U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

【Salone report】 2024.2.13 茶論トーク 英米児童文学の愉しみ

2月13日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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今回、谷口さんが取り上げました英米児童文学は、フランシス・ホジソン・バーネットの「秘密の花園」でした。

新装版で、完訳が出たこともあって、その本とともに、作家 バーネットのこと、そして「秘密の花園」の魅力をお話しくださいました。


「外国の作家あるある」なのが、「どの国の作家と紹介すればよいのか?」があります。
生まれた国と活躍された国、そして国籍が違うということは欧州の作家にはよくあることなのだそうです。
今回のバーネットの場合、生まれは英国マンチェスターですが、作家活動を始めたのはアメリカ テネシー州に移ってから、そして「秘密の花園」はアメリカ国籍を取ったあとに出版されていますので、谷口さんは“アメリカの作家”と紹介するようにしているそうです。

秘密の花園」は、作中で“魔法”が起きるのですが、それは決してファンタジー要素が入っていない“リアル”な出来事で“魔法が起きる”お話です。

今回の新装版は、「青い鳥文庫」で3冊シリーズとして谷口さんが翻訳を手掛けられたものを元に、完訳として出版されたものです。
「青い鳥文庫」のように、ダイジェスト的に訳された“簡訳”では省略されることは、実は原作者がとても伝えたいことであったりもします。

ダイジェストにはダイジェストの良さがあり、そこからさらに深い愉しみがある完訳に触れる良さもある。
と谷口さんはお伝えくださいました。

作中でどんな“リアルな魔法”が起きるのか? を愉しむと同時に、作中の舞台、イギリスのヨークシャーで、ヨークシャー訛りで話す場面と標準語英語で話す場面が原作では描かれているのですが、“訛り”を翻訳するのは、翻訳者の方が悩まれるところでもあります。
今回の訳での谷口さんがされた工夫は・・・

それもぜひ、本を手に取って、愉しんでみてください。

【Live Report】 Afternoon Tea Live 2024.2.12 『Apricots』  古山 クリス(vo.)& 佐久間 優子(pf.)

2月12日は、祝日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏をお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴォーカリストの古山 クリスさんとピアニストの 佐久間 優子さんのデュオユニット『Apricots』です。

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アメリカ映画、とくにミュージカル映画と出会って、映画に出てくるアメリカンポップスやロック、ジャズスタンダードなどの歌に魅了され、歌い始めた古山 クリスさん。
そして、そのヴォーカルを、ダンスのリードのように華麗に導く佐久間 優子さんのピアノ。
二人のデュオのユニット名が『Apricots』。

元気が出る明るい色調が粒々っとならぶ、
そんな「アプリコット」のように、ハッピーでダンサンブルな演奏を繰り広げるデュオ。

今回は、『Apricots』では珍しいブルースも歌われました。
それはクリスさんが中学の頃に出会ったブロードウェイのレヴューで歌われているナンバー。
さらには、アメリカの子供向けマペットテレビ番組の中での代表歌など、ジャズのスタンダード曲にとどまらず、幅広いセレクションも『Apricots』の魅力。


また、クリスさんの英語歌詞での作詞作曲のオリジナル曲も『Apricots』のライヴの魅力。
今回は、クリスさんの憧れのダンサーとの夢を歌った「Dance With Me」を、演奏くださいました。
ジャズダンスもお好きなクリスさん。
そのクリスさんをリードするような佐久間さんの、踊りたくなるようなスウィンギーなピアノの演奏。

ここからは、クリスさんが冬になると歌いたくなるというミュージカルのナンバーに始まり、2月らしく“Lovely”な曲がたっぷり歌われました。

アンコールも、「君の愛がないとね」と愛らしい内容のジャズの曲でした。

本日も、アプリコットのビタミンカラーならぬビタミンサウンドのような明るく愉しく踊りたくなるようなスウィング三昧の演奏でした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ダンスを踊るように繰り広げられる歌とピアノのジャズ演奏のひとときをご一緒できまして嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<Primera etapa>
1. Come Rain Or Come Shine
2. Over The Rainbow
3. Exactly Like You
4. Embraceable You
5. I'm a Woman
6. Tenderly
7. Blue Sky
 
<Segunda etapa>
1. Blue Moon
2. Dance With Me (古山クリスさんオリジナル曲)
3. The Rainbow Connection
4. Wouldn't It be Loverly?
5. L-O-V-E
6. Honeysuckle Rose
7. I Feel Pretty

<Extra>
It's Only A Paper Moon

【Galleria U_U】 Select Gallery【エンギモノ】展

2月になりました。
2月のガレリア・ユーの展示は、「Select Gallery【エンギモノ】展」を開催致しております。

日本古来の考え方や、中国では、ヨーロッパ諸国では、アジアでは、と考え方によって異なりますが、

今月は、干支の龍や鳳凰のカリグラフィー、招き猫でも登場する猫の版画、後ろには進まないことから勝ちトンボと呼ばれるトンボの切り絵、ヨーロッパでは縁起物と言われるセミの水彩画など、動物をメインモチーフにした「エンギモノ」作品のセレクトギャラリー展を開催します。

作品は販売もしておりますので、ご興味お持ちくださる方はスタッフまでお声をおかけください。

ぜひご覧ください。

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作品展は2/29(木)まで開催します。
大塚店地図
東京都文京区大塚3-5-4 茗荷谷ハイツB1F
Tel/fax 03-3944-2356

東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車
2番出口を出て左折 徒歩5分


※来店の折にはカフェオーダーをお願いいたします。
※休館日時がございます。詳しい情報はこちらの“Event Schedule”ご覧いただきますか、
 03-3944-2356 ガレリア カフェ ユーにお電話にてご確認ください。

【Live Report】 Tuesday Night Live 2024.2.6 飯嶋 ももこ(vo.)& 鈴木 直人(gt.)

