U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.5.9 山口 廣和(gt.)

5月9日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 山口 廣和 さんです。

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世界中で奏でられているギター、そしてそのルーツであり、派生した楽器。
そんな多様性を取り入れてひとつに融合するギターサウンドを奏でる山口 廣和さん。
“ソロ演奏”は、そんなギタースタイルのサウンドと音楽の探究者である山口 廣和さんの魅力をストレートに堪能できるステージングです。

山口 廣和さんのギター演奏では、さまざまな奏法にて多彩な音や響きで音を紡いでいき、ギターという楽器の可能性の広さと深さを感じます。
さらに、使用しているのが7弦ギターであることから、ソロ演奏でありながら、ギターとベースのセッションのような感じがします。

今回は山口 廣和さんのオリジナル曲を軸にしつつも、ジャズのスタンダード曲も多く演奏されました。

ジャズのヴォーカリストの巨匠が歌っている演奏を聴くことで、楽器のみの編成での演奏よりも旋律の機微が浮かび上がってくることで、その曲の魅力をより掴まれた、そんなジャズのスタンダード曲を演奏されたその演奏は、まるでギターで、さらにはリュートで、歌うかのようなソロ演奏でした。

そう。
山口 廣和さんといえば、リュートの演奏。
リュートは楽器の特性上、生音での演奏に限られ、その点、カフェ・ユーの大きさと壁の質感、さらにはソロ演奏という組み合わせはリュート演奏に最適とのことで、毎回、演奏くださいます。
しかも最近はバロック期の復元リュートでの演奏。

バロックリュートのための曲ではなく、バロックリュートでジャズのスタンダード曲を演奏されるのは、なかなか貴重で希少な経験だと思います。

セット中に、来場くださったお客さまからのリクエストを募られ、「Misty」を演奏されたり、またアンコールでは、今月のギャラリーの展示作品の印象による即興演奏をリュートで演奏されたりと、この日この場に居合わせた故の演奏も今回は愉しめました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ギターサウンドの多様で多彩な魅力をたっぷりと堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Rotisserie Faure (山口 廣和さんオリジナル曲)
2. Lop Ear (山口 廣和さんオリジナル曲)
3. Hand Me Down (山口 廣和さんオリジナル曲)
4. Embraceable You
5. Alone Together
6. Peri's Scope

<2nd Set>
1. My Spoon (山口 廣和さんオリジナル曲)
2. Nobody Is Watching (山口 廣和さんオリジナル曲)
3. All Of You
4. Misty
5. Summertime
6. Lute Song (山口 廣和さんオリジナル曲)

<Extra>
展示作品からの印象による Improvisation

1st-5, 2nd-5, Extra:baroque Lute by 山口 廣和さん

【Galleria U_U】 新津隆康展 ~春は花 夏は緑 秋はもみじで冬はさむい 絵は新津隆康~

5月になりました。
5月のガレリア・ユーの展示は、「新津隆康展 ~春は花 夏は緑 秋はもみじで冬はさむい 絵は新津隆康~」展を開催致しております。

花や木、山や川・・・そして輝く太陽。私たちの目に馴染み深い、そこここにある自然をモチーフに、シンプルでありながら力強い筆致と鮮やかな色彩で描かれた油彩画。

洋画でありながら、和の魂と生命力が滾々と湧き出ているかのように感じます。

もしかすると、心の奥底に実は密かに抱いているある種の「ほとけ」や「浄土」のようなものを形にしたら、こんな風景なのかもしれません。

力強さとポジティブさ、そこに人間らしいユニークさのエッセンスをミックスしたようにも感じる油彩画展。

ぜひご覧ください。

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作品展は5/30(火)まで開催します。
大塚店地図
東京都文京区大塚3-5-4 茗荷谷ハイツB1F
Tel/fax 03-3944-2356

東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車
2番出口を出て左折 徒歩5分


※来店の折にはカフェオーダーをお願いいたします。
※休館日時がございます。詳しい情報はこちらの“Event Schedule”ご覧いただきますか、
 03-3944-2356 ガレリア カフェ ユーにお電話にてご確認ください。

【Live Report】 Afternoon Tea Live 2023.5.3  北村 真紀(pf.)& 石井 信義(gt.)& 松村 拓海(fl.)

5月3日は、祝日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏をお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ピアニストの北村 真紀さん、ギタリストの 石井 信義さん、フルート奏者の 松村 拓海さんです。

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北村さんと石井さん、松村さんのトリオライヴは北村さんのオリジナル曲中心にリストが組まれますが、今日は少し趣を変えて。

今日は、セットを通して、ある方に想いを馳せながら、
愛おしくて尊い想いを持ちながら、の演奏を組まれたそうです。
それもあってか、オープニングは北村さんのピアノから、祈りの曲のような雰囲気を帯びた音が放たれ、その音にフルート、ギターが音を重ね、静かに、そして安らぎを与える、慈しみに溢れるサウンドを創っていきました。

そして、今回は1stセットでも1曲。
そして2ndセットでは、ほぼすべて、カヴァー曲が演奏されました。

悲しみの向こうに誰かの未来が・・・
捕らわれた二人 だけど 生きる喜びに溢れ・・・
失いことも 得ることもある人生・・・

一つの事柄から生じた結果や判断が、ともに成り立つと同時に矛盾している状態
そんな二律背反のような感情から選ばれたような曲たち。
でも、そのいずれもは、その先に希望の存在を感じさせる曲。

