U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

【Galleria Special Salone Report】 あなたのアリスお描きします

7月23日はテーブル席の一角を使いまして、7月のガレリア・ユウで展示してくださっているイラストレーター coco.さんの在廊イベント、「あなたのアリスお描きします」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

あなたのアリスお描きします」は、coco.さんがおひとり、おひとり、その方の希望のアリスをお聴きし、それをその場でイラストにしてご要望された方にお渡しするというイベントです。

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Coco.さんがお持ちの基本のアリスをベースに、リクエストされる方の要望も取り入れつつ、ラフスケッチを描き、そしてパステルを使って仕上げていかれます。
Coco.さんも、「ご自身では生まれ得ないアリス」とご対面されるこのイベントがとても大好き♪、とおっしゃるイベントです。

今回も“今までにないアリス”が9人も誕生しました。

Coco.さんとそれぞれの方とのコラボレーションで生まれた世界でひとつだけの、「あなたのアリス」。
次回もまたどこかで♪

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2023.7.21

7月21日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2021年1月より、「イタリア」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。

アルプス山脈の南側から地中海に張り出した細長い地形のイタリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境であるため、国土のほとんどの地域で昔からワインが造られてきました
イタリアワインの魅力はなんと言ってもその多様性500種を超えると言われる土着品種に特化したり、国際品種を上手に取り入れながら、多様な気候と相まって土地の個性を表現したワインが生み出されています。

イタリアワイン産地を巡る旅の23回目は20箇所目「トスカーナ」のワインを取り上げました。

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トスカーナ州は日本では最も知名度の高い州で、ワインにおいても、ピエモンテ州とともにイタリアを代表する名醸地です。

トスカーナ州は、赤ワインの生産量が89%と際立って多く、キャンティやブルネッロ・ディ・モンタルチーノといった有名なD.O.C.G.をはじめとするDOCGとDOCの宝庫で、高品質な高品質なD.O.P.ワインが生産量の64%を占めています。そして、その高品質な赤ワインのほとんどがサンジョヴェーゼを主体にして造られています。

伝統あるトスカーナ州のワインに、突如、センセーショナルな出来事が起こります。

それまでトスカーナ州の中でも、知名度が低かったボルゲリという地にて、無類のボルドーワイン好きだったマリオ・インチーザ・デッラ・ロケッタ侯爵が、親交のあったシャトー・ラフィット・ロートシルト家から、1944年にカベルネ・ソーヴィニヨンの苗木を送ってもらい、自家消費用として造りはじめました。
 当初、自家消費用のワインとして造られていましたが、1968年公爵が息子のニコロに経営を譲り、アンティノリの醸造家であったジャコモ・タキス氏を迎え入れると、ニコロとタキス両名はとにかく「美味しい」ワインを造ることにこだわり、ステンレス発酵タンク、長いマセラシオン、フレンチオークでの樽熟成など当時最新鋭の技術を導入。

1970年代当時イタリアのワイン法では、「DOCG」「DOC」「IGT」「Vino da Tabola(現在はVino)」の4つのランクに分けられており、上位のDOCGやDOCと認められるためには、イタリアの固有品種であるブドウを使用しなければならず、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロといった国際品種で造られたワインは、一番ランクの低いVino da Tabolaと格付けられました。

そんなワイン法が適用されるイタリアワインの中で、トスカーナ地方から国際品種を使った高品質ワインが次々に誕生しました。
イタリア中部、トスカーナ州で生まれた、モダンな造りのワイン。フランスのクラシカルなワインが「高級ワイン市場」を席巻していたそのときに、それは、ワイン法の伝統や格式に囚われずに自由に美味しさを追求した結果に生まれた産物でした。
 
スーパー・タスカンの元祖と言われ、スーパー・タスカンの頂点に君臨し続ける「サッシカイア」は、1968年販売を開始すると瞬く間にサッシカイアの評判が広がり、ボルドースタイルのトスカーナワインは世界に周知されることになりました。
そして、この功績が認められ1994年「ボルゲリ・サッシカイア」というDOC呼称を得ることとなり、単独のワイナリーがDOCとなった初のケースとして、イタリアワインの歴史を変えたのです。

