U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

【Galleria U_U】 coco. 個展 ☆ここ展9☆ 三日月のキイノート

7月1日からのガレリア・ユーの展示は、【水中庭園】coco. 個展 ☆ここ展9☆ 三日月のキイノートを開催致しております。

当店でハーブティでもコラボさせていただいている【水中庭園】coco.さんの個展を開催します。
今回のタイトルは「三日月のキイノート
新作イラストの原画や、絵本や雑貨などが並びます。

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また、在展イベントも開催いたします。

★在展イベント★
あなたのアリスお描きします】7月23日(日)13時~
・お一人約20分(即お渡し)
・¥1,800+カフェ代
・ご予約は Galleria Caffe U_Uまで 電話:03(3944)2356


展示は7/31(月)まで開催します。
どうぞ、お愉しみください。 

大塚店地図
東京都文京区大塚3-5-4 茗荷谷ハイツB1F
Tel/fax 03-3944-2356

東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車
2番出口を出て左折 徒歩2分


※来店の折にはカフェオーダーをお願いいたします
※休館日時がございます。詳しい情報はこちらをご覧いただきますか、
 03-3944-2356 ガレリア カフェ ユーにお電話にてご確認ください。

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.6.27 加納 奈実(sax.)& 苗代 尚寛(gt.)

6月27日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、サックス奏者の 加納 奈実 さんとギタリストの 苗代 尚寛さんです。

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加納 奈実さんと苗代さんは、前回以来の共演。
とは思えないほどの、加納 奈実さんのサックスの音色と苗代さんのギターの音色の溶け合い。

この日は、5月一ヵ月、ニューヨークに行っていた苗代さんのお話から、音楽のことなど、演奏だけでなく、思いなどを語るトークセッションも濃く、開催されました。

そして、演奏も、演奏するミュージシャン側の曲の難しさなどのトークとともに、セッション形式で音での語りも存分に愉しませてくださいました。

眠らない街ニューヨークの人々の脳さえも癒すジャズ。
その癒し効果を、加納 奈実さんと苗代さんのデュオによる音色で実感したセッションでした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、サックスとギターの音色が溶け合うサウンドでジャズの魅力を存分に愉しむひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<Set>
1. Hey, It's Me You're Talking To
2. Dreams So Real
3. Playing With Water
 ほか

全て: alto sax by 加納 奈実さん 

【Salone report】 2023.6.27 茶論トーク 英米児童文学の愉しみ

6月27日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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今回、谷口さんが取り上げました英米児童文学はノーマ・ジョンストンの「ロッタの夢ー オルコット一家に出会った少女」でした。

この本は新刊です。
谷口さんがこの本の原作を手に入れたのは1990年代のこと。ちょうど、若草物語に関する写真集を作っていた時期に当たるそうです。
この本の出版に時間がかかった理由の一つが、「ノーマ・ジョンストンさんの所在が特定できていない」ということ。ノーマ・ジョンストンさんが書かれた作品は多数あるのですが、本人の特定ができていない作家でもあるそうです。

作品自体のお話は、若草物語の作者、ルイザ・メイ・オルコットを含むオルコット一家がボストンに住んでいた時代に、ドイツからの移民家族とアイルランドからの移民家族とオルコット家の交流を描いたものです。
オルコット一家に関する部分はノンフィクションですが、ロッタを初めとするドイツからの移民家族、そしてアイルランドからの移民家族はモデルがいたのかもしれませんがフィクションです。
しかし、お話は、あたかもノンフィクションかのように、実にリアルに感じられる内容となっています。

そのひとつには、オルコット家が実際に暮らしていたボストンの当時の様子や街並みのレファランスがしっかりと描かれていることもあります。
谷口さんが訳された「ルイザー若草物語を生きた人」の原作者でもあるノーマ・ジョンストンですから、ルイザに関する手紙や日記もしっかりと読み込んでいますので、その辺りも「ロッタの夢ー オルコット一家に出会った少女」のリアルさを与えているのかもしれません。

小説の中で、第12章でロッタ少女の誕生日をオルコット一家も一緒に祝うシーンがあるのですが、この部分、若草物語を読んでいる方には、うれしくなるようなレファランスが出てきます。

また、この本の原題は「Lotta's Progress」なのですが、これは「The Pligrim's Progress」を意識してノーマ・ジョンストンが付けているタイトルとのことです。
The Pligrim's Progress」はオルコット一家の日常でも、そしてオルコット一家の日常をベースにした「若草物語」にもレファランスとして出てくる小説。そんなところにも、作者ノーマ・ジョンストンのルイザへの想いが現れている物語です。

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.6.20 『弦の友』 北床 宗太郎(vn.)& 梶原 圭恵(vn.)&角谷 奈緒子(va.) & 寺尾 陽介(wb.)