アンコールの北村さんのオリジナル曲まで含めて、それは、今日のライヴで一貫して、演奏となって奏でられました。

北村さんが感じたことが曲になったものを、
北村さんのピアノ、石井さんのギター、松村さんのフルートで音楽になることで
私たちにも感じるカタチになって伝わるトリオのライヴ。



本日も、来場くださいました皆さまにとともに、心の芯から放たれる音色が重なり合って音楽になる生演奏のひとときをご一緒できまして嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. ぼくの空 わたしの雲 (北村さんオリジナル曲)
2. 糸雨 (北村さんオリジナル曲)
3. 花は咲く
4. オレンジ色の空を見上げて (北村さんオリジナル曲)
 
<2nd Set>
1. Both Sides Now
2. Dear My Family (北村さんオリジナル曲)
3. La Leggenda Del Pianista Sull'Oceano
4. Antinomy
5. Reborn

<Extra>
雨と涙と (北村さんオリジナル曲)

【Salone Report】 2023.4.30 お茶 de フローライフ習慣

4月30日は、サローネ「お茶 de フローライフ習慣」を開催しました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪ 


「フロー」という状態は、
最高にリラックスしていながら、意識もはっきりしていて、かつ集中して行動ができている状態」を表す言葉で、その状態の時は心と身体と脳がしっかりと連携して、そしてその状態こそが「本来の状態」というのが私たちの解釈で、同義な言葉として広く知れ渡っている言葉に「マインドフルネス」があります。


マインドフルネス」状態に誘う手法にはヨガや瞑想、座禅などさまざまにありますが「喫茶」も有効な手段の一つです。

お茶 de フローライフ習慣」では、「喫茶」のティーとして「おひるねヨガ」ナビゲーターの鈴木 めゆさんと共同開発したオリジナル・ブレンド・ハーブティ、“飲むヨガ”こと「フローティ」をお出ししています。

集まったみなさんで交わす「おしゃべりカフェ」では、前回から今回までの間に体験したこと、から始まって、いろんな会話を交わします。


本日のジャーナリングテーマは「「 与えることができる人」とは、どんな人だと思いますか?」でした。


たとえば、人に褒められたとき
「いえいえ、そんな」と返すのは、相手の好意を拒否することにもなりかねません。
「ありがとうございます」と受け取るのもすばらしいことです。
では、与えることができる人だと、どのように返すか・・・
ロールモデルを引用して紹介しました。

ほかにも、呼吸法など、今日もさまざまな情報を交換し合いました。


いろんな経験から得た気付きを分かち合う機会としてのお茶 de フローライフ習慣」。
次回は5月13日(土)に開催致します。

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この日の采食顕美メニューは、“オールブランのカッサータ”でした。

【Live Report】 Afternoon Tea Live 2023.4.29 トレス・パッサリーニョス & 鈴木 厚志

4月29日は、土曜日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏をお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、女性三声によるボサノーヴァ・ヴォーカル・グループ『トレス・パッサリーニョス』とピアニストの 鈴木 厚志さんです♪

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ボサノーヴァを歌うヴォーカル・グループ、しかも女性三声というのは世界的にも稀有な編成とのこと。
ブラジルの公用語ポルトガル語で「三羽の小鳥」を意味するトレス・パッサリーニョスは、ハイヴォイスを歌う EMiKOさん、ミドルパートのAkikoさん、そして低音域を歌うItsueさんの三人のボサノバコーラスグループ。
今回は、鈴木 厚志さんのピアノも含めて、完全生音での演奏でした。


日本でも好きな方が多いボサノーヴァはもちろんのこと、ブラジルらしいうつくしいメロディーを持つブラジル音楽をコーラスアレンジにして、ステキなハーモニーで歌うトレス・パッサリーニョス。

また、前回、カフェ・ユーに出演くださったときに、何気なく言葉を交わしたのがきっかけと
日本の唄を“トレス・パッサリーニョス”アレンジにして今回披露くださったのは「守ってあげたい」。

2ndセットに入ると、
セットのオープニング曲「As Praias Desertas」はアカペラで。
トレス・パッサリーニョスのライヴでは必ず歌う、グループの代名詞的な「So Danço Samba」。
Akikoさんがスキャット・コーラス・グループとしてのトレス・パッサリーニョスの魅力で愉しませるために作曲した新曲(まだ曲名は付いていないそう)。
そして、EMiKOさんが今やトレス・パッサリーニョスのために取り上げている、ブラジル音楽風味に仕立てた日本の歌謡曲「ゴンドラの唄」など、
トレス・パッサリーニョスのさまざまな魅力をたっぷり味わう構成でした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、うつくしく緻密なブラジル音楽を女性三人の歌声のハーモニーで愉しむ生演奏のひとときをご一緒できまして嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. The Red Blouse
2. Garota de Ipanema
3. August Day Song
4. A Rã
5. 守ってあげたい
6. Canto de Ossanha

<2nd Set>
1. As Praias Desertas
2. So Danço Samba
3. not yet-titled(Akikoさんオリジナル曲)
4. Ate Quem Sabe
5. ゴンドラの唄
6. Tristeza

<Extra>
Falsa Baiana

2nd-1:a cappella by トレス・パッサリーニョス
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