U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.3.21 見谷 聡一(perc.) 堤 智恵子(sax) 二村 希一(pf.)

3月21日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、パーカッショニストの 見谷 聡一 さんとサックス奏者の 堤 智恵子さんとピアニストの 二村 希一 さんです。

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見谷さんと堤さんと二村さんの共通フィールド
それは“ブラジル音楽”

ということもあって
1stセットでは、ブラジル音楽のオンパレード
それもボサ・ノヴァなどではなく、サンバをはじめ、ブラジルならではの名曲がセレクトされての演奏でした。

そして1stセットの締めとしては、卒業シーズンということもあって、日本の昭和のアイドルの卒業をテーマにした曲をサンバのリズムで演奏されました。

2ndセットは、ジプシージャズ、昭和の歌謡曲、そしてジャズのスタンダード曲を取り上げつつも、演奏はサンバなどのブラジルのリズムという、ブラジル色で染め上げての演奏で愉しませてくださいました。

堤さんは、曲に合わせて、アルトサックス、そしてカーブドのソプラノサックスを使い分けながら
見谷さんは、パンディロを軸に、カホーンやさまざまなパーカッションをたたきながら
ブラジルのさまざまな曲と、ブラジルのさまざまなリズムでのアレンジで、愉しませてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ブラジル音楽の名曲、さらには名曲のブラジル音楽バージョンとブラジル三昧な演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. E Preciso Cantar
2. Tico-Tico no Fubá
3. Menina Moça
4. Amazonas
5. Não Deixe O Samba Morrer
6. 卒業

<2nd  Set>
1. Made in France
2. The Gift
3. 木綿のハンカチーフ
4. Beautiful Love
5. Cajueiro Velho
6. カリビアン イブニング ウィンド (堤 智恵子さんオリジナル曲)

<Extra>
Última Batucada

1st-1,2nd-1,3, Extra:soprano sax
他すべて:alto sax by 堤 智恵子さん

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2023.3.17

3月17日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2021年1月より、「イタリア」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。

アルプス山脈の南側から地中海に張り出した細長い地形のイタリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境であるため、国土のほとんどの地域で昔からワインが造られてきました
イタリアワインの魅力はなんと言ってもその多様性500種を超えると言われる土着品種に特化したり、国際品種を上手に取り入れながら、多様な気候と相まって土地の個性を表現したワインが生み出されています。

イタリアワイン産地を巡る旅の21回目は19箇所目の「シチリア州」の「エトナ」ワインを取り上げました。

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シチリア州の中心であるシチリア島東部に、積雪が見られる程寒冷な島のシンボル エトナ火山(3326m)があります。※火山活動が活発であるため標高の変化が早いようで現在のエトナ山は標高3343mともいわれています。
ヨーロッパ最大にして最高峰の活火山で、2013年には世界遺産に登録されています。今も頻繁に噴火していますが、その周辺ではブドウ造りが行われています。

ブドウ栽培の歴史も古く、古代ギリシャの植民地だったエトナ山麓では、紀元前7世紀からワイン造りが行なわれています。
エトナワインの生産量はシチリア全体の僅か3~4%にしか過ぎませんが、1968年にシチリアで最初のDOC 地区に認定された高品質のワイン産地です。

エトナ山の東側でブドウは栽培されており、標高300~1200mの場所に畑があります。
シチリア島は地中海性気候ですが、エトナはアルプス気候(高山性気候)と呼ばれています。
昼夜の寒暖差も大きく、ブドウはしっかりとした酸味を蓄えることが出来ます。またシチリア島の中では比較的雨が多く、収穫は遅い時期に行われています。

ミネラルと鉄分の富んだ火山性の土壌は、今までのシチリアワインのイメージとは全く異なり、綺麗な酸とミネラルに富む整然とした麗しいスタイル、膨らみのある長い余韻は強さではなく、洗練された品格を纏う、バローロやバルバレスコ、またはブルゴーニュにも相い通じるスタイルを感じさせます。特にエトナの伝統的土着品種、ネレッロマスカレーゼにおいては、素晴らしく奥深い味わいのワインを産み出しています。

近年はトスカーナや諸外国からエトナでワインを造り始めた生産者もいて、イタリア国内および海外でも非常に高い評価を受けるワイナリーが登場しています。エトナの大地の味わいを体現した伝統的なワイン造りに力が入れられていて、世界中でも稀有なワイン産地として注目を集めています。


「“エトナ”は“シチリア”と分けて理解するべきだと考えています。それほどにエトナはシチリアの他の部分とは異なるのです。地勢も、気候も、土壌も、文化までも。当然、そこから生まれるワインも独自のものになります」
とエトナの生産者の誰しもが言うくらい、そのワインは特有の個性を示します。


今回はシチリア州のワインの2回目として、エトナのワインを3種類取り上げました。
今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.3.14 加納 奈実(sax.)& 苗代 尚寛(gt.)

