアルコール濃度が高く、辛口という特徴があります。

アルザスの高貴4品種のひとつであるゲヴュルツ・トラミネールは“ライチ”の香りがする白ブドウ品種ですが、ライチの香りがするワインを産するのはアルザス以外では出会ったことがありません。
そんなゲヴュルツ・トラミネールのほか、アルザスならではのワインを3種、セレクトいたしました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

190920002

190920001

190920003