1978年イギリスで最も権威のあるワイン雑誌「デキャンター」が主催するブラインド・テイスティングにおいて、シャトー・マルゴーなどの名門を抑え、「ベスト・カベルネ」にトスカーナワインの「サッシカイア」が選ばれたことが全ての始まり。世界トップワインに仲間入りしたサッシカイアに続けと、多くの資産家がワイナリーを建設、国際品種の植樹やバリック熟成などモダンなスタイルのワインが次々と生まれました。

それが「スーパー・タスカン」と言われるワインです。


今回はトスカーナ州のボルゲリで造られたワイン、そしてスーパー・タスカンの3種類取り上げました。
今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.7.18 浅見 卓矢(gt.)& 長良 祐一(dr.)

7月18日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 浅見 卓矢 さんとドラマーの 長良 祐一 さんです。

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カフェ・ユーでもユニットで出演くださっているギタリストの浅見 卓矢さん。
そして、同じユニットでドラマーとして活動されている長良 祐一 さん。

ジャズやロック、ポップスにソウルなど、いろんなフィールドでの活動もある浅見さんと長良さんは、デュオでは初、とのこと。

ジャズピアニストの名曲をギターとドラムだけで演奏したり、
アルゼンチンのギタリストの曲を取り上げたり、
はたまたスーパーフュージョングループの名曲をギターとドラム二人だけで演奏したり、
と、ジャズの“クロスオーバー”と呼ばれる雰囲気も醸しつつ、熱いセッションが繰り広げられました。

また、この日の浅見さんのオリジナル曲は、長良さんとのデュオを想定して書き下ろしたものがほとんど、とのことでした。

浅見さんも長良さんも、「曲の雰囲気」から好きになって演奏するタイプ
とのことでしたが、長良さん提案曲の歌詞を読んで、急遽歌うと決めたのが「アンパンマンのマーチ」。
その歌詞のすばらしさを伝えるように、しっとりと、大人な雰囲気のアレンジで演奏くださいました。


この日、浅見さん、長良さん、それぞれと親交の深いトランペット奏者の横川 はじめさんがいらっしゃったことから1曲ジョイントで演奏。
その曲は、長良さんが、とある有名な格闘家のリング入場曲を口ずさんでいた時に、途中から有名なジャズスタンダード曲に親和することからアレンジを思いついた曲でした。

ジャズ、のみならず、映画音楽あり、J-Popあり、
と、二人ならではの選曲、そして演奏で、たっぷり愉しませてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ギターとドラムでのいろんな演奏での音楽を愉しむひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Circle (浅見 卓矢さんオリジナル曲)
2. Lawns
3. Country
4. アンパンマンのマーチ
5. Stamp My Feet (浅見 卓矢さんオリジナル曲)

<2nd Set>
1. Cada Vez Que Siento Tu Amor
2. Zoe (浅見 卓矢さんオリジナル曲)
3. ばらの花
4. Ghostbusters
5. Fly Me To The 闘魂
6. Birdland
7. Rush (浅見 卓矢さんオリジナル曲)

<Extra>
Nenia (浅見 卓矢さんオリジナル曲)

1st-4, 2nd-3:vocal by 浅見 卓矢さん、長良 祐一さん
2nd-5:guest trumpet on 横川 はじめさん

【Live Report】 アフタヌーンティーライヴ 2023.7.17 「バランサ」 DEN(vo. cavaquinho. ), COKKY( perc, vo., gt. )

7月17日は、月曜日祝日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏をお愉しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴォーカル&カバキーニョの DENさんとパーカッショニストの COKKYさんによりますサンバ・ユニット「バランサ」です。

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ブラジルの大規模パレードではない、もうひとつのサンバの愉しみ方。
少人数集まって、「おいしい水」も飲みながら、気軽に楽しめるサンバのスタイル、パゴーヂ(Pagode)。
バランサの生演奏は、まさにパゴーヂスタイルです。

今日は猛暑日。
そんな中、「涼やかな曲を」と歌い始めたバランサのお二人。
ですが、サンバは歌う毎に、熱くなっていく音楽。

激しさはなくとも、迸る情熱、込められる感情。
涼やか、とはいかなくとも、和やかに、
今日は踊るためではなく、歌い、味わうためのサンバの演奏が繰り広げられました。


バランサのライヴでいつも感じること。
それは、
“サンバ”のライヴというのは、奏でる人から聴く人への一方通行ではなく、奏でる人と応じる人とのエネルギー反応で場のボルテージがぐんぐん上がっていくものである
ということ。


