来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪
本日出演くださいましたのは、ピアニストの 堀 秀彰 さんとベーシストの 増原 巖さんです。

堀さんはカフェ・ユーでのライヴではいつしか「テーマ」を決めてセットを組むことをスタンダードにしています。
今回のテーマは、1stセットが「冬を感じる曲」、そして2ndセットが「クリスマスソング」でした。
モダンジャズのスタンダード・ナンバーは季節を感じる曲もたくさんあります。
オープニングナンバーは、モダンジャズが育った街“ニューヨーク”の冬の風物詩がタイトルとなった「Skating In Central Park」。
「冬を感じる曲」ということで、堀さんのオリジナル曲で、冬のモチーフ、冬を喚起させるイメージがタイトルになった曲も選曲されました。
堀さんの選曲で面白かったのが「All The Things You Are」。
スタンダード・ナンバーとしてよく知られた曲ですが、「冬」とはどう結びつくのか・・・?
実はこの曲の歌詞は「恋」を“春”に例え、恋叶うまでの状態を“長い冬”に例えている、それで今回選曲されました。
「Pure Imagination」は、ジョニー・デップ主演のリバイバル映画のオリジナル版「夢のチョコレート工場」のための映画音楽で、映画のシーンで寒々しい家の様子が印象的なことでセレクトされました。
そして「冬を感じる曲」セットのラスト曲は、あまり聴き馴染みのない冬の曲として堀さんが探した中で出会った曲。タイトルの「Skatin'」から想像されるイメージとはほど遠いアグレッシヴな曲でした。
2ndセットは「クリスマスソング」セットとして、全曲、クリスマスソングでした。
今年は、例年に比べ、クリスマスの雰囲気が遅め、そして控えめな感じですが、それでもクリスマスソングは明るく、愉しい感じにしてくれるすてきな音楽。堀さんアレンジでのすてきなクリスマスソングをたっぷりと演奏くださいました。
「すてきなホリディ」は、クリスマスシーズンになるとある企業のCMソングとして、日本でとっても耳にする曲ということでタイトルを伏せて演奏というクイズ形式で演奏されました。
このレポートをお読みの方には、曲のタイトルから“何のCMソングか?”を想像してお愉しみください。
どんな状況であっても、
音楽は、そして生演奏は、聴く方の心を癒し、動かし、満たしてくれる。
生命維持に必要不可欠なものだと、生演奏に触れる度に感じます。
この日も、さまざまなモダンジャズ曲、そしてクリスマスソングの生演奏に心も身体もすっかりと癒されました。
6. Skatin'
4. Winter Wonderland
6. I'll Be Home for Christmas
7. Jingle Bells
<Extra>
The Christmas Song