4月28日は、日曜日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによりますライヴをお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴォーカル&カバキーニョの DENさんとパーカッショニストの COKKYさんによりますサンバ・ユニット「バランサ」です。

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ブラジルにはサンバの愉しみ方のひとつで、個人宅の敷地などで行う小規模で気楽なセッションスタイルを“パゴーヂ”と呼ぶそうです。
だれかの家に集まって酒でも飲みながらサンバしようといった気軽な感じで、誰かがカヴァキーニョやギターをかき鳴らすと、誰かがパンデイロやタンタン、タンボリンなどのパーカッションを叩きはじめる。そして皆が歌い踊り、愉快な宴会となる。

バランサ”のライヴはまさにこの“パゴーヂ”。
開始の合図があるのが“ライヴらしい”ところ、でしょうか?

しかもカフェ・ユーでは、ステージと客席の境界線はなく、さらにノンPA。
生音&生声のライヴは“バランサ”でも珍しく、ほぼカフェ・ユーだけ、とのこと。
この日も、お昼間からバランサのサンバを堪能致しました。


バランサのお二人にとって“サンバ”とは、
ブラジルで生まれ、伝統となっている“Samba”の曲を“ただ演奏する”だけに留まらず、
“自分たちの想いを表現する手段”でもある、そうです。
だから、日本語でのオリジナルサンバも歌うし、ブラジル生まれのサンバも“演奏”ではなく“表現”するのですね。

本日も圧巻のサンバメドレーが繰り広げられましたが、まさに“今”、DENさんがお客さまとの雰囲気から「次に歌いたい曲が降りてくる」ままに表現するものが時にブラジルのサンバであり、そしてバランサのオリジナルサンバであったりとするのですが、ブラジルのサンバ曲からバランサのオリジナル曲へのメドレーも実に自然で、歌詞の言葉が違えど根底に流れる“サンバ”という言葉は共通なのがわかりました。


そんなバランサのお二人の表現する“サンバ”が、お客さまをも一緒になって歌ったり、手拍子したり、踊ったり。
小さなお客さままでリズムに合わせて身体を揺らし。
お客さまと一体となって、本日もすばらしいサンバ・バンドが誕生しました♪


アンコールの曲はバランサのオリジナル曲「あいのうた」。
遠く離れても 必ず 会えると 信じているから 笑顔で手を振るんだ
離れても 離れない気持ちが ある限り いつでも 近くに 感じられるはず

普段は離れていても、バランサのライヴの時にはまた会える。
また茗荷谷の地でも会いましょう♪


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、熱く、愉しいサンバ三昧のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 雨上がりの空に (バランサ オリジナル曲)
2. おはよう (バランサ オリジナル曲)O Sol Nascerá ~ Folhas Secas
3. Foi Um Rio Que Passou Em Minha Vida
4. 流れては乾く涙 (バランサ オリジナル曲)
5. おまえがいる (バランサ オリジナル曲)
6. Exaltação à Mangueira
7. Amanhã
8. Aquarela Brasileira
9. Alegria
10. 歌にのせて~Sonho de Verão~ (浅草サンバカーニバル公式テーマソング) (バランサ オリジナル曲)

<2nd Set>
1. オリオン (バランサ オリジナル曲)
2. Novo Amor
3. 月がうるんだ (バランサ オリジナル曲)
4. Feijoada com sushi (バランサ オリジナル曲)
5. Malandro
6. A batucada dos nossos tantãs
7. Coração em Desalinho
8. 笑って唄うんだ (バランサ オリジナル曲)
9. 西へ東へ (バランサ オリジナル曲)
10. がんばれバランサ (バランサ オリジナル曲)  

<Extra>
あいのうた (バランサ オリジナル曲)