結成から31年。
その間、バランサの音楽と出会い、バランサの音楽とともに時を経てきた方もたくさんいます。
今日は20年ぶり、というサンバも演奏されました。

悲しみや苦しみに寄り添ってくれるサンバを歌い続けることで、
サンバを愉しむ、サンバで愉しくなる、を続けているバランサ


この日も、バランサのサンバで、その場にいるすべての人がひとつになって、サンバを愉しみました。

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、熱く、愉しく、心地よく、活力をもらえるサンバ三昧のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Folhas Secas
2. Pranto de Poeta
3. Minha Festa
4. Juízo Final
5. おはよう (バランサ オリジナル曲)
6. O Poder da Criação
7. Um Ser de Luz
8. メロディー (バランサ オリジナル曲)
9. 空を青く染めよう (バランサ オリジナル曲)
10. サンダー・マシーン (バランサ オリジナル曲)
11. 西へ東へ (バランサ オリジナル曲)
12. Mineira

<2nd Set>
1. Meu Laiá-Laiá
2. Maneiras
3. Não Quero Saber Mais Dela
4. Samba Da Melhor Qualidade
5. Pressentimento
6. Sem Ilusão
7. Feijoada com sushi (バランサ オリジナル曲)

<Extra>
歌にのせて~Sonho de Verão~ (浅草サンバカーニバル公式テーマソング) (バランサ オリジナル曲)

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.7.11 黒沢 綾( pf. & vo. ) & 小林 宏衣( pf. & vo. )

7月11日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

出演くださいましたのは、ピアニスト&ヴォーカルの 黒沢 綾 さんとピアニスト&ヴォーカルの 小林 宏衣 さんです。

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黒沢さんと小林さん。ふたりの弾き語りニストによる共演。
演奏とハモリの妙に加えて、アレンジの妙をも兼ね備えるお二人ならではの選曲、アレンジ、構成で繰り広げられる生演奏。

梅雨明け宣言はまだ出ていないものの、夏真っ盛りのような暑さの日。
そんな暑さを忘れるような、心地よい涼風のような二人のハーモニー。

雨にちなんだ曲も歌いつつ、モータウンシンガーの夏にちなんだ曲やJ-popなど、今回は夏をテーマにした曲もセレクトされました。

元はブラジル音楽、だけれども英語歌詞も付いた曲では、タイトルも、そして歌詞の内容も変わっているという説明をされた後で、ポルトガル語歌詞と英語歌詞、両方を歌ってくださいました。


黒沢さんと小林さんのデュオの特徴的な選曲が“J-Pop”とのこと。
今回はたっぷりめにセレクトして、演奏くださいました。

演奏する黒沢さんと小林さん、そしてお客さままでもが打ち解けあって、ゆったり、まったり、同じ時を過ごすひととき。
常に笑いの絶えないトークと、
ずっとずっと聴いていたいハーモニー。


そして、前々回の冬、前回の春、とアンコールでは驚きの日本の曲を選曲されていたのですが、今回もまた驚きの選曲、30年前のJ-Popで愉しませてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、愉しいうちにゆったりまったりとトキが過ぎていく心地よい生演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪
 
♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. プロポーズ
2. Sunrise
3. Once I Walked In The Sun
4. Rainy Days And Mondays
5. 太陽と埃の中で
6. Vento Bom

<2nd Set>
1. Never Dreamed You'd Leave In Summer
2. Travessia/Bridges
3. Think About You (小林 宏衣さんオリジナル曲)
4. When The World Turns Blue
5. 夏の月
6. 傘ひとつから (黒沢 綾さんオリジナル曲)

<Extra>
夏の日の1993

1st-1,2,3,2nd-4,5,6:黒沢 綾さん on pianoforte
1st-4,5,6,2nd-1,2,3,Extra:小林 宏衣さん on pianoforte
1st-6途中から:黒沢 綾さん&小林 宏衣さん on pianoforte
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