3月14日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、サックス奏者の 加納 奈実 さんとギタリストの 苗代 尚寛さんです。

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20世紀になってから生まれ、同じく20世紀に生まれた音楽“ジャズ”に取り入れられることで、ジャズの花形役者としての地位を獲得したた楽器“サックス”。
この夜は加納 奈実さんのサックスに苗代 尚寛さんのギターのサウンドで、ジャズをたっぷりと堪能させていただきました♫

加納 奈実さんと苗代さんは本日が初共演。
とは思えないほどに、加納 奈実さんのサックスの音色、フレーズに、寄り添い、引き立て、重なり合う苗代さんのギター。

加納 奈実さんの芯がありながらも伸びやかなサウンドが活きるミドルテンポのジャズスタンダード曲、そしてボサ・ノーヴァというセレクト。

この日は苗代さんのオリジナル曲も3曲、オンリスト。
それぞれの曲にまつわるエピソードのトークと合わせて、演奏くださいました。

この日は、メロウなテイストの選曲、そして演奏と、心落ち着かせてくれるひとときでした。

そしてアンコールではハッピーな終わりを、ということでブルースを選曲して、ごきげんなセッションスタイルを織り交ぜて演奏くださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ジャズの申し子 サックスのメロウな魅力を存分に愉しむジャズのひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. It Could Happen To You
2. Le Bourgeon (加納 奈実さんオリジナル曲)
3. Matahari
4. Estrada Branca
5. Song For Orange (苗代 尚寛さんオリジナル曲)

<2nd Set>
1. Palhaço
2. 6 To 11 (苗代 尚寛さんオリジナル曲)
3. Playing With Water
4. Darn That Dream
5. 小舟 (苗代 尚寛さんオリジナル曲)

<Extra>
Sandu

1st-2, 2nd-1, 3の途中から:soprano sax by 加納 奈実さん
ほか全て: alto sax by 加納 奈実さん 

【Salone Report】 2023.3.12 お茶 de フローライフ習慣

3月12日は、サローネ「お茶 de フローライフ習慣」を開催しました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪ 


「フロー」という状態は、
最高にリラックスしていながら、意識もはっきりしていて、かつ集中して行動ができている状態」を表す言葉で、その状態の時は心と身体と脳がしっかりと連携して、そしてその状態こそが「本来の状態」というのが私たちの解釈で、同義な言葉として広く知れ渡っている言葉に「マインドフルネス」があります。


マインドフルネス」状態に誘う手法にはヨガや瞑想、座禅などさまざまにありますが「喫茶」も有効な手段の一つです。

お茶 de フローライフ習慣」では、「喫茶」のティーとして「おひるねヨガ」ナビゲーターの鈴木 めゆさんと共同開発したオリジナル・ブレンド・ハーブティ、“飲むヨガ”こと「フローティ」をお出ししています。

集まったみなさんで交わす「おしゃべりカフェ」では、前回から今回までの間に体験したこと、から始まって、いろんな会話を交わします。


本日のジャーナリングテーマは「「 マインドフルネス」では居られない対人、状況、モノゴトはありますか?」でした。

先月の「マインド=フルネス」の解釈をベースに、脳波との関連性、
そこから「マインドフルネスではない状態」とその対処法をシェアしました。


いろんな経験から得た気付きを分かち合う機会としてのお茶 de フローライフ習慣」。
次回は4月30日(日)に開催致します。

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この日の采食顕美メニューは、“サツマイモのパセリクリームスープ”でした。

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.3.7 『弦の友』 北床 宗太郎(vn.)& 梶原 圭恵(vn.)&角谷 奈緒子(va.) & 寺尾 陽介(wb.)

3月7日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの 北床 宗太郎 さん、ヴァイオリニストの 梶原 圭恵 さん、ヴィオラ奏者の 角谷 奈緒子 さん、ベーシストの 寺尾 陽介さんのカルテットユニット「弦の友」です。

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2台のヴァイオリンにヴィオラ
これにチェロだと、クラシックの弦楽四重奏の編成となります
が、「弦の友」はこれにベース(コントラバス)が加わる編成。

さらに、全員が「ジャズ」という言語に精通している4人。

ですので演奏が始まると、もうそれは「ジャズ」のライヴ!

それは、演奏する曲がジャズの曲だから
だけではなく、
コード進行を担う楽器がいなくても、コードの響きを4弦で奏で、
リズムを担う楽器がいなくても、全員が共通のスウィングやグルーヴの上で演奏するから、です。

1stセットは北床さんのオリジナル曲やボサ・ノーヴァの名曲を織り交ぜながら、スタンダード・ジャズの演奏。

しかし2ndセットでは
梶原さんが選曲そしてアレンジしたJ-Pop
角谷さんがSTAY HOME期間中にSNSで出会ったポルトガルのミュージシャンのオリジナル曲
さらには北床さんアレンジのJ-Popと
ジャズ演奏者がもともとジャズではない曲を演奏すると、で愉しませてくださいました。

そして、北床さんのライヴ・ワークのひとつである、「童謡のジャズアレンジ」。
今回は、「春が来た」のジャズアレンジでした。

アンコールでは、2ndセットでも織り交ぜられたジャズ・マヌーシュ系の曲が取り上げて、
室内楽のような編成でありながら、最後はモンマルトルの丘の路上へと連れ出してくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、4弦カルテットによるジャズ演奏を堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. L-O-V-E
2. Triste
3. Lullaby of Birdland
4. Seaside Walk  (北床さんオリジナル曲)
5. Fascinating Rhythm

<2nd Set>
1. おもかげ
2. Flying to L.A.
3. Minor Swing
4. 春が来た
5. POP VIRUS

<Extra>
Place du Tertre
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