6月20日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの 北床 宗太郎 さん、ヴァイオリニストの 梶原 圭恵 さん、ヴィオラ奏者の 角谷 奈緒子 さん、ベーシストの 寺尾 陽介さんのカルテットユニット「弦の友」です。

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2台のヴァイオリンにヴィオラ
これにチェロだと、クラシックの弦楽四重奏の編成となります
が、「弦の友」はこれにベース(コントラバス)が加わる編成。

さらに、全員が「ジャズ」という言語に精通している4人。

ですので演奏が始まると、もうそれは「ジャズ」のライヴ!

それは、演奏する曲がジャズの曲だから
だけではなく、
コード進行を担う楽器がいなくても、コードの響きを4弦で奏で、
リズムを担う楽器がいなくても、全員が共通のスウィングやグルーヴの上で演奏するから、です。

今回もオープニングからジャズのスタンダード曲を4弦で愉しませてくださいました。

そしてジャズのみならず
K-pop、そしてJ-Popの曲も取り混ぜての演奏。
北床さんが仰るに、J-Popではバンドサウンドとしてドラムは欠かせない要素
それを「弦の友」では、弓で弦を叩くサウンドを持ちまわることで表現します。

さらに北床さんのライヴ・ワークのひとつである、「童謡のジャズアレンジ」。
今回は、この季節にぴったりの「茶摘」のジャズアレンジでした。

また「弦の友」では、梶原さんのセレクション曲や、ベースの寺尾さんのサウンドをフューチャーしたアレンジもあり、そしてこの日は、角谷さんのオリジナル曲で「弦の友」ではお馴染みの、でもほかのライヴではあまり演奏されない曲が演奏されました。

それぞれがリードを取ったり、ハモリを担当したり、通常の弦楽器ではない役を担ったり
と「弦の友」はこの日も4弦四重奏とは異なるスタイルのサウンドでさまざまな曲を愉しませてくださいました。

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、4弦カルテットによるジャズ演奏を堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. I've Got The World On A String
2. Footprints
3. Ditto
4. 茶摘
5. Asiatic Raes

<2nd Set>
1. Tricrotism
2. Here, There and Everywhere
3. 通勤しんどい  (角谷さんオリジナル曲)
4. 美しい鰭
5. Fascinating Rhythm

<Extra>
ルパン三世のテーマ

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2023.6.16

6月16日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2021年1月より、「イタリア」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。

アルプス山脈の南側から地中海に張り出した細長い地形のイタリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境であるため、国土のほとんどの地域で昔からワインが造られてきました
イタリアワインの魅力はなんと言ってもその多様性500種を超えると言われる土着品種に特化したり、国際品種を上手に取り入れながら、多様な気候と相まって土地の個性を表現したワインが生み出されています。

イタリアワイン産地を巡る旅の23回目は20箇所目「トスカーナ」のワインを取り上げました。

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トスカーナ州は日本では最も知名度の高い州で、ワインにおいても、ピエモンテ州とともにイタリアを代表する名醸地です。

トスカーナ州は、赤ワインの生産量が89%と際立って多く、キャンティやブルネッロ・ディ・モンタルチーノといった有名なD.O.C.G.をはじめとするDOCGとDOCの宝庫で、高品質な高品質なD.O.P.ワインが生産量の64%を占めています。そして、その高品質な赤ワインのほとんどがサンジョヴェーゼを主体にして造られています。

ですが、そんなトスカーナ州において、唯一の白ワインのDOCGワインがあります。それは「ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ」です。
ダンテの「神曲」やボッカチオの「デカメロン」にも登場するこのワインは、メディチ家の婚礼の贈り物にも使われ、またローマ法王や貴族にも親しまれました。しかし、20世紀に入る頃まで、ほとんど忘れられた存在でしたが、1966年にDOCに認められ、1993年DOCGとなりました。

またトスカーナの白ブドウ品種の代表格はトレッビアーノマルヴァジアです。
トレッビアーノは、フランスでは、ユニ・ブランと呼ばれる品種でコニャック用のブドウとしても知られています。
マルヴァジアはイタリアやスペイン、ポルトガルなど様々な国で栽培されています。
ポルトガルでは、ポートワインやマディラワインといった酒精強化ワインの原料として用いられています。

そして、ギリシャのサントリーニ島のヴィンサントに由来しているイタリアのワイン「ヴィンサント」。
イタリアの中北部各地でそれぞれの地域でDOCに認定されています。名前は同じヴィンサントでも、気候、土壌のみならず、ブドウの品種も全く違うヴィンサントなのです。
そしてトスカーナでは、「オッキオ・デル・ペルニーチェ(ヤマウズラの目)」と言うサンジョヴェーゼも使われるヴィンサントがあります。

今回はトスカーナ州の白ブドウ品種で造られたワインを3種類取り上げました。
今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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