2月6日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴォーカリストの 飯嶋 ももこ さんとギタリストの 鈴木 直人さんです。

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飯嶋 ももこさんと鈴木 直人さんのデュオでは、ジャズのスタンダード曲はもちろんのこと、ポップス、そしてロックがセットに組み込まれます。

そして、いつもはエレキギターとのデュオ、
なのですが、この日は前日の雪の影響もあって、ミニマムスケールのセットでの演奏となりました。

鈴木 直人さんのアコースティックギターの音色からチョイスされたのは、ボッサ調でのジャズのスタンダード曲「It Might As Well Be Spring」だったり、またジャズ以外からも、アコースティックギターのまろやかで温かみのあるサウンドに合うアメリカンポップスが取り入れられました。

そして、飯嶋 ももこさんと鈴木 直人さんのデュオでは初となるJ-Popも。
サビでは、飯嶋 ももこさんと鈴木 直人さんのハモりもありました。

そして、カフェ・ユーの演奏では定番となっているディズニーソング、そして飯嶋 ももこさんが、鈴木 直人さんとの共演の時しか歌わないという「Purple Rain」もアコースティック・バージョンで演奏されました。

エレキギターの歪みとはまた違った魅力あるアコースティックギターでの歪みでの演奏もまた、格別でした。

さらには、アンプのスイッチを切っての“アンプラグド”での演奏もあり。
生歌と生ギターサウンドの演奏という贅沢をも味わうことができました。

ジャズ、ポップス、そしてロック。
いろんな種類の名曲を歌とギターでまろやかでいてカッコいいサウンドで、今宵もたっぷり愉しませてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、愉しいトークと痺れる歌と演奏三昧のひとときをご一緒できて嬉しいです♪ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Blue Rose
2. It Might As Well Be Spring
3. Devil May Care
4. The Moon, The Stars And You
5. In My Life
6. Will You Love Me Tomorrow
7. New York State Of Mind

<2nd Set>
1. Hero
2. Cheek To Cheek
3. Alice In Wonderland
4. 糸
5. Both Sides, Now
6. The Jody Grind
7. Purple Rain
 
<Extra>
What A Wonderful World

1st-5, Extra:unplugged
2nd-4:chorus by 鈴木 直人さん

【Live Report】 Tuesday Night Live 2024.1.30 『弦の友』 北床 宗太郎(vn.)& 梶原 圭恵(vn.)&角谷 奈緒子(va.) & 寺尾 陽介(wb.)

1月30日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴァイオリニストの 北床 宗太郎 さん、ヴァイオリニストの 梶原 圭恵 さん、ヴィオラ奏者の 角谷 奈緒子 さん、ベーシストの 寺尾 陽介さんのカルテットユニット「弦の友」です。

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2台のヴァイオリンにヴィオラ
これにチェロだと、クラシックの弦楽四重奏の編成となります
が、「弦の友」はこれにベース(コントラバス)が加わる編成。

さらに、全員が「ジャズ」という言語に精通している4人。

ですので演奏が始まると、もうそれは「ジャズ」のライヴ!

それは、演奏する曲がジャズの曲だから
だけではなく、
コード進行を担う楽器がいなくても、コードの響きを4弦で奏で、
リズムを担う楽器がいなくても、全員が共通のスウィングやグルーヴの上で演奏するから、です。

1stセットはジャズのスタンダード曲を中心にしながら、梶原さんと角谷さん、寺尾さんが一緒に演奏している別のバンド「Fiddlasstar(フィドラスター)」で演奏してる梶原さんのオリジナル曲を「弦の友」バージョンで演奏したり、デンマークのジャズバイオリニストの曲を取り上げたりと、アメリカだけでなく世界のいろんなジャズバイオリンの世界を演奏くださいました。

そして2ndセットでは
角谷さんがSTAY HOME期間中にSNSで出会ったポルトガルのミュージシャンのオリジナル曲でヴィオラをフューチャリングしたり、ジャズのスタンダードのバラードで寺尾さんのベースのアルコ奏法をフューチャリングしたりと、中低音の魅力も愉しませてくださいました。

さらには、J-Pop、そして北床さんのライヴ・ワークのひとつである「童謡・唱歌のジャズアレンジ」も「弦の友」で演奏されました
今回の童謡・唱歌は、庭駆け回っているような愉しいアレンジでの「」でした。

アンコールは、弦の友では初演奏となるJ-Popでした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、4弦カルテットによるジャズ演奏を堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. I've Got The World On A String
2. Bird of passage  (梶原さんオリジナル曲)
3. 花「Hana」
4. Hambo om bakfoten
5. You'd Be So Nice To Come Home To

<2nd Set>
1. I Didn't Know What Time It Was
2. Flying to L.A.
3. 雪
4. The Very Thought Of You
5. Silver Lining

<Extra>
Pretender
アクセス&コンタクト
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